フースーヤ

日本のお笑いコンビ

フースーヤは、吉本興業大阪本社に所属する田中ショータイムと谷口理からなる日本お笑いコンビ大阪NSC38期生[2]

フースーヤ
メンバー田中ショータイム
谷口理
結成年2016年[1]
事務所吉本興業
活動時期2016年 -
出身NSC大阪校38期[2]
出会い兵庫県立須磨友が丘高等学校
旧コンビ名クレイジーダイヤモンド、アマテラス
現在の活動状況テレビ・ライブ など
芸種漫才
ネタ作成者谷口理
過去の代表番組新しい波24
AI-TV
同期四千頭身
エルフ
天才ピアニスト
公式サイト公式プロフィール
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YouTube
チャンネル
活動期間2017年 -
ジャンルコメディ
登録者数3.38万人
総再生回数399万回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2023年12月10日時点。
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メンバー

田中 ショータイム(たなか ショータイム 1993年7月10日 - )(30歳)[3]
ノリ担当[1][注 1]。立ち位置は向かって左。
本名は、田中 翔(たなか しょう)。
兵庫県神戸市出身[3]
身長178 cm、体重59 kg[3]血液型O型[3]
趣味は、スポーツ全般(特にサッカー)、音楽鑑賞を歌うこと、洋服を見る買う、ゲーム[3]
特技は、歌、ウクレレ、ヘアセット[3]
自称、多田健二COWCOW)似。
谷口 理(たにぐち おさむ 1993年5月1日 - )(31歳)
ボケ担当[1]。立ち位置は向かって右。
兵庫県神戸市須磨区出身[3]
身長170 cm、58 kg[3]。血液型O型[3]
趣味は漫画(特に週刊少年ジャンプ)、テレビゲームスマホゲームバレーボールイオン巡り、掃除[3]
特技はヘリコプターのマネ、声優大塚芳忠のモノマネ、逆立ち歩行、バレーボール、映画や漫画のセリフ暗記、ゲームのやり込み[3]

略歴

兵庫県立須磨友が丘高等学校の同級生で[1][5]、高校2年生の時に合同クラスで一緒になった。お笑い芸人になりたいと公言していた谷口が、田中にトイレに連れていかれ「俺もやねん!! 一緒に吉本へ行こう!!」と告白され、コンビを組むことを決めた[1][6]2015年神戸学院大学在学中に吉本興業の養成所大阪NSCに入所[5]

最初のコンビ名は「クレイジーダイヤモンド」だったが、養成所の授業のアシスタントをしていた先輩芸人から「クレイジーが付く芸名は終わるからやめとけ」と助言され、「アマテラス」に改名。しかし、東京吉本の同期に同名のコンビ[注 2]がいることが分かり、コンビ名をかけてネタ合戦をやったところ大敗北。他に良い名前の候補が出てこず悩んでいたところ、谷口がやっていた『ファイナルファンタジー』の登場キャラクターに個性的な名前が多かったことから、田中が「適当に決めてくれ」と頼み、挙がったのが「フースーヤ」であった。文字の並びの珍しさを気に入り、後付けの理由ではあるが珍しいネタをする変なコンビと思ってもらえるだろうという意図を込めて決定した。その他のコンビ名の候補には、「カイナッツォ」「神戸マカロニサラダ」があった[5]

2016年頃に完成した1本目のネタを引っさげて、若手芸人発掘バラエティ『新しい波24』(フジテレビ)のオーディションに参加し、合格[1]。同年12月27日放送の『新しい波24』でテレビ番組初出演。この放送回にゲスト出演した岡村隆史ナインティナイン)は、番組出演者の中では、フースーヤをお気に入りとして挙げた[8]

2017年5月バラエティ番組本能Z』(CBCテレビ)の結成3年目以内の注目の若手が出演するネタコーナーに出演。番組司会の今田耕司東野幸治に、「これが漫才か」と驚かれた[9]5月16日、『新しい波24』で共演するマレーシア出身の歌手Irisミュージック・ビデオ「ファンタスティック ジャパン」に、同番組に出演するカミナリペコリーノ吉住と共に起用され、Iris考案の振り付けを踊っている[10]5月23日YouTube公式チャンネル「フースーヤチャンネル」を開設。同日に『めざましテレビ』(フジテレビ)に「新感覚漫才」として取り上げられ、公式チャンネルの撮影に臨む様子が紹介された[2]6月19日放送回の『新しい波』にゲスト出演したFUJIWARA原西孝幸とコラボギャグを披露した[11]7月19日放送回の『ナカイの窓』(日本テレビ)の「ネットで火がついた人SP」で、トーク番組初出演。ネタを披露した後、司会の中居正広と即興でコラボネタにも挑戦した[12]

芸風

主に漫才コント。どちらの場合もオーソドックスな設定(例、刑事寿司職人等)の中にリズムネタやギャグを強引に挟み込むのが特徴(一例、漫才『料理番組』にて 谷口「いつか料理番組とかやってみたいなーと思うんですよねー」田中「いつかね……」谷口「いつか、よっか、みっか、ふつか、普通科高校2年のバスケ部!」)。その進行上、どちらもボケになることもある。オチはポーズを決めながら[12]「オーマイゴッドファーザー降臨!」「ナッシングトゥーマッチ!」「ジョージ・クルーニー卵とじ」などといった意味不明な言葉の応酬をする[6]。かつてはその後に声を揃えて「ヨイショ!」と言っていたが[5]、後に省略するようにしてテンポを上げている(現在は田中が「もうええわ」や「いい加減にしろ」と言ってシメるのが殆どである)。それぞれの言葉に意味はなく、谷口曰く「意味不明なものを、ただ衝動に任せてぶつけてるだけ」[6]。ネタを作るときは、出来るだけ「意味は分からないけど、なんか面白い」という言葉を組み合わせることを意識している[5]。最初は正統派なしゃべくり漫才をしていたが、養成所時代から他と同じことをやっていても勝てなかった。谷口が1人でやっていたギャグに田中が乗っかって返し、試しに舞台でやってみたところ観客の関心を引いたことから確信を得て[6]、現在の芸風に至る。

ネタ作りは2人でギャグを考えながら、谷口がiPadのキーボードに打ち込んで行う。イメージとは逆にしっかりと台本を作っている[13]

2人それぞれ憧れている芸人は多くいるが、昔から共通して好きなのはナイツ。また、2人とも『爆笑レッドカーペット』(フジテレビ)を見ていた世代であるため、いろんなタイプの芸人に影響を受けている[6]

賞レース成績

M-1グランプリ

年度結果エントリー
No.
会場日程備考
2015年第11回1回戦敗退[14]1348[大阪] テイジンホール9月1日(火)NSC在学中
2016年第12回1461[大阪]大丸心斎橋劇場8月11日(木)
2017年第13回準々決勝進出[14]2570[大阪]メルパルクホール大阪11月2日(木)
2018年第14回3回戦進出[14]348[大阪]よしもと漫才劇場10月23日(木)
2019年第15回257510月30日(水)
2020年第16回準々決勝進出[14]2187[大阪]なんばグランド花月11月16日(月)
2021年第17回302511月10日(水)
2022年第18回3回戦進出[14]1467[大阪] よしもと漫才劇場10月25日(火)
2023年(第19回)準決勝進出303[東京] NEW PIER HALL12月7日(木)敗者復活戦進出

その他

  • ytv漫才新人賞
    • 2021-22 ROUND1 3位
    • 2021-22 ROUND3 1位
    • 2021-22 決定戦 第3位
    • 2022-23 ROUND1 6位
    • 2022-23 ROUND2 1位
    • 2022-23 決定戦 第5位

出囃子

ザ・クロマニヨンズ「ひらきっぱなし」[15]

出演

テレビ番組

ラジオ

ミュージック・ビデオ

  • Iris「ファンタスティック ジャパン」(2017年)

脚注

注釈

出典

外部リンク