スーパーマン (1999年のコンピュータゲーム)
『スーパーマン: ザ・ニュー・アドベンチャー』(Superman: The New Adventures)または『スーパーマン64』(Superman 64)は、タイタス・ソフトウェアが開発・発売した1999年のNINTENDO64専用のアドベンチャーゲームである。テレビアニメ『スーパーマン』を原作としている。北米では1999年5月29日、欧州では1999年7月23日に発売された。
ジャンル | アクションアドベンチャー |
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対応機種 | NINTENDO64 |
開発元 | タイタス・ソフトウェア |
プロデューサー | エリック・カーン J.C. Methiaz[1] |
人数 | シングルプレイヤー、マルチプレイヤー |
メディア | 64メガビットカートリッジ |
発売日 |
ゲーム内容
開発
フランスのタイタス・ソフトウェアが2年の開発期間を経て完成させた。1997年のE3で初めて制作発表が行われ、翌1998年のE3で展示された[2][3]。プロデューサーでタイタス・ソフトウェアの共同設立者でもあるエリック・カーンは、開発の主な目標はプレイヤーが本当にスーパーヒーローのように振る舞う史上初の「スーパーヒーローベース」のゲームを作成することであると述べた[4]。
評価と影響
批評家の反応
評価 | ||||||||||||||||||||||
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批評家の反応は概ね否定的なものに偏り、GameRankingsでのスコアは22.90%となった[5]。批判の多くは操作性、グラフィック、ゲーム性についてであった。スーパーマンを飛行させる際の操作性が非常に悪く、離着陸には複数のボタンを押さなくてはならず、さらに反応も悪いために複数の評論家から批判された[6][7][8]。
売り上げ
批評的には芳しくなかったものの、NPDグループのデータでは『スーパーマン』は北米の1999年6月のトップセラーであった[10][11]。同年7月、タイタスは本作がNINTENDO64史上3番目に売れたタイトルとなったことを発表した[12]。
受賞とランキング入り
『Electronic Gaming Monthly』のショーンベビーが選んだ「歴代最低のゲーム20」では7位となった[13]。またG4の番組『Filter』の「1990年代最低のゲームトップ10」では2位となった。『Nintendo Power』誌では任天堂機史上最低のゲームと評価された[14]。MTVのGamer's 2.0では1999年のゲームでワースト1となった。『GameSpy』上でジャーナリストのデヴィッド・チャップマンが選んだ「最低のコミック原作ゲーム20」ではトップとなった[15]。GameTrailersが2006年に発表した「歴代最低のゲーム」では1位となった[16]。