金民友

韓国のサッカー選手

金 民友(キム・ミヌ、김민우、1990年2月25日 - )は、韓国出身の同国代表プロサッカー選手ポジションMFDF(主に左サイドバック)。

金 民友
韓国代表での金民友(2018年)
名前
カタカナキム・ミヌ
ラテン文字Kim Min-Woo
ハングル김민우
基本情報
国籍大韓民国の旗 大韓民国
生年月日 (1990-02-25) 1990年2月25日(34歳)
身長172cm
体重69kg
選手情報
在籍チーム大韓民国の旗 蔚山HD FC
ポジションMF / DF
背番号10
利き足左足
クラブ1
クラブ出場(得点)
2010-2016日本の旗 サガン鳥栖 213 (31)
2017-2022大韓民国の旗 水原三星ブルーウィングス 96 (7)
2018-2019大韓民国の旗 尚州尚武FC (兵役) 56 (4)
2022-2023中華人民共和国の旗 成都蓉城足球倶楽部 58 (10)
2024-大韓民国の旗 蔚山HD FC
代表歴2
2006-2007 韓国 U-1718 (1)
2009 韓国 U-2011 (5)
2009-2012 韓国 U-2313 (0)
2013-大韓民国の旗 韓国16 (1)
1. 国内リーグ戦に限る。2024年3月24日現在。
2. 2017年12月15日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

来歴

延世大学校在学時に、PSVアイントホーフェンに入団テストを受けたが、入団には至らなかった[1]。大学に無断で入団テストを受験していたため、退学となった[1]

2010年1月サガン鳥栖からのオファーを受け入団。当時は韓国国内でJリーグの試合を見るチャンスはあまりなく、本人曰く「何も知らないまま日本に来た」という[2]。慣れない日本での生活や鳥栖の厳しい練習、甲状腺機能亢進症などに苦しみ、サッカーをやめなければいけないと考えたほどであった[2] が、この年の7月に韓国代表に初選出された。

2013年7月、東アジアカップ2013で3年ぶりに韓国代表に選ばれ、7月24日、中国戦で代表初出場を記録。

2014年10月10日のパラグアイ戦で代表初得点を記録した。

2016年神戸に移籍した藤田直之の後任として主将に就任。10月24日、韓国の兵役のため[3] 今シーズンで退団し、水原三星ブルーウィングスに移籍することが発表された。これに伴いサガン鳥栖は背番号10番を、2020年まで暫定的に欠番とする事を決定した[4]

2018シーズンは兵役に就くため、尚州尚武FCに期限付き移籍した。2018 FIFAワールドカップでは韓国代表として2試合に出場した。

2022シーズンは水原三星ブルーウィングスから成都蓉城足球倶楽部へ移籍した。

エピソード

  • 鳥栖時代に金を指導した尹晶煥朴智星を抜く可能性を秘めていると太鼓判を押している。金自身も「Jリーグでこれほど長くプレーできたのはユンさんのおかげ」と語っている[2]
  • 好きな芸能人にえなりかずき少女時代を挙げている。
  • 来日後は藤田や池田圭に日本語を教わった[2]
  • ロンドンオリンピック代表メンバーから外れたが、洪明甫U-23代表監督は「とりわけ金民友(を選ぶかどうか)については最後まで悩んだ」とコメントしている[5]。当初の構想通りに李正秀オーバーエイジとして招集できていれば、金民友がメンバー入りしていただろうとする報道もあった[6]
  • 退団セレモニーでのスピーチは金正訓通訳の妻の発案[2]

所属クラブ

個人成績

国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点出場得点出場得点 出場得点
日本リーグ戦 リーグ杯天皇杯期間通算
2010鳥栖10J2244-20264
2011287-10297
2012J13124010362
20133353050415
20143463030406
20153321010352
20163053030365
韓国リーグ戦 リーグ杯FA杯期間通算
2017水原三星11Kクラシック306-10310
2018尚州尚武-
通算日本J11612014013018820
日本J25211-305511
韓国Kクラシック306-10316
総通算2433714016024437

代表・選抜歴

脚注

関連項目

外部リンク