山形県立米沢女子短期大学

山形県米沢市に本部を置く公立大学

山形県立米沢女子短期大学(やまがたけんりつよねざわじょしたんきだいがく、: Yamagata Prefectural Yonezawa Women's Junior Collegeは、山形県米沢市通町6丁目15番1号に本部を置く日本公立短期大学である。1952年創立、大学設置。略称米短(よねたん)。

山形県立米沢女子短期大学
正門付近
大学設置/創立1952年
学校種別公立
設置者山形県公立大学法人
本部所在地山形県米沢市通町6丁目15番1号
北緯37度53分26.62秒 東経140度7分24.24秒 / 北緯37.8907278度 東経140.1234000度 / 37.8907278; 140.1234000 東経140度7分24.24秒 / 北緯37.8907278度 東経140.1234000度 / 37.8907278; 140.1234000
学生数518
学部国語国文学科
英語英文学科
日本史学科
社会情報学科
ウェブサイトwww.yone.ac.jp
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概観

主な出典:[1]

大学全体

  • 山形県立米沢女子短期大学は、山形県米沢市にある日本公立短期大学。国語国文学科・英語英文学科・日本史学科・社会情報学科の4学科体制を備えており、全国の短大でも数少ない総合短大である。卒業後は4年制大学へ編入学する者も多く、その多くが国公立大学に進む(#編入学・進学実績の節を参照)。2014年度より健康栄養学科が4年制の学部に改組する形で山形県立米沢栄養大学が開学し、同学科の学生募集が停止した。

建学の精神(校訓・理念・学是)

  • 山形県立米沢女子短期大学のアドミッションポリシー[2]
    • 好奇心に富み、自ら課題を発見して、主体的に問題解決に取り組む意欲があること。
    • 専門分野において、基礎的な勉学を着実に積み重ねる努力を厭わず、かつ幅広い教養にも関心をもち、柔軟な発想ができること。

教育および研究

  • 山形県立米沢女子短期大学には全国の短大でも類のない「有職故実」と称した科目が国語国文学科にて設置されている。ほか、全学科の学生を対象とした海外語学研修制度がある。また日本史学科を置いている唯一の公立短期大学である。

学風および特色

  • 山形県立米沢女子短期大学は山形大学工学部との交流が盛んであり、学園祭や一部のクラブ活動団体において両者合同で活動している。
  • また全国でも珍しく国語国文学科および日本史学科が設置されているため県外からの入学者が多く、東北全県のみならず北海道から九州まで全国から学生が集まっている。そのため一人暮らしの学生が多く、学生同士の結びつきが強い。
  • 学問のみならず就職・編入の相談や志願書・小論文の添削など、懇切丁寧に指導することが、少人数教育を掲げる大学の指導方針でもある。

沿革

主な出典:[3]

  • 1952年4月 - 米沢市仲間町3117番地(現在の丸の内2丁目5番48号)にて米沢女子短期大学(よねざわじょしたんきだいがく)として開学[4]設置者は米沢市。当初は家政科と被服別科が設けられていた。
  • 1956年4月 - 国語科を増設。
  • 1958年4月 - 被服別科を被服科に名称変更。
  • 1963年4月 - 設置者が米沢市から山形県に移管される。
  • 1966年
    • 4月 - 被服科を別科に名称変更。
    • 8月 - 町名変更により所在地の表記が米沢市丸の内2丁目5番48号に変更。
  • 1970年4月 -
    • 山形県立米沢女子短期大学と改称。
    • 学科名の変更が行われる。
      • 家政科→家政学科
    • 国語科→国語国文学科
  • 1972年8月 - 校舎新築により米沢市丸の内2丁目5番48号から同市通町6丁目4番50号へ移転。
  • 1976年4月 -
    • 別科廃止。
    • 家政学科の専攻分離が行われる。
      • 家政専攻
      • 食物専攻
  • 1984年
    • 3月 - 住居表示変更により所在地の表記が米沢市通町6丁目15番1号に変更。
    • 4月 - 学科の新設が行われる。
      • 英語英文学科
      • 日本史学科
  • 1994年4月 - 家政学科に代わる社会情報学科が新設される。家政学科食物専攻を健康栄養学科に改組。
  • 1995年3月 - 家政学科廃止。
  • 2009年4月 - 設置者が山形県から公立大学法人山形県立米沢女子短期大学に移管される。
  • 2014年4月 -

基礎データ

主な出典:[5]

所在地

  • 山形県米沢市通町6丁目15番1号

交通アクセス

  • 米沢駅より2.5km
    • バス約10分 米沢市街地循環バス南回り路線(右回り) 栄養大・米短前バス停下車すぐ。[6]

教育および研究

組織

主な出典:[7]

学科

  • 国語国文学科
  • 英語英文学科
  • 日本史学科
  • 社会情報学科
過去にあった学科
  • 家政学科
    • 家政専攻:募集は1993年度まで
    • 食物栄養専攻
  • 健康栄養学科:募集は2013年度まで → 2014年度から山形県立米沢栄養大学健康栄養学部健康栄養学科へ移管。

別科

  • かつて被服専修が設けられていた(1976年廃止)。

取得資格

資格
  • 栄養士:かつての健康栄養学科に設置されていた。
  • 司書教諭
    • 国語国文学科
    • 英語英文学科
    • 日本史学科
  • 司書
    • 国語国文学科
    • 英語英文学科
    • 日本史学科
    • 社会情報学科
  • 学芸員補:日本史学科
教職課程

研究

  • 生活文化に関する調査・総合研究:「紅花のルーツを探る」・「庄内地方の方言」・「山形県の食文化の歴史」などの研究がある。
  • 調査研究資料の刊行:『生活文化研究所報告書』としてまとめられている。

学生生活

部活動・クラブ活動・サークル活動

主な出典:[8]

学園祭

  • 山形県立米沢女子短期大学の学園祭は「吾妻祭」と呼ばれ毎年、概ね10月中旬に行われる。山形大学工学部学生と合同で行なわれるのが特徴である。

大学関係者と組織

主な出典:[9]

大学関係者組織

  • 山形県立米沢女子短期大学と山形県立米沢栄養大学の合同の同窓会は「さわらび会」と称する。初めの卒業生が出た年の1954年に発足しているが、1962年に命名された。現在、15,000人を越える会員がいる。

大学関係者一覧

出身者

施設

主な出典:[10]

キャンパス

附属機関

  • 附属図書館:蔵書数はおよそ110,000冊となっている。
  • 50周年記念資料室:短大創立50周年を記念して設立された。常設展示では年表や過去の教材・研究成果や開学当時における女子学生の制服などが展示されている。また年数回特別展示も開催されている。
  • 生活文化研究所:1953年設置。地域社会の生活文化の向上をはかることを目的に設置された。年1回、紀要『山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所報告』を刊行している。

関係校

卒業後の進路

主な出典:[12]

就職実績

編入学・進学実績

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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