ディクタット

ディクタット (Diktat)[2]イギリス生産の競走馬種牡馬。主な勝ち鞍に1999年スプリントカップモーリス・ド・ゲスト賞など。

ディクタット
欧字表記Diktat[1][2]
品種サラブレッド[2]
性別[2]
毛色黒鹿毛[2]
生誕1995年2月25日[1][2]
ウォーニング[1][2]
Arvola[1][2]
母の父Sadler's Wells[1][2]
生国イギリスの旗 イギリス[1][2]
生産者Sheikh Mohammed Bin Rashid Al Maktoum[1][2]
馬主Shekh Mohammed
ゴドルフィン
[1][2]
調教師David Loder
サイード・ビン・スルール (UAE)
[1][2]
競走成績
生涯成績14戦7勝[1][2]
獲得賞金537,665ポンド[1]
勝ち鞍
GIモーリス・ド・ゲスト賞1999年
GIスプリントカップ1999年
GIIIジャージーステークス1998年
GIIIクライテリオンステークス1999年
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経歴

  • 特記事項なき場合、本節の出典はRacing Post[1]、JBISサーチ[3]、netkeiba.com[4]

1997年9月9日、ムハンマド・ビン=ラーシド・アール=マクトゥームの所有馬としてレスター競馬場英語版でのメイドン競走でデビューし、7着。翌1998年4月のニューマーケット競馬場のメイドン競走で初勝利を挙げると、続く条件ステークスを勝ち、重賞初出走のジャージーステークスも勝って3連勝とする。ニューカッスル競馬場英語版のG3競走ビーズウイングステークス英語版2着のあと休養に入り、休養中にゴドルフィンに移ってサイード・ビン・スルール厩舎に移籍する。

1999年は初戦のシャーガーカップセブンステークスを勝ち、続くG3競走クライテリオンステークス英語版も制して重賞2勝目。夏にフランスに遠征してモーリス・ド・ゲスト賞で初めてG1競走を制する。続くくスプリントカップも制したが、フォレ賞では5着に終わった。2000年を迎え、初戦として日本京王杯スプリングカップに出走し、スティンガーの6着に終わったが、続く安田記念では6番人気でフェアリーキングプローンの2着に入った。その後はムーランドロンシャン賞で3着、クイーンエリザベス2世ステークスで6着となり、クイーンエリザベス2世ステークスが最後の競馬となった。

競走成績

以下の内容は、Racing Post[1]、JBISサーチ[3]およびnetkeiba.com[4]の情報および記載法に基づく。

出走日競馬場競走名距離(馬場)頭数枠番
(Draw)
馬番
(horse No.)
着順騎手斤量(st./lb./kg換算)タイム着差勝ち馬/(2着)馬
1997.09.09レスターメイドン競走芝7f(GF)18167着W. ライアン9-0(126/57)(6馬身3/4)Mudeer
1998.04.16ニューマーケットメイドン競走芝7f (Sft)171241着D. ホランド8-11(123/55.5)1:30.254馬身(Mubrik)
0000.05.28レスター条件S芝7f (Gd)4231着D. ホランド9-0(126/57)1:25.301馬身1/2(Rabi)
0000.06.17アスコットジャージーSG3芝7f (Gd)161681着D. ホランド8-10(122/55.5)1:28.432馬身(Bold Edge)
0000.07.25ニューカッスルビーズウイングSG3芝7f (Gd)4442着J. フォーチュン8-11(123/55.5)(アタマ)Decorated Hero
1999.05.08グッドウッドシャーガーカップセブンS芝7f (Gd)10631着L. デットーリ8-12(124/56)1:27.381/2馬身(Russian Revival)
0000.06.26ニューマーケットクライテリオンSG3芝7f (GF)6211着L. デットーリ9-7(133/60)1:24.631馬身1/2(Raise a Grand)
0000.08.08ドーヴィルモーリス・ド・ゲスト賞G1芝6f110y (VSft)10111着L. デットーリ9-2(128/58)1:18.20(1馬身)Gold Away
0000.09.04ヘイドックパークスプリントCG1芝6f(GF)161631着L. デットーリ9-0(126/57)1:11.04クビ(Bertolini)
0000.10.17ロンシャンフォレ賞G1芝7f(Sft)111135着L. デットーリ9-2(128/58)(1馬身1/4)Field of Hope
2000.05.14東京京王杯スプリングCGII芝1400m(良)18476着D. ホランド59kg1:21.5-0.5スティンガー
0000.06.04東京安田記念GI芝1600m(良)185102着D. オドノヒュー58kg1:34.1-0.2フェアリーキングプローン
0000.09.03ロンシャンムーラン・ド・ロンシャン賞G1芝1m (Sft)8233着L. デットーリ9-2(128/58)(2馬身1/4)Indian Lodge
0000.09.23アスコットクイーンエリザベス2世SG2芝1m(GS)121026着J. リード9-1(127/57.5)(6馬身)Observatory

引退後

引退後は種牡馬となり、のちにに日本に輸入されダーレー・ジャパンスタリオンコンプレックスで繋養されたこともあった[5]

主な産駒

※G1競走のみ記載

ブルードメアサイアーとしての主な産駒

※G1競走のみ記載

血統表

ディクタット血統(血統表の出典)[§ 1]
父系インリアリティ系
[§ 2]

*ウォーニング
1985 鹿毛
父の父
Known Fact
1977 鹿毛
In RealityIntentionally
My Dear Girl
TamerettTim Tam
Mixed Marriage
父の母
Slightly Dangerous
1979 鹿毛
RobertoHail to Reason
Bramalea
Where You LeadRaise a Native
Noblesse

*アルヴォラ
1990 黒鹿毛
Sadler's Wells
1981 鹿毛
Northern DancerNearctic
Natalma
Fairy BridgeBold Reason
Special
母の母
Park Appeal
1982 黒鹿毛
AhonooraLorenzaccio
Helen Nichols
BalidaressBalidar
Innocence
母系(F-No.)アルヴォラ(GB)(FN:14-c)[§ 3]
5代内の近親交配Hail to Reason 4 × 5 = 9.38%、Native Dancer 5 × 5 = 6.25%[§ 4]
出典

出典

外部リンク