出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
岡倉 徹志(おかくら てつし、1937年1月20日[1] - )は、日本のジャーナリスト、中東学者。
略歴
東京生まれ。父は岡倉古志郎[2]。岡倉天心の曾孫にあたる。早稲田大学第一文学部卒業後、毎日新聞社へ入社。カイロ支局長、外信部副部長、編集委員を経て1990年より富山国際大学教授となる。2008年退職。専攻は中東、イスラム世界の現代政治、国際関係[3]。
著書
- 『新パレスチナ物語 砂漠に燃える解放の火』三省堂 1976
- 『王族の国サウジアラビア アラブ世界の盟主を目指す』教育社入門新書 時事問題解説 1983
- 『パレスチナ・アラブ その歴史と現在』三省堂 1984
- 『ザ・ガルフ 石油と宗教をめぐる抗争』1986 中公新書
- 『イスラム急進派』1988 岩波新書
- 『メッカとリヤド』1988 講談社現代新書
- 『検証イスラム・パワー! 世界情勢の新たな火種・イスラムの奔流を読む!』JICC出版局(JICCブックレット)1990
- 『アラブのゆくえ』1991 岩波ジュニア新書
- 『イスラム世界のこれが常識 政治・宗教・民族-55の鍵』PHP研究所 1994 「イスラム世界がよくわかる本」文庫
- 『イスラム 信仰・歴史・原理主義』桂書房 1998
- 『サウジアラビア現代史』2000 文春新書
- 『イスラム原理主義 神は恐ろしい教えを下したのか』明石書店 2001
翻訳
- ハッサン・ビン・タラル『エルサレムの研究』浦野起央共訳 毎日新聞社 1982
論文
脚注