小川町駅 (埼玉県)

埼玉県比企郡小川町にある東武鉄道・東日本旅客鉄道の駅

小川町駅(おがわまちえき)は、埼玉県比企郡小川町大字大塚にある、東武鉄道東日本旅客鉄道(JR東日本)のである。

小川町駅
駅舎(2012年11月)
おがわまち
Ogawamachi
地図
所在地埼玉県比企郡小川町大字大塚1146
北緯36度03分32秒 東経139度15分39秒 / 北緯36.058903度 東経139.26079度 / 36.058903; 139.26079 東経139度15分39秒 / 北緯36.058903度 東経139.26079度 / 36.058903; 139.26079
所属事業者東武鉄道(東武)
東日本旅客鉄道(JR東日本)
電報略号オカマ(東武)
カマ(JR東日本)←ヲカマ
駅構造地上駅
ホーム2面4線(東武)
1面2線(JR東日本)[1]
乗車人員
-統計年度-
(JR東日本)-2022年-
[JR 1]521人/日(降車客含まず)
乗降人員
-統計年度-
(東武)-2022年-
[東武 1]7,759人/日
開業年月日1923年大正12年)11月5日(東武)
1934年昭和9年)3月24日(JR)[1]
乗入路線 2 路線
所属路線東上本線(東武)
駅番号TJ33
キロ程64.1 km(池袋起点)
TJ 32 武蔵嵐山 (7.0 km)
(3.0 km) 東武竹沢 TJ 34
所属路線八高線(JR東日本)
キロ程52.8 km(八王子起点)
高麗川から21.7 km
明覚 (8.0 km)
(3.5 km) 竹沢
備考共同使用駅(東武の管轄駅)[1]
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東武鉄道の東上本線(東上線)と、JR東日本の八高線が乗り入れており、接続駅となっている[1]。東武鉄道の駅には駅番号としてTJ 33が付与されている。

歴史

かつては当駅から貨物線である東武根古屋線が分岐していた。その線路跡は道路として残る。

駅構造

東武鉄道が駅を管理し、駅構内を2社で共用する共同使用駅である[1]。駅舎及び出入り口は東武鉄道側(南側)にある[1]

駅舎の前は単式ホームで東武鉄道の2番線となっているが、寄居方に行き止まり式の1番線があり、1・2番線は島式ホームと同様に1つのプラットホームを挟む形となっている。東武鉄道の3・4番線及びJR東日本の7・8番線は島式ホームである。4番線と7番線の間に側線があり5・6番線が付番されている。プラットホーム間に跨線橋を有する地上駅である。

東上本線ホームには屋根が設置されている。八高線ホームには屋根がなく、東上本線ホームよりも簡素な作りとなっている。ホームには待合室が設置されている。

改札口と出入口間にはスロープが設置されている。JRの駅設備は高崎統括センター(高崎駅)の管轄下にある。JRは夜間滞泊が3本設定されている。

東上線は2005年3月17日から全区間直通列車の設定がなくなり、池袋方面と寄居方面の列車は当駅を境に分断された。接続列車は同じホームの向かい側に停車するため、対面で乗り換えが出来る。なお、池袋方面から当駅までの電車は10両編成であるが、当駅から寄居方面の電車は4両編成のワンマン運転となる。東上本線の列車は運転系統の分断後、通常跨線橋を渡る必要のない1番線または2番線から発車することが多くなった。2023年3月18日より日中時間帯の列車が森林公園駅 - 寄居駅間を直通するようになり、18年ぶりに当駅を跨いで営業運転を行う列車が復活した[6]

発車標は東上本線ホームのみ設置されている。かつては番線別に設置されていたが、現行のものは上り・下りを一体化したものを改札前と跨線橋上に設置している。

東武鉄道側の定期券うりば(JR線の定期券・回数券も委託販売)については2018年1月31日で営業終了しており、以後は東武東上線各駅の定期券うりば・八高線の窓口営業駅のきっぷうりば(みどりの窓口を含む)・定期券対応自動券売機での対応となった[7]

改札内でJRと東武相互間で乗り換え可能だが、2007年3月18日からSuicaとPASMOは相互利用を開始し、この関係で跨線橋上に東武 - JR連絡用の簡易ICカード改札機が設置され、当該改札機でのチャージも可能になった。また、東武 - JRの連絡通路には音声センサーが設置されており、ICカードを利用して乗り換える際に、連絡通路の簡易改札機を利用する旨の放送が流れる。なお、これをしなかった場合は、降車駅(当駅下車も含む)で実際の乗車経路とは異なった運賃が差し引かれる。当駅から直接JRに乗車する場合も、この簡易改札機にタッチする必要がある。

2010年3月下旬に、スロープ・各ホームへのエレベーターと多機能トイレの新設工事が終わり使用を開始した。

坂戸駅管区傘下の駅長配置駅で、東武竹沢駅 - 寄居駅間を管理する。

のりば

番線路線方向行先備考
1 東武東上線下り寄居方面[8]大半の列車
2上り池袋方面[8]大半の列車
3下り寄居方面[8] 
4上り池袋方面[8] 大半の列車
7JR八高線下り高崎方面一部高麗川方面
8上り高麗川方面一部は7番線から発車

(出典:東武鉄道:構内マップ)(出典:JR東日本:駅構内図

利用状況

東武鉄道

東武鉄道によると、2022年度(令和4年度)の1日平均乗降人員7,759人[東武 1]である。

2003年度(平成15年度)以降の推移は以下のとおりである。

乗降人員推移
年度1日平均
乗降人員
出典
2003年(平成15年)12,545[東武 2]
2004年(平成16年)12,476[東武 3]
2005年(平成17年)12,353[東武 4]
2006年(平成18年)12,247[東武 5]
2007年(平成19年)12,185[東武 6]
2008年(平成20年)12,085[東武 7]
2009年(平成21年)11,656[東武 8]
2010年(平成22年)11,411[東武 9]
2011年(平成23年)11,219[東武 10]
2012年(平成24年)11,223[東武 11]
2013年(平成25年)11,308[東武 12]
2014年(平成26年)10,869[東武 13]
2015年(平成27年)10,653[東武 14]
2016年(平成28年)10,359[東武 15]
2017年(平成29年)10,151[東武 16]
2018年(平成30年)9,899[東武 17]
2019年(令和元年)9,449[東武 18]
2020年(令和02年)6,657[東武 19]
2021年(令和03年)7,424[東武 20]
2022年(令和04年)7,759[東武 1]

JR東日本

JR東日本によると、2022年度の1日平均乗車人員521人である[JR 1]

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。

乗車人員推移
年度1日平均
乗車人員
出典
2000年(平成12年)638[JR 2]
2001年(平成13年)615[JR 3]
2002年(平成14年)616[JR 4]
2003年(平成15年)598[JR 5]
2004年(平成16年)623[JR 6]
2005年(平成17年)616[JR 7]
2006年(平成18年)635[JR 8]
2007年(平成19年)667[JR 9]
2008年(平成20年)702[JR 10]
2009年(平成21年)679[JR 11]
2010年(平成22年)661[JR 12]
2011年(平成23年)602[JR 13]
2012年(平成24年)581[JR 14]
2013年(平成25年)593[JR 15]
2014年(平成26年)614[JR 16]
2015年(平成27年)644[JR 17]
2016年(平成28年)644[JR 18]
2017年(平成29年)665[JR 19]
2018年(平成30年)670[JR 20]
2019年(令和元年)599[JR 21]
2020年(令和02年)402[JR 22]
2021年(令和03年)485[JR 23]
2022年(令和04年)521[JR 1]

駅周辺

小川町駅付近空中写真(1974年、国土画像情報オルソ化空中写真(国土交通省)より)

バス路線

乗り場運行事業者系統・行先備考
1番線川越観光自動車小07小川パークヒル 
2番線小03:みどりが丘循環(小川町駅) 
3番線国際十王交通KM14KM15熊谷駅(北口)「KM15」系統は朝・夜のみ運行
4番線イーグルバスW01:和紙の里
W02:白石車庫
ときがわ町路線バス・と06:せせらぎバスセンター / 日赤病院前(小川赤十字病院)
 

隣の駅

東武鉄道
東上本線
TJライナー・川越特急・快速急行・急行・準急(TJライナー・川越特急は東松山まで、快速急行・急行は川越まで、準急は成増まで各駅に停車)
武蔵嵐山駅 (TJ 32) - (嵐山信号場) - 小川町駅 (TJ 33)
普通(一部列車を除き当駅で乗り換え)
武蔵嵐山駅 (TJ 32) - (嵐山信号場) - 小川町駅 (TJ 33) - 東武竹沢駅 (TJ 34)
東日本旅客鉄道(JR東日本)
八高線
明覚駅 - 小川町駅 - 竹沢駅

脚注

記事本文

利用状況

東武鉄道

JR東日本

関連項目

外部リンク