モーリシャスルリバト

モーリシャスルリバト (学名:Alectroenas mitidissima) は、ハト目ハト科に属する鳥類の一種。絶滅種インド洋西部のモーリシャス島に生息していた。別名ブルーピジョン。なお、近縁の種にレユニオンルリバト (Alectroenas sp.)、ロドリゲスルリバト (Alectroenas rodericana) の2種があったが、こちらもすでに絶滅している。

モーリシャスルリバト
保全状況評価
EXTINCT
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン:真核生物 Eukaryota
:動物界 Animalia
:脊索動物門 Chordata
亜門:脊椎動物亜門 Vertebrata
:鳥綱 Aves
:ハト目 Columbiformes
:ハト科 Columbidae
:ルリバト属 Alectroenas
:モーリシャスルリバト
A. mitidissima
学名
Alectroenas mitidissima
(Scopoli, 1786)
和名
モーリシャスルリバト
英名
Mauritius Blue Pigeon

形態

体色は目の周りと尾が赤、頭・首・胸は白、残りの部分は青。ただし青色の度合いについては、いわゆる青色から黒に近いものまで色々な資料がある。食物は、果実という奇妙な取り合わせであったと伝えられる。

絶滅の経緯

色鮮やかな外見が目立って乱獲され、1826年に採集されたものを最後に絶滅した。1832年に目撃したという話があるが、目撃地一帯の森林はその直後に伐採されてしまったという。現在3体の標本が残っている。