ロベール3世 (ヴォルムスガウ伯)

ヴォルムスガウ伯ロベール3世(フランス語:Robert III, comte en Wormsgau, 781年 - 834年2月19日?)は、ロベール家出身のフランク貴族。ヴォルムスガウ伯ロベール2世の息子で、ヴォルムスガウ伯および上ラインガウ伯。

ロベール3世・ド・エスベイ
Robert III de Hesbaye
ヴォルムスガウ伯
在位807年 - 834年

出生781年
ザクセン
死去834年2月19日?
配偶者ワルトラーダ・ドルレアン
子女グントラム
ロベール豪胆公
オーダ
ウード
家名ロベール家
父親ロベール2世
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生涯

ロベール3世はオルレアン伯アドリアンの娘ワルトラーダと結婚した[1]。ワルトラーダはカール大帝の妃ヒルデガルドの姪、オルレアン伯ウードの姉妹であり、西フランク王シャルル2世の妃エルマントルドの叔母であった。ワルトラーダとの間に、以下の子女をもうけた[2]

  • グントラム(815年 - 837年) - ヴォルムスガウ伯
  • ロベール豪胆公(830年頃 - 866年) - ヴォルムスガウ伯、アンジュー伯、カペー家の祖
  • ウード(871年没) - トロワ伯
  • アダレルム(892年没) - ラン伯
  • オーダ - ヴォルムスガウ伯ヴェルナー4世(ザーリアー朝の祖)と結婚

ロベール3世は834年に死去した[3]。息子ロベール豪胆公836年に伯位を継承した[4]

脚注