みなみ子宝温泉駅
みなみ子宝温泉駅(みなみこだからおんせんえき)は、岐阜県郡上市美並町大原にある、長良川鉄道越美南線の駅である。駅番号は18。駅舎が温泉施設となっている。2002年(平成14年)度「中部の駅百選」選定駅。
みなみ子宝温泉駅 | |
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駅舎正面(2018年5月) | |
みなみこだからおんせん Minami-kodakara-onsen | |
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所在地 | 岐阜県郡上市美並町大原 北緯35度37分38.84秒 東経136度57分1.85秒 / 北緯35.6274556度 東経136.9505139度 東経136度57分1.85秒 / 北緯35.6274556度 東経136.9505139度 |
駅番号 | 18 |
所属事業者 | 長良川鉄道 |
所属路線 | ■越美南線 |
キロ程 | 30.6 km(美濃太田起点) |
電報略号 | ミミ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- | 23人/日(降車客含まず) -2015年- |
開業年月日 | 2002年(平成14年)4月4日[1] |
備考 | 委託駅 |
歴史
美並村が運営する「日本まん真ん中温泉 子宝の湯」(1997年12月開湯。当初はプレハブ小屋の露天風呂)を改装する際、新温泉棟と一体化した駅の建設を美並村が要望し開設された。請願駅であるため建設費は美並村が全額負担している[2]。
駅構造
のりば
単式ホーム1面1線を有する地上駅。出入口は2ヶ所あり、温泉施設に直結するホーム中央付近の出入口がある他、ホーム美濃太田寄り端には、駅構外へ通じる出入口がある。
なお、温泉施設内は土足禁止のため、温泉施設側の出入口から駅を出た場合は、施設内に入ってから履物を脱ぐ必要がある。
- 側面(2018年5月)
- ホーム(2005年8月)
日本まん真ん中温泉 子宝の湯
駅併設の温泉施設[1]。内風呂・露天風呂と槇風呂または釜風呂を有するが、槇風呂と釜風呂を同日に入浴することは不可[注釈 1]。なお、お風呂(男湯・女湯)の入替えは1週間ごとに行われる[3]。
長良川鉄道を利用して訪れると、降車時に運転士から当日限り有効の降車証明書を貰える。この降車証明書をフロント係員に渡すと、割引入浴料300円(小学生は100円)で入浴することが可能[4]。なお、温泉施設の駅ホームへ通じる玄関付近には3灯式の鉄道信号機が設置されており、列車到着までのおおよその時間を知らせている[1]。
- 日本まん真ん中温泉 子宝の湯
(2017年11月) - 子宝の湯にある信号
(温泉施設利用者に列車到着までの残り時間を示している)
駅スタンプ
長良川鉄道では、国鉄時代の「わたしの旅キャンペーン」のスタンプを復刻したスタンプラリーと1日乗車券のセットを2022年から発売(発売額は通常の1日乗車券と同額)している。当初はこの駅にはスタンプは設置されていなかったが、2年目となる2023年夏からこの駅にも追加で設置され、子宝の湯のフロントで押印可能。但し、子宝の湯休館日は郡上八幡で押印することとなる。
利用状況
年度 | 1日平均乗車人員 |
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2011年(平成23年) | 13 |
2012年(平成24年) | 19 |
2013年(平成25年) | 11 |
2014年(平成26年) | 19 |
2015年(平成27年) | 23 |
駅周辺
駅東側の線路沿いを岐阜県道324号線が通る。長良川は駅西側を流れており、その対岸を国道156号が通る。しかし、当駅から国道へ向かうための橋は架けられていない。
- 川の駅373[5] - 日本まん真ん中温泉 子宝の湯に隣接。
- 国道156号
- 岐阜県道324号白山美濃線
- 長良川
バス路線
駅前に「みなみ子宝温泉駅」停留所があり、以下の路線が発着する。
- 郡上市自主運行バス
- 美並南ルート[6]
- 美並庁舎前行・さつき苑行