ベルント・マイレンダー

ベルント・マイレンダー
Bernd Mayländer
ベルント・マイレンダー; Bernd Mayländer
	2008年日本グランプリ
基本情報
国籍	ドイツ
生年月日	1971年5月29日（53歳）
出身地	ヴァイブリンゲン (ドイツ)
過去参加シリーズ
1995–96; 1997–98; 2001–04	旧ドイツツーリングカー選手権; FIA GT選手権; ドイツツーリングカー選手権

ベルント・マイレンダー（Bernd Mayländer, 1971年 5月29日 - ）は、ドイツ出身のレーシングドライバー。2000年以降^[1]、F1のセーフティカーのドライバーを務めていることで知られる。

経歴

1980年代末にカートを始め、フォーミュラ・フォード、ポルシェ・カップなどでキャリアを積んだ後、ドイツツーリングカー選手権（DTM）、FIA GT選手権に出場し、主にメルセデス・ベンツを駆った。

2000年にはニュルブルクリンク24時間レースで優勝。この年から、オリバー・ギャビンの後任として、F1のセーフティカーのドライバーを務めるようになった。

2005年5月、5人のドライバーとともに、3台のメルセデス・ベンツ・E320 CDIを駆って、24時間休むことなく30日間走り続け、100,000マイル（約160,934km）を走りきることに挑戦し、結果、平均時速139.7マイル（約225km/h）という記録を残した。

レーサーになって20年以上経った大ベテランで、セーフティカードライバーとしての活動が主体になったものの、モータースポーツに対する情熱は未だに失っていない^[2]。

レースにおける問題に対して積極的に発言している。

2021年アブダビGPの論争において、モータースポーツでは誰が勝つか分からないものと前置きし、フェルスタッペンとルイス・ハミルトンを「どちらも価値のあるチャンピオンだ」と発言し、同レースの問題では中立的な姿勢をとった^[3]。

2022年のオーストラリアGPでマックス・フェルスタッペンが速度の遅いアストンマーティン・ヴァンテージのセーフティカーを「亀」と罵倒した際は「批判は承知しているが、私には何もできなかった」と反論している^[4]。

年	チーム	使用車両	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	12	13	14	15	16	17	18	19	20	21	22	23	24	25	26	順位	ポイント
1995年	パーソン・モータースポーツ	メルセデス・ベンツ・Cクラス V6	MUG1 12	MUG2 10	HEL1 9	HEL2 9	DON1 11	DON2 8	EST1 12	EST2 13	MAG1 Ret	MAG2 12																	19位	8
1996年	パーソン・モータースポーツ	メルセデス・ベンツ・Cクラス V6	HOC1 Ret	HOC2 Ret	NUR1 16	NUR2 Ret	EST1 14	EST2 DNS	HEL1 11	HEL2 7	NOR1 16	NOR2 11	DIE1 19	DIE2 14	SIL1 14	SIL2 Ret	NUR1 11	NUR2 9	MAG1 Ret	MAG2 DNS	MUG1 Ret	MUG2 Ret	HOC1 9	HOC2 Ret	SAO1 16	SAO2 7	SUZ1 8	SUZ2 Ret	24位	15

年	チーム	使用車両	クラス	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	順位	ポイント
1997年	AMGメルセデス	メルセデス・ベンツ・CLK-GTR	GT1	HOC	SIL	HEL	NÜR Ret	SPA	A1R 1	SUZ 2	DON 4	MUG 9	SEB	LAG	13位	19
1998年	チーム・パーソン・モータースポーツ	メルセデス・ベンツ・CLK-GTR	GT1	OSC Ret	SIL 7	HOC 10	DIJ 4	HUN DNS	SUZ 4	DON 8	A1R 10	HMS Ret	LAG 6		15位	7

年	チーム	コ・ドライバー	使用車両	クラス	周回	総合順位	クラス順位
1999年	チャンピオン・レーシング	ディルク・ミューラーボブ・ウォレク	ポルシェ・911 GT3-R	GT	292	19位	2位