コンセプト・アルバム

コンセプト・アルバムConcept Album)は、ある一定のテーマまたは物語に沿った楽曲によって構成されたアルバム。アルバム全体でひとつの作品になっている作品をさしている。

史上最も有名なコンセプト・アルバムの1つであるピンク・フロイドの『ザ・ウォール』のライブ・パフォーマンスを牽引するロジャー・ウォーターズ(上で敬礼している人物)[1]

概要

通常、ロックのアルバムに収録されている曲は、互いに無関係な単独の楽曲から構成される。コンセプト・アルバムとは、それぞれの楽曲が関連を持ち、アルバム全体で一つのストーリー性を内包するタイプのアルバムを指している。

初期のコンセプト・アルバムの例としては、ビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』(1967年[2]があげられる。

1960年代後半からは、ロック・ミュージックのシーンにおいて、コンセプト・アルバムに定義される作品が生まれてきた。特にロック・オペラプログレッシブ・ロックのジャンルにおいては、単一曲をアルバム1枚(もしくは2枚以上)を費やして収録するなど、多くの作品が発表されている。ザ・フー[3]の『トミー』(1969年)や、ピンク・フロイドの『アニマルズ[4]1977年)なども代表的なコンセプト・アルバムとされている[注釈 1]

主なコンセプト・アルバム(洋楽)

1950年代までの作品

1960年代の作品

1970年代の作品

1980年代の作品

1990年代の作品

2000年代以降の作品

主なコンセプト・アルバム(邦楽)

1960年代の作品

1970年代の作品

1980年代の作品

1990年代以降の作品

脚注

注釈

出典

参考文献

  • Shute, Gareth (2013). Concept Albums. Investigations Publishing. ISBN 978-0-473-22685-5. https://books.google.com/books?id=S7URmwEACAAJ 
  • Tunbridge, Laura (2010). The Song Cycle. Cambridge University Press. ISBN 978-0-521-89644-3. https://books.google.com/books?id=DS8VesiqWFcC 

関連項目

外部リンク

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