ワールド・マッチプレイ (ダーツ)

ワールド・マッチプレイ (英語: World Matchplay) は、プロフェッショナル・ダーツ・コーポレイション (PDC) が開催するダーツのトーナメントである。初開催の1994年から、ブラックプールのウィンター・ガーデンズにおいて、毎年開催されており、PDC ワールド・ダーツ・チャンピオンシップと同じく、PDC主催大会において、最も長く続いている (厳密には、開催月の関係で2番目)。

World Matchplay
初回から会場となっているウィンター・ガーデンズ
概要
開催国イギリスの旗 イギリス (イングランドの旗 イングランド)
開催地ランカシャー, ブラックプール
会場ウィンター・ガーデンズ
初開催1994年
主催団体PDC
形式レグ制
賞金総額(男子) £ 800,000 (2023)
(女子) £ 25,000 (2023)
開催月7月
現在のチャンピオン
(男子) イングランドの旗 ネーザン・アスピナル (2023)
(女子) イングランドの旗 ボー・グリーブ (2023)

歴史

ワールド・マッチプレイは、1980年代からの名選手であったジョッキー・ウィルソンが最後に参戦したテレビ放送される主要トーナメントとなったり[1]、イギリスにおいてテレビで生放送されている試合中、フィル・テイラーにより初めてナイン・ダート・フィニッシュが達成されたイベントとなったりと[2]、見所も多い。2020年は新型コロナウイルス感染拡大のため、ミルトン・キーンズのマーシャル・アリーナで無観客開催された。2022年からは女子大会(ワンデー大会)も行われている。

2012年以前は、他大会とは異なり、予定のレグ数に達しても、2レグ差がなければ無限に延長されるルールであったため、予定よりも大幅に長引く試合があった。2018年大会から優勝者にフィル・テイラー・トロフィーが授与される[3]

歴代優勝回数はフィル・テイラーの16回、次いでマイケル・ヴァン・ガーウェンの3回。

賞金

このトーナメントの賞金額は、以下の通りとなっている。

男子

優勝準優勝準決勝準々決勝ラスト16ラスト329ダーター実総額公称総額
3位4位
1994£10,000£6,000£3,250£2,750£1,500£800£500-£42,400£42,400
1995£10,000£6,000£3,250£2,750£1,500£800£500-£42,400£42,400
1996£12,000£7,000£3,750£3,250£1,650£925£500-£48,000£48,000
1997£12,000£6,000£3,250£2,750£1,700£900£500-£46,000£46,000
1998£14,000£7,000£3,500£2,000£1,250£750-£58,000£58,000
1999£14,000£7,000£3,500£2,000£1,250£750-£58,000£58,000
2000£14,000£7,000£3,500£2,000£1,250£750-£58,000£58,000
2001£14,000£7,000£4,000£2,000£1,500£1,000-£65,000£65,000
2002£15,000£7,500£4,500£2,500£1,750£1,250£100,000£175,500£75,500
2003£15,000£8,000£5,000£2,750£2,000£1,250-£80,000£80,000
2004£20,000£10,000£6,000£4,000£2,250£1,500-£100,000£100,000
2005£25,000£12,500£7,250£5,000£2,500£1,750-£120,000£120,000
2006£30,000£15,000£10,000£6,250£3,500£2,000-£150,000£150,000
2007£50,000£20,000£10,000£7,500£5,000£2,500-£200,000£200,000
2008£60,000£30,000£17,000£12,000£8,000£4,000-£300,000£300,000
2009£100,000£50,000£25,000£15,000£7,500£5,000-£300,000£400,000
2010£150,000£75,000£50,000£20,000£6,500£4,000£1,000£401,000£400,000
2011£100,000£50,000£25,000£15,000£7,500£5,000£10,000£410,000£400,000
2012£100,000£50,000£25,000£15,000£7,500£5,000£2,500
x 2
£405,000£400,000
2013£100,000£50,000£25,000£15,000£7,500£5,000-£400,000£400,000
2014£100,000£50,000£27,000£17,500£10,000£6,000£10,000£460,000£450,000
2015£100,000£50,000£27,000£17,500£10,000£6,000-£450,000£450,000
2016£100,000£50,000£27,000£17,500£10,000£6,000-£450,000£450,000
2017£115,000£55,000£30,000£17,500£11,000£7,000-£500,000£500,000
2018£115,000£55,000£30,000£17,500£11,000£7,000£45,000£545,000£500,000
2019£150,000£70,000£50,000£25,000£15,000£10,000-£700,000£700,000
2020£150,000£70,000£50,000£25,000£15,000£10,000-£700,000£700,000
2021£150,000£70,000£50,000£25,000£15,000£10,000-£700,000£700,000
2022£200,000£100,000£50,000£30,000£15,000£10,000不明不明£800,000
2023£200,000£100,000£50,000£30,000£15,000£10,000-£800,000£800,000

女子

優勝準優勝準決勝準々決勝9ダーター実総額公称総額
2022£10,000£5,000£2,500£1,250-£25,000£25,000
2023£10,000£5,000£2,500£1,250-£25,000£25,000

結果

決勝の結果は下記の通りである[4]

優勝 (決勝平均)Score準優勝 (決勝平均)賞金スポンサー会場
総額優勝準優勝
1994 ラリー・バトラー (90.72)16–12 デニス・プリーストリー (91.59)£42,800£10,000£6,000Protonウィンター・ガーデンズ, ブラックプール
1995 フィル・テイラー (90.72)16–11 デニス・プリーストリー (87.63)Webster's
1996 ピーター・エヴィソン (100.51)16–14 デニス・プリーストリー (96.67)£52,000£12,000£7,000
1997 フィル・テイラー (106.32)16–11 アラン・ウォリナー=リトル (98.42)£48,000£6,000
1998 ロッド・ハリントン (95.03)19–17 ロニー・バクスター (94.07)£58,000£14,000£7,000PDC
1999 ロッド・ハリントン (85.95)19–17 ピーター・マンリー (86.91)
2000 フィル・テイラー (100.32)18–12 アラン・ウォリナー=リトル (97.14)Stan James
2001 フィル・テイラー (99.57)18–10 リッチー・バーネット (90.99)£65,000
2002 フィル・テイラー (98.76)18–16 ジョン・パート (94.14)£75,500£15,000£7,500
2003 フィル・テイラー (94.38)18–12 ウェイン・マードル (97.44)£80,000£8,000
2004 フィル・テイラー (100.20)18–8 マーク・ダッドブリッジ (89.24)£100,000£20,000£10,000
2005 コリン・ロイド (97.89)18–12 ジョン・パート (94.53)£120,000£25,000£12,500
2006 フィル・テイラー (100.08)18–11 ジェームズ・ウェイド (90.01)£150,000£30,000£15,000
2007 ジェームズ・ウェイド (96.83)18–7 テリー・ジェンキンス (91.62)£200,000£50,000£20,000
2008 フィル・テイラー (109.47)18–9 ジェームズ・ウェイド (102.58)£300,000£60,000£30,000
2009 フィル・テイラー (106.05)18–4 テリー・ジェンキンス (92.32)£400,000£100,000£50,000
2010 フィル・テイラー (105.16)18–12 レイモンド・ファン・バルネフェルト (100.11)
2011 フィル・テイラー (103.84)18–8 ジェームズ・ウェイド (98.84)Sky Bet
2012 フィル・テイラー (98.97)18–15 ジェームズ・ウェイド (95.92)Betfair
2013 フィル・テイラー (111.23)18–13 エイドリアン・ルイス (105.92)BetVictor
2014 フィル・テイラー (107.19)18–9 マイケル・ヴァン・ガーウェン (101.49)£450,000
2015 マイケル・ヴァン・ガーウェン (99.91)18–12 ジェームズ・ウェイド (90.37)
2016 マイケル・ヴァン・ガーウェン (103.93)18–10 フィル・テイラー (101.13)
2017 フィル・テイラー (104.24)18–8 ピーター・ライト (99.74)£500,000£115,000£55,000
2018 ゲイリー・アンダーソン (101.12)21–19 メンサー・スルホビック (104.43)
2019 ロブ・クロス (95.16)18–13 マイケル・スミス (95.91)£700,000£150,000£70,000Betfred
2020 ディミトリ・バン・デン・バーグ (98.31)18–10 ゲイリー・アンダーソン (92.81)Marshall Arena, Milton Keynes
2021 ピーター・ライト (105.90)18–9 ディミトリ・バン・デン・バーグ (100.88)ウィンター・ガーデンズ, ブラックプール
2022 マイケル・ヴァン・ガーウェン (101.19)18–14 ガーウィン・プライス (96.92)£800,000£200,000£100,000
ファロン・シャーロック (82.41)6–3 アイリーン・デ・グラーフ (76.30)£25,000£10,000£5,000
2023 ネーザン・アスピナル (96.21)18–6 ジョニー・クレイトン (93.56)£800,000£200,000£100,000
ボー・グリーブ (79.85)6–1 鈴木未来 (72.12)£25,000£10,000£5,000

大会記録 (男子)

回数

ここでは、回数に関する記録を紹介する。

最多優勝

最多決勝出場

最多出場

最多勝利

  • 99 フィル・テイラー (5回: 1995, 1997, 2000 - 2004, 2006, 2008 - 2014, 2017; 4回: 2016; 3回: 1999, 2007, 2015; 2回: 1998, 2005; 1回: 1994, 1996)
  • 40 ジェームズ・ウェイド (5回: 2007; 4回: 2006, 2008, 2011 - 2012, 2015; 3回: 2010, 2013; 2回: 2009, 2014, 2019; 1回: 2018, 2020, 2022)

不敗記録

フィル・テイラーは、驚異の2555日間にわたってワールド・マッチプレー・チャンピオンであった。これはPDCのあらゆるトーナメントを通しても最長の戴冠記録である。

100以上の平均値

全ラウンド

フィル・テイラーは2009 R2から2012 R1まで、15試合連続で対戦平均値100超えを達成した。

回数

2023年までの最多は、フィル・テイラーの62回である。

最高対戦平均値

2023年までの最高は、フィル・テイラーの114.99である。

記録プレイヤー対戦相手ラウンド
114.99 フィル・テイラー バリー・ベイツ2010ラスト32
113.43 フィル・テイラー ゲイリー・モーソン1997ラスト32
112.17 フィル・テイラー クリス・メイソン2002準々決勝
111.23 フィル・テイラー エイドリアン・ルイス2013決勝
110.93 マイケル・ヴァン・ガーウェン ジェイミー・ルイス2015ラスト16
110.51 エイドリアン・ルイス アンドリュー・ギルディング2015ラスト32
110.37 ピーター・ライト マイケル・ヴァン・ガーウェン2021準決勝
109.71 フィル・テイラー コリン・オズボーン2008ラスト16
109.47 フィル・テイラー ジェームズ・ウェイド2008決勝
109.47 フィル・テイラー ケビン・ペインター2009ラスト16

最高大会平均値

ここでは3試合以上を戦った場合のみの記録とする。2023年までの最高は、フィル・テイラーの106.31 (2010) である。

記録プレイヤー結果
106.31 フィル・テイラー2010チャンピオン
105.81 フィル・テイラー2013チャンピオン
105.73 フィル・テイラー2009チャンピオン
105.50 フィル・テイラー2011チャンピオン
104.82 フィル・テイラー2008チャンピオン

ナインダートフィニッシュ

フィル・テイラーは唯一、複数回 (2回) のナインダートフィニッシュを達成している。

選手ラウンド方法相手結果
フィル・テイラー2002準々決勝3×T20; 3×T20; T20, T19, D12 クリス・メイソン勝利
レイモンド・ファン・バルネフェルト2010ラスト323×T20; 3×T20; T20, T19, D12 デニス・オーブンズ勝利
ジョン・パート2011ラスト323×T20; 3×T20; T20, T19, D12 マーク・ウェブスター敗戦
マイケル・ヴァン・ガーウェン2012ラスト163×T20; 3×T20; T20, T19, D12 スティーブ・ビートン勝利
ウェズ・ニュートン2012ラスト163×T20; 2×T20, T19; 2×T20, D12 ジャスティン・パイプ敗戦
フィル・テイラー2014ラスト163×T20; 2×T20, T19; 2×T20, D12 マイケル・スミス勝利
ゲイリー・アンダーソン2018準々決勝3×T20; 3×T20; T20, T19, D12 ジョー・カレン勝利
ガーウィン・プライス2022準決勝3×T20; 3×T20; T20, T19, D12 ダニー・ノッパード勝利

ハイエスト・チェックアウト

年度別

2023年までで、少なくとも35人の選手がハイエスト・チェックアウトを達成している。

選手数字
1994不明不明
1995不明不明
1996不明不明
1997 フィル・テイラー164
1998 アラン・ウォリナー=リトル167
1999 ピーター・エヴィソン
コリン・ロイド
170
2000 アレックス・ロイ
スティーブ・ブラウン
170
2001 デイブ・アスキュー170
2002 キース・デラー170
2003 コリン・ロイド160
2004 デニス・オーブンズ170
2005 コリン・ロイド170
2006 フィル・テイラー
アンディ・ジェンキンス
160
2007 ケビン・ペインター170
2008 マット・クラーク161
2009 アラン・タバーン157
2010 マーク・ウォルシュ160
2011 ジェームズ・ウェイド
ウェズ・ニュートン
エイドリアン・ルイス
170
2012 フィル・テイラー x 2
デイブ・チズナル
ジョー・カレン
170
2013 ジャスティン・パイプ
ブレンダン・ドーラン
アンディ・ハミルトン
170
2014 スティーブン・バンティング167
2015 ブレンダン・ドーラン170
2016 ジャスティン・パイプ
カイル・アンダーソン
スティーブ・ビートン
160
2017 ベニート・バン・デ・パス
ガーウィン・プライス
170
2018 ジョー・カレン x 2
ピーター・ライト
170
2019 ピーター・ライト
ロブ・クロス
170
2020 ガブリエル・クレメンス
ディミトリ・バン・デン・バーグ
170
2021 カラン・ライズ170
2022 ダーク・バン・デュイベンボーデ170
2023 ロブ・クロス
ジョニー・クレイトン
ダーク・バン・デュイベンボーデ
ネーザン・アスピナル
170

回数

2023年までで、フィル・テイラーは最多となる4回のハイエスト・チェックアウトを達成している。

試合記録

最長試合

最短試合

  • 8 フィル・テイラー 8 vs 0 ゲイリー・モーソン (1997年1回戦)
  • 8 スティーブ・ブラウン 8 vs 0 ショーン・ダウンズ (1997年1回戦)
  • 9 ピーター・エヴィソン 8 vs 1 グレアム・ストッダート (1995年1回戦)
  • 9 ピーター・エヴィソン 8 vs 1 フィル・テイラー (1996年2回戦)
  • 9 ピーター・エヴィソン 8 vs 1 グレアム・ストッダート (1997年1回戦)
  • 9 アラン・ウォリナー=リトル 8 vs 1 ピーター・マンリー (1997年2回戦)
  • 9 フィル・テイラー 8 vs 1 グレアム・ストッダート (1998年1回戦)

最大差

  • 15 フィル・テイラー 16 vs 1 ローランド・ショルテン (2007年準々決勝)
  • 14 フィル・テイラー 18 vs 4 テリー・ジェンキンス (2009年決勝)
  • 13 フィル・テイラー 16 vs 3 エイドリアン・ルイス (2009年準々決勝)
  • 13 フィル・テイラー 17 vs 4 サイモン・ウィットロック (2010年準決勝)

年齢

ここでは、年齢に関する記録を紹介する。

最年長優勝

最年少優勝

最年長出場

最年少出場


大会記録 (女子)

回数

ここでは、回数に関する記録を紹介する。

最多優勝

  • 1 ファロン・シャーロック (2022)
  • 1 ボー・グリーブ (2023)

最多出場

  • 2 ファロン・シャーロック (2022 - 2023)
  • 2 リサ・アシュトン (2022 - 2023)
  • 2 アイリーン・デ・グラーフ (2022 - 2023)

最多勝利

  • 3 ファロン・シャーロック (3回: 2022)
  • 3 ボー・グリーブ (3回: 2023)

平均値

ここでは、3ダーツ平均に関する記録を紹介する。

最高対戦平均値

2023年までの最高は、鈴木未来の92.16である。

記録プレイヤー対戦相手ラウンド
92.16 鈴木未来 アイリーン・デ・グラーフ2023準々決勝
89.51 ボー・グリーブ ロビン・バーン2023準決勝
84.13 アイリーン・デ・グラーフ 鈴木未来2023準々決勝
83.48 リアン・オサリバン ロビン・バーン2023準々決勝
82.41 ファロン・シャーロック アイリーン・デ・グラーフ2022決勝

ハイエスト・チェックアウト

選手数字
2022 ファロン・シャーロック142
2023 ボー・グリーブ101

試合記録

最長試合

  • 9 (レグ) アイリーン・デ・グラーフ 5 vs 4 リサ・アシュトン (2022年準決勝)
  • 9 ファロン・シャーロック 6 vs 3 アイリーン・デ・グラーフ (2022年決勝)

最短試合

  • 4 リサ・アシュトン 4 vs 0 クロエ・オブライエン (2022年準々決勝)
  • 4 ボー・グリーブ 4 vs 0 ノア=リン・ファン・ルーベン (2023年準々決勝)

試合形式

ワールド・マッチプレイは全試合レグ制で行う。

男子

1994

  • 1・2回戦: 8レグ先取 (2レグ差がつくまで)
  • 準々決勝・準決勝: 11レグ先取 (2レグ差がつくまで)
  • 決勝: 16レグ先取 (2レグ差がつくまで)

1995–1997

  • 1・2回戦: 8レグ先取 (2レグ差がつくまで)
  • 準々決勝・: 11レグ先取 (2レグ差がつくまで)
  • 準決勝: 13レグ先取 (2レグ差がつくまで)
  • 決勝: 16レグ先取 (2レグ差がつくまで)

1998

  • 1・2回戦: 8レグ先取 (2レグ差がつくまで)
  • 準々決勝: 13レグ先取 (2レグ差がつくまで)
  • 準決勝: 13レグ先取 (2レグ差がつくまで)
  • 決勝: 18レグ先取 (2レグ差がつくまで)

1999–2012

  • 1回戦: 10レグ先取 (2レグ差がつくまで)
  • 2回戦: 13レグ先取 (2レグ差がつくまで)
  • 準々決勝: 16レグ先取 (2レグ差がつくまで)
  • 準決勝: 17レグ先取 (2レグ差がつくまで)
  • 決勝: 18レグ先取 (2レグ差がつくまで)

2013–2015

  • 1回戦: 10レグ先取 (2レグ差がつくまで; 12–12の場合はサドンデス)
  • 2回戦: 13レグ先取 (2レグ差がつくまで; 15–15の場合はサドンデス)
  • 準々決勝: 16レグ先取 (2レグ差がつくまで; 18–18の場合はサドンデス)
  • 準決勝: 17レグ先取 (2レグ差がつくまで; 19–19の場合はサドンデス)
  • 決勝: 18レグ先取 (2レグ差がつくまで; 20–20の場合はサドンデス)

2016–present

  • 1回戦: 10レグ先取 (2レグ差がつくまで; 12–12の場合はサドンデス)
  • 2回戦: 11レグ先取 (2レグ差がつくまで; 13–13の場合はサドンデス)
  • 準々決勝: 16レグ先取 (2レグ差がつくまで; 18–18の場合はサドンデス)
  • 準決勝: 17レグ先取 (2レグ差がつくまで; 19–19の場合はサドンデス)
  • 決勝: 18レグ先取 (2レグ差がつくまで; 20–20の場合はサドンデス)

女子

2022–present

  • 準々決勝: 4レグ先取
  • 準決勝: 5レグ先取
  • 決勝: 6レグ先取

中継

イギリス国内では第1回大会からSky Sportsで中継されている[5]

同名のトーナメント

1980年代、BDOは、このトーナメントと直接的には全く関係のないMFI ワールド・マッチプレイというトーナメントを開催していた。このトーナメントは、初回の1983年に、ジョン・ロウがテレビ放送史上初のナイン・ダート・フィニッシュを達成した歴史的意義のあるトーナメントである。また、優勝賞金は、当時のワールド・チャンピオンシップを超えて、最も高かった[6]。ロウは、この偉業により、£102,000を獲得し、さらにこの大会の初代チャンピオンにもなった[7]

脚注

外部リンク