三門 (大石寺)

静岡県富士宮市の大石寺にある大楼門

三門(さんもん)は、静岡県富士宮市大石寺にある大楼門。山門とも。

三門

歴史

1712(正徳2)年、25世日宥の発願により、徳川6代将軍・家宣から富士山の巨木70本の寄進、また、家宣の正室・天英院から黄金1200粒の寄進を受け、1717(享保2)年8月に建立された。

大改修

  • 1931(昭和6)年、桧皮葺から銅葺に改める。
  • 1935(昭和10)年、丸柱を入れ替える。

文化財指定

概要

大石寺の総門(黒門)から北へ約400mのところに建つ大楼門で、間口24m、奥行11m、高さ22mあり、その規模は東海道随一である。木造の朱塗りで、上部の楼台の部分には本尊が安置されている。

ギャラリー

参考文献

  • 『日蓮正宗総本山大石寺写真集』(大石寺、2003年10月)
    • 大石寺建造物解説
  • 『日蓮正宗入門』(大石寺、2002年1月)

関連項目