ライアン・バーネット (ボクサー)

北アイルランドのプロボクサー

ライアン・バーネットRyan Burnett1992年5月21日 - )は、北アイルランドの元プロボクサーベルファスト出身。元IBF世界バンタム級王者。元WBA世界バンタム級スーパー王者

ライアン・バーネット
基本情報
本名ライアン・バーネット
身長163cm
リーチ168cm
国籍イギリスの旗 イギリス
誕生日 (1992-05-21) 1992年5月21日(32歳)
出身地ベルファスト
スタイルオーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数21
勝ち20
KO勝ち10
敗け1
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獲得メダル
アイルランドの旗 アイルランド
男子 ボクシング
ユースオリンピック
2010 シンガポールライトフライ級
世界ユース選手権
2010 バクーライトフライ級

来歴

2013年5月24日、リヴァプールリヴァプール・オリンピア英語版でデビュー戦を行い、初回1分14秒KO勝ちを収め白星発進をした[1]

2015年10月10日、マンチェスターマンチェスター・アリーナでロバート・カナラスとWBOヨーロピアンバンタム級王座決定戦を行い、2回TKO勝ちを収め王座獲得に成功した[2]

2015年11月21日、マンチェスターのマンチェスター・アリーナでジェイソン・ブースとBBBofC英国バンタム級王座決定戦を行い、12回3-0(3者とも120-107)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した[3]

2016年2月27日、マンチェスターのマンチェスター・アリーナでアンソニー・セトゥルとWBCインターナショナルバンタム級王座決定戦を行い、10回3-0(100-90、100-89×2)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した[4]

2016年7月30日、リーズファースト・ダイレクト・アリーナ英語版でセサール・ラミレスと対戦し、10回3-0の判定勝ちを収めWBCインターナショナル王座の初防衛に成功した[5]

2016年10月15日、リヴァプールのエコー・アリーナ・リヴァプール英語版でライアン・ファラグと対戦し、12回3-0(118-111、117-111、118-110)の判定勝ちを収めBBBofC王座の初防衛に成功した[6]

2017年6月10日、ベルファストオデッセイ・アリーナでIBF世界バンタム級王者のリー・ハスキンスと対戦し、12回2-1(119-107×2、108-118)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した[7][8]。試合後、クラーク・サンマルティノ以外の2者が119-107と採点しバーネットを支持したのに対しサンマルティノのみが118-108と採点しハスキンスを支持したことが問題視され、BBBofCは「彼(サンマルティノ)はこの国に戻って来ることはないだろう。」とと80歳のサンマルティノを批判するなどIBFが説明を求められる事態となり[9][10][11]、IBFは「バーネットがユナニマス・デジションで勝っていた試合を集計ミスでスプリット・デジションでの勝利としてしまった。」と全面的に非を認め、再発防止を約束した[12][13]

2017年10月21日、ベルファストのSSEアリーナWBA世界バンタム級スーパー王者ザナト・ザキヤノフと王座統一戦を行い、12回3-0(118-110、119-109、116-112)の判定勝ちを収め、IBF王座の初防衛とWBAスーパー王座の獲得に成功し[14][15][16]、王座統一を果たした。

2018年2月12日、IBF王座を返上し、WBA王座のみの防衛戦を行うことを明らかにした[17]

2018年3月31日、カーディフのプリンシパリティ・スタジアムでWBA世界バンタム級2位のヨンフレス・パレホと対戦し、12回3-0(120-108×2、116-112)の判定勝ちを収め初防衛に成功した[18][19][20]

2018年5月9日、イギリス・ロンドンで記者会見を開き、World Boxing Super Seriesに出場することを発表[21][22]。7月20日にロシアモスクワで抽選会が開催され、初戦で5階級制覇王者ノニト・ドネアと対戦することが決定した[23]

2018年11月3日、グラスゴーのSSEハイドロでノニト・ドネアとWBSS一回戦を行うが、試合中に右側の腹斜筋を痛めてしまい棄権を申し出た(実際は腰椎すべり症)為、4回終了TKO負けを喫し2度目の防衛に失敗し王座から陥落した[24][25]

2019年4月29日、ボブ・アラムトップランク社と契約を結んだ[26]

2019年5月17日、ベルファストのアルスター・ホールで、ジェルバート・ゴメラと空位のWBCインターナショナル・スーパーバンタム級王座決定戦を行い、6回1分56秒でTKO勝ちを収めた。

2019年10月25日、具体的な負傷箇所は明らかにしなかったが、試合とトレーニングで負った長引く怪我を理由に27歳での現役引退を表明した[27]。その後、地元紙「サン」の取材に対して、引退の理由を腰痛が酷くなり、医師からもボクシングを続けることで危険が生じることを告知されて引退を決断したと明かしている[28]

獲得タイトル

脚注

関連項目

外部リンク

前王者
リー・ハスキンス
IBF世界バンタム級王者

2017年6月10日 - 2018年2月12日(返上)

空位
次タイトル獲得者
エマヌエル・ロドリゲス
前スーパー王者
ザナト・ザキヤノフ
WBA世界バンタム級スーパー王者
2017年10月21日 - 2018年11月3日
次スーパー王者
ノニト・ドネア
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