エスタディオ・ラモン・サンチェス・ピスフアン

スペインのサッカースタジアム

エスタディオ・ラモン・サンチェス・ピスフアンスペイン語: Estadio Ramón Sánchez Pizjuán, [esˈtaðjo raˈmon ˈsantʃeθ piθˈxwan])は、スペインセビリアサッカー専用スタジアムセビージャFCのホームスタジアムとして使用される。収容人数は45,500人。

エスタディオ・ラモン・サンチェス・ピスフアン
Estadio Ramón Sánchez-Pizjuán


UEFA 4/4stars

地図
エスタディオ・ラモン・サンチェス・ピスフアンの位置(アンダルシア州内)
エスタディオ・ラモン・サンチェス・ピスフアン
施設情報
所在地スペインの旗 スペイン セビリア
位置北緯37度23分02秒 西経5度58分14秒 / 北緯37.38389度 西経5.97056度 / 37.38389; -5.97056 西経5度58分14秒 / 北緯37.38389度 西経5.97056度 / 37.38389; -5.97056
起工1956年12月2日
開場1958年9月7日
修繕1982年、2015年-2020年
拡張1974年
所有者セビージャFC
運用者同上
グラウンド天然芝
ピッチサイズ105m × 70m
設計者スペインの旗 マヌエル・ムニョス・モナステイロ
使用チーム、大会
セビージャFC (1958年-)
1982 FIFAワールドカップ
収容人員
42,714人[1]
アクセス
#アクセスを参照。

歴史

1937年、当時セビージャFCの会長を務めていたラモン・サンチェス・ピスフアンがスタジアム建設予定地を購入し、1954年の設計コンペを経て、エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウの設計も担当したマヌエル・ムニョス・モナステイロ氏のデザインが採用された[2]。1956年12月2日、新スタジアムの建設工事がスタートすると、2年後の1958年夏にほぼ全ての工程が完了し、エスタディオ・ラモン・サンチェス・ピスフアン (Estadio Ramón Sánchez Pizjuán)と命名された[2]

1958年9月7日、セビージャFCレアル・ハエンとの親善試合こけら落しとなった[3]。スタジアム初の公式戦は、こけら落しから2週間後に行われたレアル・ベティスとのアンダルシア・ダービーであり、初ゴールはベティスのルイス・デル・ソルが挙げた[3]

1958年に完成して以来、セビージャFCがホームスタジアムとして使用している。スタジアム名はセビージャFCの元会長ラモン・サンチェス・ピスフアンに因む。

スペイン代表には、このスタジアムで行われた試合には一度も負けた事がないという「伝説」がある。

スペインで開催された1982年FIFAワールドカップでは、グループリーグのブラジルソビエト連邦、準決勝の西ドイツフランスの2試合が行われた。1986年のUEFAチャンピオンズカップでは決勝戦会場に使用された。

2022年5月にはUEFAヨーロッパリーグ 2021-22決勝を開催した。

開催された主な試合

日付ホームチーム結果アウェーチームラウンド
1982年6月14日 ブラジル2-1 ソビエト連邦グループステージ
1982年7月8日 西ドイツ3-3
(5-4 p)
フランス準決勝
  • 国際大会
日付ホームチーム結果アウェーチーム大会
1986年5月7日 ステアウア・ブカレスト0-0
2-0 p)
FCバルセロナUEFAチャンピオンズカップ1985-86決勝
2022年5月18日 アイントラハト・フランクフルト1-1
(5-4 p)
レンジャーズFCUEFAヨーロッパリーグ2021-22決勝

アクセス

ギャラリー

2015年に撮影されたパノラマ

関連項目

脚注

外部リンク

先代
スタッド・デュ・エゼル
ブリュッセル
UEFAチャンピオンズカップ
決勝戦会場

1985
次代
プラターシュタディオン
ウィーン
先代
スタディオン・グダニスク
グダニスク
UEFAヨーロッパリーグ
決勝戦開場

2022
次代
プシュカーシュ・アレーナ
ブダペスト