アブデラティフ・ケシシュ

アブデラティフ・ケシシュ(عبد اللطيف كشيش, Abdellatif Kechiche, 1960年12月7日 - )は、チュニジア出身の映画監督脚本家俳優である。日本語では「ケシッシュ」とも表記される。

アブデラティフ・ケシシュ
عبد اللطيف كشيش
عبد اللطيف كشيش
2013年
生年月日 (1960-12-07) 1960年12月7日(63歳)
出生地 チュニジア共和国
職業俳優映画監督脚本家
主な作品
アデル、ブルーは熱い色
 
受賞
カンヌ国際映画祭
パルム・ドール
2013年アデル、ブルーは熱い色
国際映画批評家連盟賞
2013年『アデル、ブルーは熱い色』
ヴェネツィア国際映画祭
審査員特別賞
2007年『クスクス粒の秘密』
ルイジ・デ・ラウレンティス賞
2000年『ヴォルテールのせい』
国際映画批評家連盟賞
2007年『クスクス粒の秘密』
青年映画賞
2007年『クスクス粒の秘密』
ヨーロッパ映画賞
国際映画批評家連盟賞
2008年『クスクス粒の秘密』
全米映画批評家協会賞
外国語映画賞
2013年『アデル、ブルーは熱い色』
ニューヨーク映画批評家協会賞
外国語映画賞
2013年『アデル、ブルーは熱い色』
ロサンゼルス映画批評家協会賞
外国語映画賞
2013年『アデル、ブルーは熱い色』
放送映画批評家協会賞
外国語映画賞
2013年『アデル、ブルーは熱い色』
セザール賞
監督賞
2005年『身をかわして』
2008年『クスクス粒の秘密』
脚本賞
2005年『身をかわして』
2008年『クスクス粒の秘密』
その他の賞
ルイ・デリュック賞
2007年『クスクス粒の秘密』
2013年『アデル、ブルーは熱い色』
テンプレートを表示

キャリア

1960年チュニジアの生まれ、6歳のとき両親とともにニースに移住[1]。演劇に夢中になり、アンティーブコンセルヴァトワールで学ぶ。

2000年に『La Faute à Voltaire』で監督デビューする。

監督作の『身をかわして』(2003年)と『クスクス粒の秘密』(2007年)はセザール賞で作品賞、監督賞、脚本賞を受賞した。

2007年の第64回ヴェネツィア国際映画祭では『クスクス粒の秘密』がコンペティション部門で上映された。女優のアフシア・エルジフランス語版マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)とベルリン国際映画祭シューティング・スター賞ダブルを受賞し、他に審査員特別賞国際映画批評家連盟賞、SIGNIS賞 スペシャル・メンション、ヤング・シネマ・アウォード英語版を受賞した。

2013年の第66回カンヌ国際映画祭では『アデル、ブルーは熱い色』がコンペティション部門で上映され、パルム・ドールを受賞した[2]

主なフィルモグラフィ

作品名役名備考
2000ヴォルテールのせい
La Faute à Voltaire
監督・脚本
2003身をかわして
L'esquive
監督・共同脚本日本では劇場未公開。
2008年の東京日仏学院での特集上映「ジャン・ルノワール、我らの親父」にて上映。
2007クスクス粒の秘密
La graine et le mulet
監督・脚本日本では劇場未公開。
第21回東京国際映画祭、地中海映画祭2013(東京・福岡・大阪・京都)にて上映。
2010黒いヴィーナス
Vénus noire
監督・脚本
2013アデル、ブルーは熱い色
La vie d'Adèle
監督・脚本

参考文献

外部リンク