日本メガネベストドレッサー賞

メガネが似合う著名人を表彰する賞

日本メガネベストドレッサー賞(にほんメガネベストドレッサーしょう)とは、かつて存在した、メガネが似合う著名人を表彰する賞である(主催は日本医用光学機器工業会、リードエグジビションジャパン株式会社一般社団法人福井県眼鏡協会)。1988年に第1回が開催されたが、2020年の第33回を最後に事実上実施されなくなった。

概要

「今メガネのもっとも似合う各界の著名人」が対象で、毎年9月ごろに発表される。受賞者は、日本の眼鏡業界関係者からの投票結果をもとに主催者が決定する。表彰式は、毎年10月に開催される「メガネの国際総合展」の期間中に行われることが恒例となっている。

特別賞は、「今後メガネをかけて欲しい人」に贈られる。1990年の特別賞受賞後にメガネを常用するようになったことで、2020年の文化界部門を受賞した古舘伊知郎は、唯一個人名義での複数回受賞者となった[1][注 1]

2021年は総合展内での発表がなく、その後も目立った告知や報道がなく、総合展の公式サイトから本賞に関するページが削除されたことから、事実上終了したとみられる。

受賞者一覧

芸名・グループ名や、スポーツ界部門における年寄名(大相撲)等は、受賞当時のものを記載。

年度政界部門経済界部門文化界部門芸能界部門スポーツ界部門サングラス部門特別賞
11988年安倍晋太郎(政財界部門)逸見政孝(なし)九重勝昭(なし)(なし)
21989年田英夫(政財界部門)さだまさし(芸能文化界部門)江本孟紀(なし)かとうかずこ
31990年森山眞弓(政財界部門)ケント・デリカット(芸能文化界部門)(なし)(なし)古舘伊知郎
41991年加藤六月(政財界部門)大島渚(芸能文化界部門)中畑清(なし)田中美奈子
51992年綿貫民輔(政財界部門)市川森一(芸能文化界部門)野村克也(なし)清水美砂
61993年土井たか子(政財界部門)米長邦雄陣内孝則星野仙一(なし)林家こぶ平
71994年武村正義(政財界部門)大林宣彦伊東四朗花田勝治(なし)石田ひかり
81995年加藤紘一大賀典雄津川雅彦(俳優部門)加藤茶(タレント部門)大沢啓二(なし)賀来千香子
91996年橋本龍太郎大前研一服部幸應野際陽子小宮山悟(なし)有森裕子
101997年亀井静香宮内義彦渡辺淳一アグネス・チャン(国際部門)鈴木博美鈴木雅之雛形あきこ
111998年不破哲三(なし)テリー伊藤西村雅彦(なし)いしだ壱成飯島直子
121999年山崎拓中坊公平ねじめ正一佐野史郎高原須美子梅宮アンナ(なし)
132000年扇千景角川歴彦三谷幸喜奥田瑛二高橋尚子石井竜也川原亜矢子
142001年遠山敦子森稔秋元康KONISHIKI新庄剛志浜崎あゆみ米倉涼子
152002年石原慎太郎渡邉恒雄浅田次郎仲間由紀恵(なし)Gackt柴咲コウ
162003年塩川正十郎浜田広[注 2]羽生善治hitomi蝶野正洋長瀬智也SHIHO
172004年谷垣禎一稲盛和夫久米宏八嶋智人宮里藍哀川翔佐藤江梨子
182005年町村信孝日枝久鳥越俊太郎笑福亭鶴瓶(なし)寺尾聰石川亜沙美
192006年渡部恒三武田國男なかにし礼光浦靖子亀田興毅高橋克典観月ありさ
202007年東国原英夫藤田晋養老孟司眞鍋かをり鈴木亜久里竹中直人森泉
212008年渡辺喜美張富士夫堺屋太一(なし)浅尾美和スガシカオ上野樹里
222009年長妻昭柳井正石坂浩二井上真央(なし)唐沢寿明スザンヌ
232010年仙谷由人星野佳路徳光和夫宮川大輔(なし)梨花川島海荷
242011年鹿野道彦藤巻幸夫高島彩水谷豊三浦知良土屋アンナAKB48[注 3]
252012年森本敏榊原英資宮本亜門優木まおみ澤穂希香里奈剛力彩芽
262013年稲田朋美森永卓郎百田尚樹鈴木保奈美亀田和毅ローラ武井咲
272014年甘利明荻原博子高嶋ちさ子石原さとみ葛西紀明道端アンジェリカMay J.
AKB48[注 4]
282015年岸田文雄見城徹片岡愛之助桐谷美玲(女性)
又吉直樹(男性)
(なし)中村アン乃木坂46[注 5]
292016年河野太郎大西洋春風亭昇太広末涼子(女性)
及川光博(男性)
(なし)西内まりや河北麻友子
302017年世耕弘成岡藤正広宮藤官九郎土屋太鳳(女性)
高橋一生(男性)
吉田沙保里森星欅坂46[注 6]
312018年石井啓一似鳥昭雄加藤綾子豊川悦司(なし)ダレノガレ明美モーニング娘。'18
322019年松井一郎岸博幸立川志らく岡田結実(なし)西島隆弘
トリンドル玲奈
田中みな実
332020年加藤勝信(なし)古舘伊知郎吉田羊(女性)
中井貴一(男性)
よしもとメガネ選抜(芸人)[注 7]
(なし)滝藤賢一
藤田ニコル
生見愛瑠[注 8]

脚注

出典

関連項目

外部リンク