ファスト アンド フューリアス

ファスト アンド フューリアス』(THE FAST AND THE FURIOUS)は、タイトーが販売する、2005年に稼動開始した業務用レースゲームである。

ファスト アンド フューリアス
ジャンルレースゲーム
対応機種アーケード[AC]
開発元RAW THRILLS
発売元タイトー
人数1~8人通信対戦プレイ
発売日[AC]:2005年
デバイスステアリング
2ペダル(ブレーキ・アクセル)
4速H型シフトレバー
5ボタン(視点1・2・3、曲切り替え、スタート&ニトロ)
テンキー(0~9、*、#)
システム基板PCベース
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その名の通り、映画「ワイルドスピード(THE FAST AND THE FURIOUS)」をモチーフとしている。

ゲームのルール

コインを投入し、コース・トランスミッション・車両を選択後、パーツのアップグレードを選択し車両をチューニングし、レース開始。

一本道の市街地コースで7台のライバル車と競い1位を目指す。ハンドル・ペダルワークを駆使しフリップ・ウィリーなど様々なスタントを繰り出すことが出来る。完走時、スタントを繰り出した回数・時間や対物ダメージ総額応じてタイムが短縮(順位には影響しない。)、順位によって賞金が変動する。また、筐体の設定によるが、1位で完走した場合、無料で次のレースに進めることが出来る[注釈 1]

筐体へのデータ保存に対応。コース・トランスミッション・車両・アップグレードの選択時にキーパッドを押し、暗証番号を入力することによって、ネーム・賞金総額・走行記録・車両ごとのチューニング状況を読み込み・保存することができる。

ゲームモード

  • 1Pプレイ

好きなコースを選んで賞金を稼ぐのが1人プレイモード。

  • 2P~8Pプレイ

大人数でプレイしていくモード。

登場車種

Nissan 350Z/SkylineMitsubishi EclipsePontiac Firebird等17台の車が実名で登場する。

コース

初級コース

  • タイムズスクウェア
  • レースウォーズ
  • チャイナタウン

中級コース

  • マリブ
  • セントラルパーク
  • L.A.ゲットー

上級コース

  • ゴールデンゲート
  • ニューイングランド

プロ級コース(残り2コースはコースセレクト画面でビューチェンジの1を押すと出現)

  • ハリウッド
  • S.F.ツアー
  • マルホランドドライブ
  • チャイナタウンX

移植版

Wii
Cruis'n
ジャンルレースゲーム
対応機種Wii
開発元Just Games Interactive
発売元ミッドウェイゲームズ
シリーズCruis'n
発売日
  • 2007年11月27日
  • 2008年3月27日
  • 2008年2月14日
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評価
集計結果
媒体結果
GameRankings22.50%[1]
Metacritic25/100[2]
レビュー結果
媒体結果
Eurogamer1/10[3]
GameSpot2.5/10[4]
GamesRadar+ [5]
IGN3/10[6]
VideoGamer.com2/10[7]

2007年、「ワイルドスピード」のライセンスを取り除いたWii移植版『Cruis'n』がミッドウェイゲームズよりリリースされた。移植作業はJust Games Interactive(現:Kung Fu Factory)が担当。

『Cruis'n』は90年代にミッドウェイゲームズが任天堂と共同で展開していたレースゲームシリーズの名前であり、当作は2001年にゲームボーイアドバンス向けに発売した『Cruis'n Velocity』以来のシリーズ作品となった。

当作はMetacriticで7件のレビューを基に100点満点中25点という低い評価を受けている[2]。操作感覚の悪さ、時代遅れのグラフィック、フレームレートの低さ、ロード時間の長さが批判の対象となった。

ARCADE1UP

2023年、家庭用アーケード筐体『ARCADE1UP英語版』のラインナップ1つとして発表され、同年5月に発売された[8]。続編の『DRIFT』を同時収録。ローカル通信対戦、WiFiリーダーボードをサポートする[9]。アーケード版に収録されていた一部の車種が収録されていない[9]

続編

2007年に『The Fast and the Furious: DRIFT』、2010年に『Fast & Furious: SuperCars』が稼働開始。2022年には上下デュアルモニター付き筐体を採用した『Fast & Furious Arcade』が発表された[10][11]

また、搭乗車両をオートバイに変更した『The Fast and the Furious: Super Bikes』が2007年に稼働開始。『Super Bikes』は後に『ワイルドスピード』のライセンスを取り除いてシリーズ化され、2010年に『Super Bikes 2』、2019年に『Super Bikes 3』が稼働開始している。

上記のうち、『Fast & Furious Arcade』と『Super Bikes 3』は、バンダイナムコテクニカが日本での輸入販売を担当している[12][13]

脚注

注釈

出典

外部リンク


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