乾 和宣(いぬい かずのぶ)は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将。織田氏の家臣。
乾氏は清和源氏土岐氏頼貞流の流れを汲む名門であった。
乾(土岐)重頼の嫡子として美濃国池田郡東野村[1]にて誕生。
父・重頼は当初土岐氏を称したのち乾氏に改めた。重頼は大永2年(1522年)の小野山の合戦(一説には永正15年の合戦)で討死したという。
和宣は織田信長に仕えたが、元亀元年(1570年)に越前国朝倉氏との金ヶ崎の戦いにおいて討死した。