卵と私

卵と私』(たまごとわたし、原題:The Egg and I)は、ベティ・マクドナルド英語版の同名の本を原作に、フレッド・F・フィンクルホフと共同で脚本を書いたチェスター・アースキン英語版が監督し、クローデット・コルベールフレッド・マクマレイが主演した1947年アメリカロマンチック・コメディ映画

卵と私
The Egg and I
公開時のポスター
監督チェスター・アースキン英語版
原作ベティ・マクドナルド英語版
製作チェスター・アースキン
フレッド・F・フィンクルホフ
レオナルド・ゴールドスタイン英語版 (アソシエイト・プロデューサー)
出演者クローデット・コルベール
フレッド・マクマレイ
マージョリー・メイン
音楽フランク・スキナー
撮影ミルトン・R・クラスナー
編集ラッセル・F・シェーンガース
製作会社ユニバーサル・ピクチャーズ
配給ユニバーサル・ピクチャーズ
公開アメリカ合衆国の旗 1947年3月21日
日本の旗 1949年1月25日
上映時間108分
製作国アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語英語
製作費190万ドル[1]
興行収入550万ドル (U.S. and Canada rentals)[2]
テンプレートを表示

マージョリー・メインパーシー・キルブライド英語版が本作で演じたキャラ『ケトル夫婦』はのちにシリーズ化され、9本の作品が制作されたほか、本作でメインは第20回アカデミー賞助演女優賞にノミネートを果たした。

あらすじ

結婚したばかりのベティは夫ボブに誘われて養鶏家としてやっていく事になる。引っ越し先の田舎町では電気も水道も通っていない上に建物は老朽化しており、修理しなければならない。更に新居と新しい農機具を持つ金持ちの女性ハリエットがボブに言い寄って来た…

キャスト

役名俳優日本語吹替
フジテレビ
ベティ・マクドナルド英語版クローデット・コルベール池田昌子
ボブ・マクドナルドフレッド・マクマレイ羽佐間道夫
マ・ケトルマージョリー・メイン西乃砂恵
ハリエット・パットナムルイーズ・アルブリットン英語版増山江威子
パ・ケトルパーシー・キルブライド英語版永井一郎
トム・ケトルリチャード・ロング 関根信昭
ビリー・リードビリー・ハウス英語版大木民夫
ミスター・ヘンティドナルド・マクブライド英語版千葉耕市
保安官サミュエル・S・ハインズ英語版
バーディー・ヒックスエスター・デール英語版
ベティの母エリザベス・リスドン英語版
ジオダックジョン・バークス英語版
クロウバービクター・ポテル英語版
タクシー運転手ファジー・ナイト英語版
不明
その他
N/A立壁和也
肝付兼太
高村章子
北村弘一
高田竜一
山本嘉子
翠準子
荘司美代子
日本語版スタッフ
演出高木謙
翻訳飯嶋永昭
効果
調整
制作グロービジョン
解説
初回放送1972年2月6日
サンデー洋画劇場
12:00-13:56

スタッフ

  • 美術:バーナード・ヘルツブルン
  • セット装飾:オリバー・エマット、ラッセル・A・ガスマン
  • ヘアスタイリスト:カルメン・ディリゴ
  • メイクアップ・アーティスト:ジャック・P・ピアース
  • 助監督:フランク・ショー
  • 第2班監督:ジャック・ハイヴリー(ノンクレジット)
  • 音響:グレン・G・アンダーソン
  • サウンド:チャールズ・フェルステッド
  • 編曲:デビッド・タムキン英語版
  • 作曲(ストック・ミュージック):サム・ペリー(ノンクレジット)

興行収入

本作は予算190万ドルに対して国内劇場レンタル料550万ドルを稼ぎ出し[2]、興行的にも成功を収めた[1]

ラジオ番組への出演

  • 1947年1月4日に『This Is Hollywood』で紹介され、コルベールとマクマレイが映画の役を再演した。この放送は、映画の公開に先行して行われた点で異例であった[3]
  • 1950年1月5日にはホールマーク・プレイハウス英語版で放送され、コルベールが再び映画で演じた役で出演した[4]
  • 1947年5月5日放送のLux Radio Theatreで1時間のラジオ劇として放送され、クローデット・コルベールとフレッド・マクマレイが映画の役を再演した[5]

脚注

外部リンク