トゥールーズ天文台

トゥールーズ天文台(Observatoire de Toulouse)は、1733年に設立されたフランストゥールーズにある天文台である[1]

Toulouse Observatory
トゥールーズ天文台の位置(フランス内)
トゥールーズ天文台
トゥールーズ天文台
フランスにおける位置
コード004
所在地フランストゥールーズ
座標北緯43度36分44秒 東経1度27分46秒 / 北緯43.61233度 東経1.46278度 / 43.61233; 1.46278 東経1度27分46秒 / 北緯43.61233度 東経1.46278度 / 43.61233; 1.46278
開設1733年, 1841年, 1981年
ウェブサイトsaptoulouse.net
コモンズ ウィキメディア・コモンズ
テンプレートを表示

l'Academie des Sciences, Inscriptions et Belles-Lettres de Toulouseによって設立され、1841年と1981年に移設された[2]

1987年、トゥールーズ天文台のGenevieve Soucailらは、Abell 370が青い環状の構造を持つことを示すデータを得て、これを重力レンズ効果であるとする解釈を提案した[3]

1990年代には、他の組織と合同でカナダ・フランス・ハワイ望遠鏡の開発に取り組んだ[4]

所長

フェリックス・チスランは、1873年から1878年まで務めた有名な所長である。彼はRecueil d'exercices sur le calcul infinitesimalを出版し、1874年に日本を訪れる等、何度かの遠征調査を行った。アンリ・J・ペロタンはチスランの助手で、彼らは1878年にパリ天文台に移った。ティスランの後はバンジャマン・バイヨーが継いだ。

所長生年在職
Frederic Petit1810?18651838?1865
Theodore Despeyrous1815?18831865?1866
Pierre Daguin1814?18841866?1870
フェリックス・チスラン1845?18961873?1878
バンジャマン・バイヨー1848?19341878?1907
ウジェーヌ・コセラ1866?19311908?1931
Emile Paloque1891?19821931?1960
Roger Bouigues1920? 1961?1971
Jean Rosch1915?19991971?1981

望遠鏡

天文台は、多くの望遠鏡を用いてきた。例えば、83cm口径の反射望遠鏡は、1875年に設置された。

関連項目

出典

関連文献

外部リンク