茨城県フラワーパーク

茨城県石岡市にあるテーマパーク

茨城県フラワーパーク(いばらきけんフラワーパーク)は、茨城県石岡市に位置する約30ヘクタールの「花と緑の楽園」のテーマパークである。

茨城県フラワーパーク
いばらきフラワーパーク (リニューアルオープン後)
いばらきフラワーパーク (リニューアルオープン後)
施設情報
愛称いばらきフラワーパーク
テーマ花卉
キャッチコピー「見る」から「感じる」フラワーパークへ
事業主体一般財団法人 石岡市産業文化事業団
設計者 = 中島健 (造園家)
管理運営株式会社パーク・コーポレーション
面積約30 ha
開園1985年
所在地315-0153
茨城県石岡市下青柳200番地
位置北緯36度12分44.268秒 東経140度10分21.936秒 / 北緯36.21229667度 東経140.17276000度 / 36.21229667; 140.17276000 東経140度10分21.936秒 / 北緯36.21229667度 東経140.17276000度 / 36.21229667; 140.17276000
公式サイトhttp://flowerpark.or.jp/
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1985年6月2日、筑波研究学園都市で開催された国際科学技術博覧会(通称:つくば科学万博)にあわせ、花卉(かき)文化の向上と石岡市への観光客誘致を目的に開園した。指定管理者は茨城県フラワーパーク指定管理業務共同事業体[1]

2010年には老朽化対策などのためリニューアル工事が開始され、2015年に完了した。2015年3月7日からは「園内周遊車」が運行を開始した[2][3]

2020年6⽉22⽇より、改装工事のため⼀時休園中となった。2021年4月29日、愛称を「いばらきフラワーパーク」としてリニューアルオープンした[4]

施設概要

特に茨城県の県花であるバラに力を入れている。本園では800種30,000株のバラを鑑賞することができ、バラのテーマパークとしては東日本最大級となる[5][6]

園内はフラワーパーク(12ヘクタール)とふれあいの森(18ヘクタール)で構成されている。入園口からふれあいの森の展望台までの片道(約1.2 km)を15分で走行する園内周遊車を利用することにより、沿道の花々を車内から観賞できる[3]

フラワーパーク

フラワーパークでは、さまざまな種類の花園を観賞できる[7]

バラのテラス・バラ品種園
800品種のバラ30,000株が植栽されている。
庭園風バラ園
フレンチローズ、イングリッシュローズ、モダンローズなど、99品種のバラ850株が植栽されている[6]
フラワードーム
ベゴニア・ハイビスカスなどを展示している。
本施設では「バラに囲まれた結婚式」などが行われ、2013年5月26日には1組目のカップルが式を挙げた[8][9]
ボタン園
88品種のボタン2,670株が植栽されている。
ダリア園
200品種のダリアが1,200株が栽培されている。
アジサイ園
アジサイ3,500株が植栽されている。
その他
芝生の丘・レストラン・直売所など。

ふれあいの森

ふれあいの森の丘の頂上には約250本の河津桜が広がり、春の花見スポットとなっている[10]

シャガ園
約5,000 m2の100万株のシャガの群生地[2]
やまゆり園
やまゆり12,000株が自生している。
花のすべりだい
延長800 mのスポーツスライド。
フラワーサイクル
延長190 mのレールバイク。
フィールドアスレチック
10種のフィールドアスレチック。
その他
展望塔・休憩所など。

アクセス

自動車
常磐自動車道千代田石岡IC又は石岡小美玉スマートICより約20分
常磐自動車道土浦北ICより約15分
北関東自動車道笠間西ICより約25分
電車
常磐線石岡駅を下車ののち、タクシーで約20分。
常磐線石岡駅を下車ののち、西口1番乗り場より関鉄グリーンバスフラワーパーク経由柿岡車庫行き)にて約30分。

ギャラリー

脚注

関連項目

外部リンク