白山神社 (奈良市元興寺町)

奈良県奈良市元興寺町にある神社

白山神社(はくさんじんじゃ)は、奈良県奈良市元興寺町にある神社。治田神社(はるたじんじゃ)[1][2][3][4]との呼称で記録されたこともある。宮司は御霊神社宮司の兼務[5]

白山神社

白山神社
所在地奈良県奈良市元興寺町
位置北緯34度40分33.3秒 東経135度49分47.1秒 / 北緯34.675917度 東経135.829750度 / 34.675917; 135.829750 (白山神社 (奈良市元興寺町)) 東経135度49分47.1秒 / 北緯34.675917度 東経135.829750度 / 34.675917; 135.829750 (白山神社 (奈良市元興寺町))
主祭神白山比咩神
例祭例祭9月15日
地図
白山神社の位置(奈良市内)
白山神社
白山神社
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祭神

歴史

元興寺鎮守社であった治田神社を、高市郡飛鳥法興寺より遷座したと記した、近世の記録が残る[2][1][3][5]。また一説に、道昭の弟子の泰澄加賀国の白山神に拝し、同社も建てたとの記録も残る[6][7]。ただし、『奈良名所八重櫻』の記録では「禅定院はからひとして北国一の霊峯より効験無双の権現を勧請す」とあることから、元興寺の飛鳥よりの移転時期まで遡る神社ではないとする説もある[8]

境内、周辺

境内には大きなイチョウの老木が生える[5]。入り口には門が設置され、境内中ほどに社殿と覆屋がある[5]。この神社があるため、周辺を白山辻子と呼ぶ[2][9]

脚注

注釈

出典

参考文献

  • 奈良市史編集審議会 編『奈良市史 社寺編』吉川弘文館、1985年。 
  • 村井古道 著、喜多野徳俊 訳・註 編『奈良坊目拙解』綜芸社、1977年。 
  • 『本朝佛法最初南都元興寺由来(大日本佛教全書 寺誌叢書 第2)』佛書刊行會、1913年、148-156頁。 
  • 吉田東伍 編『大日本地名辭書 上方』冨山房、1907年。 
  • 久世宵瑞、金沢昇平『平城坊目考 平城坊目遺考』五月書房、1998年。 
  • 岩城隆利『元興寺の歴史』吉川弘文館、1999年。 
  • 『奈良曝(奈良市史編集審議会会報)』奈良市史編集審議会、1963年。 

関連項目

  • ならまち
  • 率川神社 - 元興寺の飛鳥から平城への移転時に、白山神社と共に遷座された元興寺鎮守社の1つとされる。

外部リンク

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