ルディ・ゴベア

フランスのバスケットボール選手 (1992 - )
ルディ・ゴベールから転送)

ルディ・ゴベア=ブーガレルRudy Gobert-Bourgarel1992年6月27日 - )は、フランスサン=カンタン出身のプロバスケットボール選手。NBAミネソタ・ティンバーウルブズに所属している。ポジションはセンター

ルディ・ゴベア
Rudy Gobert
2022年のゴベア
ミネソタ・ティンバーウルブズ  No.27
ポジションC
所属リーグNBA
基本情報
愛称The Stifle Tower
フランス語Rudy Gobert
国籍フランスの旗 フランス
生年月日 (1992-06-26) 1992年6月26日(31歳)
出身地ピカルディ地域圏の旗 ピカルディ地域圏
エーヌ県サン=カンタン
身長216cm (7 ft 1 in)
体重117kg (258 lb)
ウィングスパン235cm  (7 ft 9 in)[1]
キャリア情報
NBAドラフト2013年 / 1巡目 / 全体27位[1]
プロ選手期間2011年–現在
経歴
2010-2013ショレ・バスケットフランス語版
2013-2022ユタ・ジャズ
2022-ミネソタ・ティンバーウルブズ
受賞歴
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten
代表歴
キャップフランスの旗 フランス
獲得メダル
フランスの旗 フランス
オリンピック
銀メダル - 2位2021 東京

経歴

LNB

2010-11シーズンは1試合のみの出場にとどまった。2011-12シーズンは23試合に出場し、1試合平均4.7得点、3.7リバウンド、1ブロックを記録しチームはプレーオフに進出した。、2012-13シーズンは27試合に出場し、1試合平均8.4得点、5.4リバウンド、1.5ブロックを記録した[2]

ユタ・ジャズ

2013年の6月に行われたNBAドラフトではデンバー・ナゲッツに全体27位で指名され、その後のトレードでユタ・ジャズへと移籍した[3]。ルーキーシーズンは45試合の出場に終わったが、2014-15シーズンは全82試合にフル出場。ポジションを争っていたエネス・カンターオクラホマシティ・サンダーに移籍して以降はスターターに定着し、平均8.4得点9.4リバウンド2.3ブロックを記録。MIP候補にも上げられた。

2016年10月31日、ジャズと4年1億200万ドルで契約を延長した[4]。2017年1月20日のダラス・マーベリックス戦では、27得点25リバウンドを記録し、NBA入り後初の "1試合20得点20リバウンド" の快記録を達成[5]。3月22日のニューヨーク・ニックス戦では、自己最多の35得点を記録した[6][7]。2016-17シーズンは、平均2.6ブロックショットを記録し、初のブロック王を受賞した。ユタも2012年以来のプレーオフ進出を果たし、第4シードのロサンゼルス・クリッパーズとの対戦となった。ゴベールには初のプレーオフゲームの出場となったが、第1戦の開始直後に左膝を痛めロッカールームに下がった。4月15日、MRI検査によって、左膝の過伸展と骨挫傷と診断され第2、3戦と欠場した[8]が、第4戦で復帰。24分の出場だったが15得点13リバウンドを記録し、勝利に貢献した。

2019-20シーズン

2020年3月11日に新型コロナウイルス陽性反応を示した。これを受け、NBAは別途通知があるまでシーズンを中断すると発表した[9][10]

2020-21シーズン

2020年12月20日にジャズと5年総額2億500万ドルのマックス契約を結び契約延長した。この契約はNBA史上3番目に大きな契約であり、センターの選手としては史上最大の契約である[11][12][13]

2021年2月23日に2年連続でチームメイトのドノバン・ミッチェルとともに、オールスターゲームのウェスタン・カンファレンスのリザーブとして選出された[14][15]。3月14日、ゴールデンステート・ウォリアーズ との対戦ではキャリアハイを更新する28リバウンドを記録した[16]。シーズン終了後、2021年6月9日に2年ぶりに3回目となるNBA最優秀守備選手賞に選ばれ、最優秀守備選手賞を3回受賞するのはNBA史上4人目となった[17]。また、NBA史上初となる4年連続最優秀守備選手賞を国際プレーヤーが受賞することとなった。

ミネソタ・ティンバーウルブズ

2022年7月6日にパトリック・ベバリーマリック・ビーズリージャレッド・バンダービルトレアンドロ・ボルマロ、4つのドラフト1巡目指名権、1つのドラフト1巡目指名交換権とのトレードで、ミネソタ・ティンバーウルブズへ移籍した[18]

2023-24シーズン、4月13日のアトランタ・ホークス戦ではフィールドゴール10本中、10本全て成功させるなど、25得点を記録した[19]

NBA個人成績

略称説明
  GP出場試合数  GS 先発出場試合数 MPG 平均出場時間
 FG% フィールドゴール成功率 3P% スリーポイント成功率 FT% フリースロー成功率
 RPG 平均リバウンド APG 平均アシスト SPG 平均スティール
 BPG 平均ブロック PPG 平均得点 太字 キャリアハイ
 リーグリーダー

レギュラーシーズン

シーズンチームGPGSMPGFG%3P%FT%RPGAPGSPGBPGPPG
2013–14UTA4509.6.486---.4923.4.2.2.92.3
2014–15823726.3.604.000.6239.51.3.82.38.4
2015–16616031.7.559---.56911.01.5.72.29.1
2016–17818133.9.661.000.65312.81.2.62.6*14.0
2017–18555532.4.615---.68110.71.4.62.313.5
2018–19818031.8.669*---.63612.92.0.82.315.9
2019–20686834.3.693---.63013.51.5.82.015.1
2020–21717130.8.675*.000.62313.51.3.62.714.3
2021–22666632.1.713*.000.69014.7*1.1.72.115.6
2022–23MIN707030.7.659.000.64411.61.2.81.413.4
通算68158930.0.654.000.63911.61.3.72.112.5
オールスター3014.6.900---.3338.01.0.3.312.3

プレーオフ

シーズンチームGPGSMPGFG%3P%FT%RPGAPGSPGBPGPPG
2017UTA9927.3.635---.4809.91.21.01.311.6
2018111134.8.655---.60310.71.0.92.313.2
20195530.4.594---.78310.21.4.62.611.6
20207738.6.649---.52411.41.1.61.416.9
2021111134.2.741.000.63612.3.8.52.114.7
20226632.8.636---.68213.2.5.21.012.0
2023MIN5535.4.630---.63012.22.0.41.015.0
通算545433.4.659.000.60611.41.1.61.713.6

フランス代表

フランス代表でのゴベール(2015年)

2011年にU-20欧州選手権に出場し銅メダルを獲得[20]、2012年には同じくU-20欧州選手権に出場し銀メダルを獲得し自身は大会ベスト5に選ばれた[21]。同年にはフランス代表にも選ばれた。また、2014年のFIBAバスケットボール・ワールドカップでも銅メダルを獲得している。

脚注

関連項目

外部リンク