美瑛駅

北海道上川郡美瑛町にある北海道旅客鉄道の駅

美瑛駅(びえいえき)は、北海道上川郡美瑛町本町(もとまち)1丁目1にある北海道旅客鉄道(JR北海道)富良野線事務管理コードは▲121707[2]駅番号F37

美瑛駅
駅舎(2012年7月)
びえい
Biei
F36 北美瑛 (3.5 km)
(6.8 km) 美馬牛 F38
地図
所在地北海道上川郡美瑛町本町1丁目1
北緯43度35分27.78秒 東経142度27分42.41秒 / 北緯43.5910500度 東経142.4617806度 / 43.5910500; 142.4617806 東経142度27分42.41秒 / 北緯43.5910500度 東経142.4617806度 / 43.5910500; 142.4617806
駅番号F37
所属事業者北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線富良野線
キロ程23.8 km(旭川起点)
電報略号ヒイ
駅構造地上駅
ホーム2面2線
乗車人員
-統計年度-
473人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日1899年明治32年)9月1日[1]
備考
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歴史

1977年の美瑛駅と周囲約500m範囲。左下が富良野方面。島ホームは駅裏側が植栽されて乗降用には使用されていない。駅裏は留置線とその外側のストックヤード前へ貨物積卸線、そこから富良野側の矩形車庫へ少し外側へカーブを描いて車庫線が分岐し、旭川側の木工場前と赤い屋根の農協倉庫前へ引込線が伸びる。駅舎横の富良野側に貨物ホームと引込線、そこから富良野側の貯炭場前へ引込線、駅舎前の単式ホームを挟んで旭川側の貨物積卸場前へ引込線を有している。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

駅構造

2面2線の相対式ホームをもつ地上駅[5]。ホーム間の移動は跨線橋を使う。

駅舎は富良野方に向かって左側のホームに隣接して設けられている[5]。現駅舎は1952年(昭和27年)に新築竣工した平屋鉄骨鉄筋石造(290.5 m2)で[3][7]、当時国鉄旭川鉄道管理局建築課に在籍していた新田進が設計した[7]。国鉄時代の駅舎としては珍しい石造であり、合計3,400才(≒6.133 m3)の美瑛軟石が用いられている[3]

直営駅で、みどりの窓口設置。

利用状況

乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。

また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。

年度乗車人員出典備考
年間1日平均JR調査
1911年(明治44年)27,890(76.2)[8]
1912年(大正元年)33,161(90.9)
1913年(大正02年)32,207(88.2)
1914年(大正03年)29,927(82.0)
1915年(大正04年)30,637(83.7)
1956年(昭和31年)347,244(951.4)[3]
1957年(昭和32年)361,844(991.4)同年から順次旅客列車を気動車化し増発[3]
1958年(昭和33年)439,147(1,203.1)
1959年(昭和34年)463,685(1,266.9)[4]同年に旅客列車の気動車化を完了。
1960年(昭和35年)451,198(1,236.2)
1961年(昭和36年)429,617(1,177.0)
1962年(昭和37年)427,129(1,170.2)
1963年(昭和38年)455,527(1,244.6)
1964年(昭和39年)474,961(1,301.3)
1965年(昭和40年)498,376(1,365.4)
1966年(昭和41年)486,259(1,332.2)
1967年(昭和42年)466,429(1,274.4)
1968年(昭和43年)510,804(1,399.5)
1981年(昭和56年)(1,064.0)[7]1日平均乗降客数2,128人
1992年(平成04年)(841.0)[5]1日平均乗降客数1,682人
2003年(平成15年)189,165(516.8)[9]
2004年(平成16年)182,135(499.0)
2005年(平成17年)175,031(479.5)
2006年(平成18年)173,382(475.0)
2007年(平成19年)174,701(477.3)
2008年(平成20年)179,945(493.0)
2009年(平成21年)186,150(510.0)
2010年(平成22年)187,245(513.0)
2011年(平成23年)182,268(498.0)
2012年(平成24年)186,398(510.7)[10]
2013年(平成25年)180,742(495.2)
2014年(平成26年)189,070(518.0)
2015年(平成27年)187,610(512.6)
2016年(平成28年)189,070(518.0)473.6[11][JR北 1]
2017年(平成29年)186,880(512.0)453.8[11][JR北 2]
2018年(平成30年)179,215(491.0)424.0[11][JR北 3]
2019年(令和元年)173,118(473.0)412.2[12][JR北 4]
2020年(令和02年)372.4[JR北 5]
2021年(令和03年)343.6[JR北 6]
2022年(令和04年)314.4[JR北 7]

駅周辺

駅正面側(美瑛市街)

市街地は1989年(平成元年)から2001年(平成13年)にかけ駅を中心に商店を集約し、付帯施設を整備する区画整理を実施した。併せて屋根勾配を揃える、高さの制限、ファサードに美瑛軟石を用いるなどの建築協定を定め、統一感ある街並みとしている[13]

駅裏

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
富良野線
千代ヶ岡駅 (F35) - *北美瑛駅 (F36) - 美瑛駅 (F37) - 美馬牛駅 (F38)
*:一部の上り列車は北美瑛駅を通過する。

脚注

出典

JR北海道

関連項目

外部リンク