ステートレス -彷徨の行方-

ステートレス -彷徨の行方-』(ほうこうのゆくえ、原題: Stateless)は、2020年に放送されたオーストラリアテレビドラマシリーズ。オーストラリアの移民拘留センターを舞台に、交錯する4人の運命を描く。ケイト・ブランシェットが原作・制作・出演を務め、他にイヴォンヌ・ストラホフスキー、アッシャー・ケディー、フェイザル・バジ、マルタ・デュッセルドープ、ドミニク・ウェストらが共演した[2]

Stateless
ステートレス -彷徨の行方-
ジャンルドラマ
原案
脚本
  • Elise McCredie
  • Belinda Chayko
監督
出演者
作曲Cornel Wilczek[1]
国・地域オーストラリアの旗 オーストラリア
言語英語
話数6(各話リスト)
各話の長さ60分
製作
製作総指揮
プロデューサー
  • Sheila Jayadev
  • Paul Ranford
編集Mark Atkin
Martin Connor
製作
  • Matchbox Pictures
  • Dirty Films
配給NBCユニバーサル
放送
放送チャンネルABC
映像形式720p HDTV
放送国・地域オーストラリア
放送期間2020年3月1日 (2020-03-01) - 2020年4月5日 (2020-4-5)
公式ウェブサイト
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全6話のミニシリーズで、オーストラリアでは2020年3月から4月にかけてABCで放送された[3]。世界での放映権はNetflixが獲得し、2020年7月8日から日本語字幕版が配信された[4]

あらすじ

舞台はオーストラリアの砂漠にある移民収容所。迫害から逃れたアフガン難民、カルト集団から逃れた航空会社のホステス、金のために転職したオーストラリア人の若い父親、国家的スキャンダルに巻き込まれた官僚、見ず知らずの4人の人生が交差し、思いもよらない深いつながりが生まれていく[5]

キャスト

『ステートレス -彷徨の行方-』のキャスト。上段左からイヴォンヌ・ストラホフスキー、アッシャー・ケディー、マルタ・デュッセルドープ、ドミニク・ウェストケイト・ブランシェットジェイ・コートニー

メイン

※括弧内は日本語吹替。

ソフィ
演 - イヴォンヌ・ストラホフスキー世戸さおり
クレア
演 - アッシャー・ケディー英語版山像かおり
アミール
演 - フェイザル・バジ英語版青山穣
Margot
演 - マルタ・デュッセルドープ英語版きそひろこ
Gordon
演 - ドミニク・ウェスト内田直哉
Pat
演 - ケイト・ブランシェット藤本喜久子
キャム
演 - ジェイ・コートニー星野貴紀
Mina
演 - ソラヤ・ハイダリ(多田このみ
Harriet
演 - レイチェル・ハウス英語版斉藤貴美子
Janice
演 - ケイト・ボックス英語版三井好美
Sully
演 - クラレンス・ライアン(辻田啓一)
Farid
演 - クロード・ジャブール(奈良徹
Sharee
演 - ローズ・ライリー(宇田川紫衣那)
Rosna
演 - ヘラナ・ソーウィレス英語版くわばらあきら
Brian Ashworth
演 - ダレン・ギルシェナン(牛山茂
テディ
演 - シド・ブリスベイン(加藤清司
ロイ
演 - アレン・エドワーズ(谷内健
ジュヌビエーブ
演 - サラー・パース(小宮和枝

エピソード

通算
話数
タイトル監督脚本放送日AUS視聴者数
1"移民たちの事情"
"The Circumstances in Which They Come"
Emma FreemanElise McCredie2020年3月1日 (2020-03-01)441,000[6]
2"匿名の女"
"Incognita"
Emma FreemanElise McCredie2020年3月8日 (2020-03-08)363,000[7]
3"正しいこと"
"The Right Thing"
Emma FreemanBelinda Chayko2020年3月15日 (2020-03-15)390,000[8]
4"ラン・ソフィ・ラン"
"Run Sofie Run"
Jocelyn MoorhouseElise McCredie2020年3月22日 (2020-03-22)430,000[9]
5"天使の糧"
"Panis Angelicus"
Jocelyn MoorhouseBelinda Chayko2020年3月29日 (2020-03-29)409,000[10]
6"暴力者の地獄"
"The Seventh Circle"
Jocelyn MoorhouseElise McCredie2020年4月5日 (2020-04-05)469,000[11]

評価

批評

本作は批評家から好意的な評価を受けている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには12件のレビューがあり、批評家支持率は83%、平均点は10点満点で7.6点となっている[12]。また、Metacriticには9件のレビューがあり、加重平均値は75/100となっている[13]

脚注

外部リンク