ヴラディミル・ヴァイス (1989年生のサッカー選手)

スロバキアのサッカー選手 (1989年生)

ヴラディミル・ヴァイス(Vladimir Weiss, 1989年11月30日 - )は、スロバキアブラチスラヴァ出身のサッカー選手。ポジションはMFŠKスロヴァン・ブラチスラヴァ所属。スロバキア代表

ヴラディミル・ヴァイス
スロバキア代表でのヴァイス (2014年)
名前
ラテン文字Vladimir Weiss
基本情報
国籍スロバキアの旗 スロバキア
生年月日 (1989-11-30) 1989年11月30日(34歳)
出身地チェコスロバキアの旗 チェコスロバキア ブラチスラヴァ
身長173cm
体重58kg
選手情報
在籍チームスロバキアの旗 ŠKスロヴァン・ブラチスラヴァ
ポジションMF (SH)
背番号79
利き足右足
ユース
スロバキアの旗 インテル・ブラチスラヴァ
0000-2009イングランドの旗 マンチェスター・シティ
クラブ1
クラブ出場(得点)
2009-2012イングランドの旗 マンチェスター・シティ 1 (0)
2010イングランドの旗 ボルトン (loan) 13 (0)
2010-2011スコットランドの旗 レンジャーズ (loan) 23 (5)
2011-2012スペインの旗 エスパニョール (loan) 28 (3)
2012-2013イタリアの旗 ペスカーラ 22 (4)
2013-2014ギリシャの旗 オリンピアコス 17 (4)
2014-2016カタールの旗 レフウィヤ 43 (30)
2016-2020カタールの旗 アル・ガラファ 59 (25)
2020-スロバキアの旗 スロヴァン・ブラチスラヴァ 20 (3)
代表歴2
2007 スロバキア U-193 (0)
2008-2009 スロバキア U-218 (1)
2009-スロバキアの旗 スロバキア70 (7)
1. 国内リーグ戦に限る。2021年6月6日現在。
2. 2021年6月18日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

父は元スロバキア代表監督のヴラディミル・ヴァイス・シニア。また同名の祖父もサッカー選手であった。

経歴

マンチェスター・シティFCのアカデミー出身の期待の若手。2007-2008シーズンのFAユースカップ優勝時の中心メンバー。このカップ戦の決勝戦、対チェルシーFC戦でFKを決め、勝利に貢献した。2008-09シーズンの最終節、対ボルトン・ワンダラーズFC戦でスティーブン・アイルランドとの途中交代で、トップチームデビューを果たし、2009年8月19日にFCバルセロナを相手に敵地カンプ・ノウで開催されたジョアン・ガンペール杯にスタメンで出場し、果敢なドリブル突破をみせ勝利に貢献した。この試合後、マーク・ヒューズ監督は「バルサの若手選手の層は素晴らしい。だが私はヴァイスが今晩のベストプレーヤーだったと思う」と評した。

2010年1月から半年間、ボルトン・ワンダラーズFCへ、2010-11シーズンはレンジャーズFCへ、2011-12シーズンはRCDエスパニョールへそれぞれレンタル移籍を繰り返していた。

レンタル期間終了に伴い、マンチェスター・シティへ復帰したが、既にロベルト・マンチーニ監督の構想には入っておらず、2012年8月2日、デルフィーノ・ペスカーラ1936へ完全移籍。

2013年6月、オリンピアコスFCへ移籍[1]

2014年1月26日、カタール・スターズリーグレフウィヤSCに移籍。

2016年1月、アル・ガラファに4年半の契約で移籍。

2020年2月、ŠKスロヴァン・ブラチスラヴァに移籍。

代表歴

2009年8月12日の親善試合・アイスランド戦でスロバキア代表デビュー。当時は父親が代表を率いていたこともあり、批判もあったが、実力で雑音を払拭し、スロバキアを初めてFIFAワールドカップ本大会に導いた。2010年10月8日のUEFA EURO 2012予選アルメニア戦で代表初得点を挙げた。2018年11月にはパヴェル・ハパル英語版監督との確執もあり、29歳で代表引退を表明していたが、UEFAネーションズリーグ2018-19での不振で解任されたハパル監督の後任となったシュテファン・タルコヴィッチ英語版監督に交代後の2021年3月に2年4か月ぶりの復帰を果たし、そのままUEFA EURO 2020のエントリーメンバーに選出された。

タイトル

クラブ

レンジャーズFC
オリンピアコスFC
レフウィヤSC

脚注

外部リンク