ジェイレン・ラムジー

アメリカンフットボール選手、コーナーバック
ジャレン・ラムジーから転送)

ジェイレン・ラトレル・ラムジーJalen Lattrel Ramsey, 1994年10月24日 - )は、アメリカ合衆国テネシー州スマーナ出身のプロアメリカンフットボール選手。NFLマイアミ・ドルフィンズに所属している。ポジションはコーナーバック

ジェイレン・ラムジー
Jalen Ramsey
refer to caption
ロサンゼルス・ラムズでのラムジー
(2020年)
マイアミ・ドルフィンズ #5
ポジションコーナーバック
生年月日 (1994-10-24) 1994年10月24日(29歳)
出身地アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
テネシー州スマーナ
身長:6' 1" =約185.4cm
体重:208 lb =約94.3kg
経歴
高校ブレントウッド・アカデミー
大学フロリダ州立大学
NFLドラフト2016年 / 1巡目全体5位
所属歴
2016-2019ジャクソンビル・ジャガーズ
2019-2022ロサンゼルス・ラムズ
2023-マイアミ・ドルフィンズ
受賞歴・記録
スーパーボウル制覇(1回)
2021
オールプロ選出(計3回)
1st(3回)
2017, 2020, 2021
プロボウル選出(7回)
2017-2023
その他受賞・記録
  • NFLオールルーキーチーム (2016)
  • BCSナショナルチャンピオン (2013)
  • コンセンサスオールアメリカン (2015)
  • オールアメリカンセカンドチーム (2014)
  • 2× オールACCファーストチーム (2014, 2015)
NFL 通算成績
(2022年終了時点)
タックル452
サック2.0
フォースファンブル7
パスディフレクション92
インターセプト19
ディフェンシブTD1
Player stats at NFL.com
Player stats at PFR

経歴

カレッジ

フロリダ州立大学カレッジフットボール陸上競技をプレーした。2013年に、フレッシュマンとして14試合に先発出場した。これは1985年のディオン・サンダース以来の出来事であった[13][14。このシーズン、ラムジーは背番号13番を着用していたが、その後2年目のシーズンから8番に変更した。2015シーズンには、オールアメリカンチームに選出された[1]。3年目のシーズン終了後、4年目のシーズンを見送ってNFLドラフトにエントリーした[2]

陸上競技では、リレー走り幅跳びの選手として活躍した。2013年シーズンには、フロリダ州立大学のメンバーとして3度オールACCに選出された。2015年5月に、26フィート1.5インチ(7.96m)の跳躍を記録してACCの走り幅跳びで優勝した。これは、2016年の米国オリンピックチームトライアルの出場資格記録にわずか3インチ不足していただけであった[3]

大学時代の通算成績

ジャレン・ラムジータックルインターセプトファンブル
年度大学出場合計ロスタックルサックパスディフェンスインターセプトフォース
2013フロリダ州立大学14492.01.0111
2014148010.03.01223
201513523.51.0900
4118115.55.02234


ジャクソンビル・ジャガーズ

2016年のNFLドラフトジャクソンビル・ジャガーズから1巡目全体5位で指名され入団した。

2016年、入団直後からNFLでもトップレベルのコーナーバックとなり、第16週のテネシー・タイタンズ戦ではマット・キャッセル相手にインターセプトリターンタッチダウンを記録し、この週の守備部門の週間MVPに選ばれた。またこのシーズンはオールルーキーチームに選出された[4]


2017年はキャリア初となるプロボウルに出場し、オールプロに選出されたほか、10年ぶりとなるジャガーズのプレーオフ出場に貢献した。

2018年シーズンは65タックル・3インターセプトという成績を残し、2年連続でプロボウルに選出された。プロボウルではヒューストン・テキサンズのQBデショーン・ワトソンのパスをレシーブし、タッチダウンを挙げた。

2019年シーズン、開幕前にルーキー契約の5年目オプションの行使が発表された[5]。しかし起用法を巡りジャガーズのコーチ陣との対立があり、トレード移籍を要求した[6]

ロサンゼルス・ラムズ

2019年10月16日に2020年と2021年ドラフト1巡目指名権および2021年ドラフトの4巡目指名権とのトレードでロサンゼルス・ラムズに移籍した[7]。第16週のサンフランシスコ・フォーティナイナーズ戦では移籍後初インターセプトを挙げた。

2020年にはラムズと延長契約に合意し、当時のリーグのディフェンシブバックでは史上最高額となる5年1億500万ドルでの契約を果たした[8]。第4週のニューヨーク・ジャイアンツ戦では、試合後にラムジーの親戚にあたるゴールデン・テイト[注 1]と諍いを起こし[9]、罰金を科された。このシーズンは15試合に出場し、44タックルを記録した。また2017年以来となるオールプロ1stチームに選出された。

2021年は77タックル・4インターセプトを記録した。チームも第56回スーパーボウルで優勝し、チャンピオンリングを獲得した。また2年連続でオールプロ1stチーム入りし、NFLトップ100では自己最高位となる9位にランクインした[10]

2022年はシーズン開幕前に肩の手術を行った[11]。シーズンではキャリアハイとなる88タックルを記録したほか、4インターセプト・2サック・3ファンブルフォースを記録した。

マイアミ・ドルフィンズ

2023年3月15日にハンター・ロング英語版、2023年のドラフト3巡目指名権とのトレードで、マイアミ・ドルフィンズへ移籍した[12]

詳細情報

年度別成績

レギュラーシーズン

年度チーム

試合タックルインターセプト ファンブル
出場先発合計ソロアシストサックパス
ディフ
ェンス
インター
セプト
リターン
ヤード
平均
リターン
ヤード
最長
リターン
TDフォ
ース
リカ
バー
2016JAX2016166555100.01426532.535T110
201716166352110.0174348.518000
20181616656230.013300.00000
201933171340.01000.00010
LAR98333120.0411313.013010
20201515443680.09122.02000
2021516167762150.01644110.325010
NFL:6年9190364311530.0741515510.335T140
  • 2021年度シーズン終了時
  • 太字は自身最高記録

ポストシーズン

年度チーム試合タックルインターセプト ファンブル
出場先発合計ソロアシストサックパス
ディフ
ェンス
インター
セプト
リターン
ヤード
平均
リターン
ヤード
最長
リターン
TDフォ
ース
リカ
バー
2017JAX338710.01122.02000
2020LAR227430.01000.00000
2021339810.03000.00000
88241950.05122.02000
  • 2021年度シーズン終了時

脚注

注釈

出典

外部リンク