北部地域 (ブラジル)

ブラジルの地方

北部地域(ポルトガル語:Região Norte do Brasil)は、ブラジル北西部の地域。2016年の人口は1770万7783人[1]で、全国の8.6%を占め、5地域中4位。面積は385万3677km2で、全国の45.3%を占め、5地域中最大。アクレ州アマゾナス州アマパ州トカンティンス州パラー州ロライマ州ロンドニア州の7州から成る。

北部地域

Região Norte
地域
北部地域の位置
北部地域の位置
座標:南緯3度7分45秒 西経60度1分17秒 / 南緯3.12917度 西経60.02139度 / -3.12917; -60.02139 西経60度1分17秒 / 南緯3.12917度 西経60.02139度 / -3.12917; -60.02139
ブラジルの旗 ブラジル

面積
 • 合計3,853,676.9 km2
面積順位1位
人口
(2016年)
 • 合計17,707,783人
 • 順位4位
 • 密度4.6人/km2
 • 密度順位5位
GDP
 • 年2014年
 • 合計3080億レアル(5位)
 • 1人当たり17,879レアル(4位)
人間開発指数
 • 年2010年
 • 値0.683 – 中位 (4位)
 • 平均余命71歳(4位)
 • 乳児死亡率25.8人(1000人当たり)(2位)
 • 識字率88.7% (4位)
等時帯UTC-5~-3 (ブラジル時間)
 • 夏時間UTC-4~-2 (ブラジル夏時間)

地理

植生分布。緑はアマゾン熱帯雨林。橙はカンポ・セハード。青は海岸植生。黄はHiliéanの草原。
気候区分。濃い青:熱帯雨林気候(Af)、 青:熱帯モンスーン気候(Am)、水色:サバナ気候(Aw)、黄色:温暖湿潤気候(Cfa)、黄緑:温帯夏雨気候(Cwa)[2]
最大都市のマナウス

地上最大の生物多様性を持つアマゾン熱帯雨林が大部分を占める。

主要都市

人口は2016年の値。

民族

インド人ヨーロッパ人の子孫のカボクロ英語版が多い。ヨーロッパ系のほとんどがポルトガルフランススペイン出身である。南部地域南東部地域からの移民が多い。20世紀には北東部地域からの移民が多く、アマゾナス州アクレ州のゴム農園で働いた。

経済

農業が中心で、ラテックスアサイーが特徴である。鉱業ではパラー州のカラハス山脈でや宝石、錫石が、アマパー州のナヴィオ山脈でマンガンが採掘される。

言語

公用語はポルトガル語で、小学校で教えられる。一部の高校で英語スペイン語が教えられる。

教育

  • アクレ連邦大学英語版(UFAC)
  • アマゾナス州立大学英語版(UEA)
  • アマゾナス連邦大学英語版(UFAM)
  • アマゾニア大学英語版(UNAMA)
  • アマパ-連邦大学英語版(UNIFAP)
  • トカンティンス連邦大学英語版(UFT)
  • パラー州立大学英語版(UEPA)
  • パラー連邦大学英語版(UFPA)
  • ロライマ連邦大学英語版(UFRR)
  • ロンドニア連邦大学英語版(UNIR)

交通

陸路

  • アマゾン横断高速道路英語版

水路

河川交通が盛ん。

空路

脚注

関連項目