北禅寺(山城国安国寺)(ほくぜんじ)は、現在の京都府京都市四条大宮にあった臨済宗の寺院。山号は神鶏山。
足利直義(1306~52)の開基、大同妙喆を開山とし、1341年、(暦応4年)十刹に列せられる[1]。その後、南北朝初期、無徳至孝が住持しているときに山城国安国寺となる。が、その後、東福寺の法幢院に合併し、現存しない[1]。山城国安国寺が廃寺となった年は判っていない[2]。