南古谷駅
南古谷駅(みなみふるやえき)は、埼玉県川越市大字並木にある[3]、東日本旅客鉄道(JR東日本)川越線の駅[3]である。
南古谷駅 | |
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駅舎(2012年10月) | |
みなみふるや Minami-Furuya | |
◄指扇 (4.7 km) (3.7 km) 川越► | |
所在地 | 埼玉県川越市大字並木252 北緯35度54分11.62秒 東経139度31分9.91秒 / 北緯35.9032278度 東経139.5194194度 東経139度31分9.91秒 / 北緯35.9032278度 東経139.5194194度 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■川越線 |
キロ程 | 12.4 km(大宮起点) 大崎から49.3 km |
電報略号 | ミフ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線[1] |
乗車人員 -統計年度- | 7,532人/日(降車客含まず) -2022年- |
開業年月日 | 1940年(昭和15年)7月22日[1][2] |
備考 | 業務委託駅[* 1] |
歴史
- 1940年(昭和15年)7月22日:開業[3][2]。
- 1958年(昭和33年)2月:分岐器を発条転轍器(スプリングポイント)に交換[4]。
- 1963年(昭和38年)3月16日:貨物の取り扱いを廃止[2]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[2]。
- 1985年(昭和60年)9月30日:川越線が電化、埼京線と直通運転を開始。川越線各駅の信号扱い制御駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となる[2]。
- 1996年(平成8年)3月6日:自動改札機を設置し、供用開始[5]。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[広報 1]。
- 2008年(平成20年)
- 2009年(平成21年)3月14日:同日のダイヤ改正で、大宮方面の当駅始発となる列車を設定。これにより3番線の旅客運用が開始。
- 2021年(令和3年)12月1日:川越駅の被管理駅となる。旅客営業業務をJR東日本ステーションサービスに委託。
- 2022年(令和4年)10月1日:大宮営業統括センター所属となる。
駅構造
単式ホーム1面1線、島式ホーム1面2線の計2面3線のホームを持つ地上駅[1]。同じ川越線の日進駅・指扇駅の旧駅舎とよく似た駅舎を持ち、改札は南側の川越方面ホームにのみある。
大宮営業統括センターの所属。川越駅の被管理駅であるが、運転取扱いに関しては制御駅として川越線各駅(川越駅も含む)の信号扱いを行うという変則的な体制をとっている。また出改札等の旅客営業に関する業務はJR東日本ステーションサービスに委託している一部業務委託駅である。
指定席券売機、Suica対応自動改札機設置。バリアフリー設備としてエレベーターと多機能トイレが設置されている。
改札窓口を閉めてインターホン対応となる時間帯がある。(インターホン対応はJR東日本ステーションサービスに設けられたサポートコールセンターが行う)
みどりの窓口は2008年2月に閉鎖された。
北側には北口用地が準備されているが、現在は公園と駐車場になっている。2018年度より南古谷駅周辺地区都市再生整備計画が交付され、2022年度までに南古谷駅橋上化・北口広場新設・南口広場再整備・周辺道路の整備として都市計画道路・南古谷伊佐沼線・市道0039号線の整備が盛り込まれ、事業が進められていくことになった[6][7]。
3番線は当駅始発の列車が使用する。当駅止まりの列車は設定されていない。
線路配線は、上下線主本線と上り副本線であるが、将来の複線化に備えた線路配置となっている。車両センターへの出入庫線は当駅の東側にある。また、車両センター敷地内から当駅までの本線南側に、複線用地が準備されている。ただし、複線化そのものは具体化していない。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1 | ■川越線 | 北行 | 川越・高麗川方面 | 早朝の当駅始発は3番線 |
下り | ||||
2・3 | ■川越線・埼京線 | 南行 | 大宮・池袋・新宿・大崎・りんかい線・相鉄線方面 | 3番線は当駅始発と回送電車のみ |
上り |
(出典:JR東日本:駅構内図)
- 改札口(2019年11月)
- ホーム(2019年11月)
利用状況
2022年(令和4年)度の1日平均乗車人員は7,532人である。川越線大宮駅 - 川越駅間の中では利用客は一番少ない。
JR東日本および埼玉県統計年鑑によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 | 出典 |
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1990年(平成 | 2年)5,649 | |
1991年(平成 | 3年)6,174 | |
1992年(平成 | 4年)6,464 | |
1993年(平成 | 5年)6,585 | |
1994年(平成 | 6年)6,456 | |
1995年(平成 | 7年)6,625 | |
1996年(平成 | 8年)6,826 | |
1997年(平成 | 9年)6,730 | |
1998年(平成10年) | 6,684 | |
1999年(平成11年) | 6,584 | [* 1] |
2000年(平成12年) | [JR 1]6,538 | [* 2] |
2001年(平成13年) | [JR 2]6,625 | [* 3] |
2002年(平成14年) | [JR 3]6,784 | [* 4] |
2003年(平成15年) | [JR 4]7,000 | [* 5] |
2004年(平成16年) | [JR 5]7,095 | [* 6] |
2005年(平成17年) | [JR 6]7,437 | [* 7] |
2006年(平成18年) | [JR 7]7,539 | [* 8] |
2007年(平成19年) | [JR 8]7,730 | [* 9] |
2008年(平成20年) | [JR 9]7,837 | [* 10] |
2009年(平成21年) | [JR 10]7,877 | [* 11] |
2010年(平成22年) | [JR 11]7,837 | [* 12] |
2011年(平成23年) | [JR 12]7,879 | [* 13] |
2012年(平成24年) | [JR 13]7,908 | [* 14] |
2013年(平成25年) | [JR 14]8,091 | [* 15] |
2014年(平成26年) | [JR 15]7,991 | [* 16] |
2015年(平成27年) | [JR 16]8,163 | [* 17] |
2016年(平成28年) | [JR 17]8,266 | [* 18] |
2017年(平成29年) | [JR 18]8,370 | [* 19] |
2018年(平成30年) | [JR 19]8,377 | [* 20] |
2019年(令和元年) | [JR 20]8,474 | [* 21] |
2020年(令和 | 2年)[JR 21]6,457 | [* 22] |
2021年(令和 | 3年)[JR 22]6,946 | |
2022年(令和 | 4年)[JR 23]7,532 |
駅周辺
当駅周辺は、川越線の川越駅以東の駅周辺では最も閑散としていたが、駅南側の区画整理や、北側での大型マンション建設およびショッピングセンターの完成により発展しつつある。
- 埼玉県道180号南古谷停車場線
- 埼玉県道335号並木川崎線
- 埼玉県道113号川越新座線
- 富士見川越バイパス
- JR東日本川越車両センター
- 東邦音楽大学[1]
- 東邦音楽大学附属東邦第二高等学校
- 埼玉県立川越高等技術専門校
- ウニクス南古谷(ショッピングセンター)
- 川越税務署
- 九十川
- 南古谷病院
- 帯津三敬病院
- 川越警察署南古谷駅前交番
バス路線
隣の駅
脚注
記事本文
出典
広報資料・プレスリリースなど一次資料
利用状況
- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- 埼玉県統計年鑑
関連項目
外部リンク
- 駅の情報(南古谷駅):JR東日本