はてな (企業)

日本のインターネットサービス会社

株式会社はてなは、主にナレッジコミュニティサービス「人力検索はてな」やブログホスティングサービスはてなブログ」、ソーシャルブックマークサービス「はてなブックマーク」などの開発・運営を日本で行なっている企業[5]

株式会社はてな
Hatena Co., Ltd.
種類株式会社
機関設計監査役会設置会社[1]
市場情報
東証グロース 3930
2016年2月24日上場
略称はてな
本社所在地日本の旗 日本
604-8162
京都府京都市中京区烏丸通六角下ル七観音町630 読売京都ビル7F[2]
本店所在地107-0062
東京都港区南青山六丁目5番55号 青山サンライトビル3F[2]
北緯35度39分42.8秒 東経139度42分59.8秒 / 北緯35.661889度 東経139.716611度 / 35.661889; 139.716611
設立2001年7月19日に有限会社はてなとして創業。2004年2月1日に株式会社に組織変更。
業種情報・通信業
法人番号1013201014709 ウィキデータを編集
事業内容インターネット関連事業
代表者栗栖義臣(代表取締役社長)[2]
資本金2億3877万円(2022年7月期)
発行済株式総数302万株(2022年7月期)
売上高30億4900万円(2022年7月期)
営業利益3億1000万円(2022年7月期)
経常利益3億2700万円(2022年7月期)
純利益2億3000万円(2022年7月期)
純資産25億1000万円(2022年7月期)
総資産29億7000万円(2022年7月期)
従業員数167人(2021年7月31日現在)
決算期7月末日
会計監査人あずさ監査法人
主要株主近藤淳也(32.35%)
(2022年1月31日現在)[3]
主要子会社Hatena Inc.
関係する人物近藤淳也(初代代表取締役)
梅田望夫(元非常勤取締役)[4]
外部リンクwww.hatena.ne.jp ウィキデータを編集
テンプレートを表示
2021年7月15日までの古いロゴ
はてなのトップページ https://www.hatena.ne.jp/ の画像。2008年12月のもの。

主な事業

創業時からの事業であるコンテンツプラットフォームサービス、自社サービスを利用したコンテンツマーケティングサービス、受託開発・保守サービスを中心としたテクノロジーソリューションサービスの3カテゴリからなる[6]

コンテンツプラットフォームサービス
コンテンツマーケティングサービス
  • はてなブログMedia - オウンドメディアの構築・運用支援サービス
  • 自社サービス利用者向けの広告事業
テクノロジーソリューションサービス

提供サービス

沿革

  • 2001年
  • 2002年5月18日 - はてなアンテナサービス開始
  • 2003年
    • 1月16日 - はてなダイアリーベータ版リリース
    • 3月13日 - ブログサービス「はてなダイアリー」正式版リリース
  • 2004年
    • 1月1日 - はてなダイアリーキーワード(現:はてなキーワード)はてな編集権をはてなダイアリー市民に限定
    • 1月5日 - はてな掲示板いわしに書きこみできるユーザーを限定(はてなで質問を終えたことがあるか回答をしたことがある者のみに変更)
    • 1月23日 - はてなダイアリーブック注文受付開始
    • 1月27日 - デジタルコンテンツグランプリ受賞
    • 2月1日 - 株式会社はてなに改組。
    • 2月6日 - 第9回 AMD Award '03 Best Programmer賞受賞
    • 2月20日 - アンケートはてなサービス開始
    • 4月1日 - エイプリルフールネタとしてはてなダイアリーを「はてなブログ」と名称変更(1日限定)
    • 4月10日 - 東京都渋谷区に事務所(本社)を移転
    • 4月15日 - はてなカウンター提供開始
    • 4月23日 - はてなグループベータ版リリース
    • 5月20日 - はてなグループ正式リリース
    • 5月27日 - はてなダイアリーブックに縦書き機能搭載
    • 7月7日 - ビーケーワンと提携し、専門カテゴリー「bk1はてな」をスタート
    • 10月28日 - はてなフォトライフベータ版リリース
    • 11月5日 - はてな検索サービス開始
  • 2005年
    • 1月14日 - 写真・動画共有サービス「はてなフォトライフ」正式版リリース
    • 2月10日 - はてなブックマークベータ版リリース
    • 7月7日 - はてなマップベータ版リリース(現在はサービス終了)
    • 7月28日 - はてなグラフベータ版リリース
    • 8月19日 - ソーシャルブックマークサービス「はてなブックマーク」正式版リリース
    • 11月7日 - はてなリングリリース
  • 2006年3月30日 - アメリカのシリコンバレーに100%子会社「Hatena Inc.」を設立した。代表には日本と兼任で近藤淳也が就任した[14]
  • 2007年
    • 7月11日 - 「はてなスター」、「はてなメッセージ」リリース
    • 12月13日 - はてなハイク、はてなワールドベータ版リリース(はてなワールドは現在サービス終了)
  • 2008年
    • 4月 - 京都市中京区に京都オフィスを開設。
    • 5月 - 本店を目黒区中目黒に移転。
    • 9月1日 - はてなダイアリーキーワードをはてなダイアリーから分離、はてなキーワードに改称
    • 12月24日 - 任天堂と協業し、うごメモシアター、うごメモはてなリリース
  • 2009年
    • 2月 - はてなブックマークニュース(現:はてなニュース) サービス開始
    • 3月 - カラースターショップにて販売されている、はてなスターの色違いバージョン「カラースター」 サービス開始
    • 5月6日 - はてな各サービスの総ユーザー数が100万人を突破
    • 11月 - はてなハイク2(仮称)ベータ版リリース
  • 2010年10月1日 - はてなランドをリリースするも、同年10月15日にサービス終了
  • 2011年11月7日 - はてなブログベータ版を招待制でリリース[15]
  • 2012年
    • 10月 - 東京都港区に本店移転。
    • 10月1日 - はてなOne、はてなまとめ(仮)、はてなハイク2 (仮称)、はてなリングと、8つのラボサービス(16x16、はてなSNS、はてなWordLink、はてなわんわんワールド、はてなニュース、はてなボトル、はてなロクロ、はてな検索プラス)を終了。
    • 11月 - 「Miiverse」(開発・運営:任天堂/開発協力:はてな)北米・欧州でサービス開始
    • 12月 - 「Miiverse」(開発・運営:任天堂/開発協力:はてな)日本でサービス開始
  • 2013年
    • 1月 - 「はてなダイアリー」をフルリニューアルしたブログサービス「はてなブログ」 サービス開始
    • 5月31日 - うごメモシアター及びうごメモはてなを終了。
  • 2014年
    • 3月 - 企業向けオウンドメディア支援サービス「はてなブログ Media」 サービス開始。
    • 5月 - サーバー監視サービス「Mackerel」 ベータ版サービス開始
    • 8月1日 - 栗栖義臣が代表取締役社長に就任。近藤淳也が代表取締役会長に就任。[16]
    • 8月 - 「BrandSafe はてな」提供開始
    • 9月 - サーバー監視サービス「Mackerel」 サービス開始
    • 9月 - 集英社と共同開発で「少年ジャンプルーキー」サービス開始。
  • 2015年
    • 9月 - 集英社と共同開発で「あしたのヤングジャンプ」サービス開始。
    • 11月 KDDI・ナターシャと共同運営でWebマンガ更新チェッカー「Pinga」サービス開始[17]
  • 2016年
  • 2017年
    • 1月 - 少年ジャンプ+(集英社)にマンガビューワ「GigaViewer for Web」提供開始[20]
    • 7月 - 任天堂株式会社とのゲーム連動サービス「イカリング2」共同開発・運用開始。
    • 7月 - 任天堂株式会社とのゲーム連動サービス「スマプラス」共同開発・運用開始
    • 10月26日 - 近藤淳也が代表取締役会長を退任し、非常勤取締役就任。[21]
    • 10月 - となりのヤングジャンプ(集英社)にGigaViewer提供開始
    • 10月 - マガジンポケット講談社)にGigaViewer提供開始
  • 2018年
    • 2月 - コミックDAYS(講談社)にGigaViewer提供開始
    • 4月 - くらげバンチ(新潮社)にGigaViewer提供開始
    • 5月 - ジャンプルーキー!iOS/Androidアプリ(集英社・はてな共同開発)サービス開始
    • 8月 - コミプレ(ヒーローズ)にGigaViewer提供開始
  • 2019年
    • 4月 - スマプラス(開発・運営:任天堂/開発協力:はてな)サービス開始
    • 5月 - コミックDAYS(講談社)アプリ版開発支援開始
    • 7月 - コミックガルドオーバーラップ)にGigaViewer提供開始
    • 7月26日 - はてなダイアリーを終了し、はてなブログへ統合[22]
  • 2020年
  • 2021年
    • 1月 - コミックトレイル(芳文社)にGigaViewer提供開始
    • 1月 - コミックブシロードWEB(ブシロードメディア)にGigaViewer提供開始
    • 4月 - 株式会社集英社とマンガ家のための作品投稿・販売プラットフォーム「マンガノ」を開始[23]
    • 6月 - FEEL web(祥伝社)にGigaViewer提供開始
    • 7月15日 - ロゴマークをリニューアル[24]
    • 11月 - コミックガルド+(オーバーラップ・プラス)にアプリ専用マンガビューワ「GigaViewer for Apps」提供開始[25]
    • 11月 - サンデーうぇぶり小学館)にGigaViewer提供開始
  • 2022年
    • 3月 - 京都本社移転
    • 3月 - コロコロオンライン(小学館)にGigaViewer提供開始
    • 4月 - 東京証券取引所グロース市場に移行。
    • 5月 - COMIC OGYAAA!!(ホーム社)にGigaViewer提供開始
    • 9月 - 任天堂株式会社のゲーム連動サービス「イカリング3」開発協力。
  • 2023年12月 - コミック アース・スターアース・スター エンターテイメント)にGigaViewer提供開始
  • 2024年
    • 3月 - 少年ジャンプ+(集英社)にアプリ専用マンガビューワ「GigaViewer for Apps」提供開始[7]

マスコット

はてなのサービスなどで画像としてたびたび登場するは、創業者の近藤夫妻の飼い犬で、名前は「しなもん」(ウェルシュ・コーギー・ペンブローク:雄:1997年10月8日[26] - 2013年6月21日[27])という。

名前の由来は、村上春樹小説ねじまき鳥クロニクル』の登場人物から。はてなのマスコット的存在(会長)と位置づけられている。なお、しなもんの死後に社長であった近藤淳也が経営の一線から退く形で2014年に会長に就任する際、近藤は「2代目会長」を自称していた[28]

脚注

外部リンク