大牧橋

日本の岐阜県大野郡白川村の橋

大牧橋(おおまきばし)は、岐阜県大野郡白川村庄川に架かる国道156号の橋。

国道156号標識
国道156号標識
大牧橋(現橋)
地図
基本情報
日本の旗 日本
所在地岐阜県大野郡白川村
交差物件庄川
用途道路橋
路線名国道156号
管理者岐阜県高山土木事務所
竣工1992年平成4年)
座標北緯36度15分16.3秒 東経136度53分31.0秒 / 北緯36.254528度 東経136.891944度 / 36.254528; 136.891944 (大牧橋)
構造諸元
全長79 m
11 m
関連項目
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大牧橋(RCアーチ橋)
基本情報
日本の旗 日本
所在地岐阜県大野郡白川村
交差物件庄川
用途道路橋
路線名府県道八幡城端線
管理者岐阜県
設計者不明[注 1]
着工1935年昭和10年)
竣工1939年(昭和14年)
閉鎖1956年(昭和31年)
構造諸元
形式上路型メラン式3ヒンジRCアーチ橋
材料鉄筋コンクリート
全長75.400 m
5.000 m
最大支間長74.000 m
関連項目
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概要

RCアーチ橋時代の大牧橋は戦前の日本唯一の3ヒンジRCアーチ橋であった[2]

RCアーチ橋の諸元

  • 形式 - RC上路型メラン式3ヒンジアーチ橋
  • 橋格 - 3等橋
  • 橋長 - 75.400 m
    • 支間割 - 74.000 m
    • アーチライズ - 7.4000 m
  • 幅員
    • 総幅員 - 5.000 m
    • 有効幅員 - 4.500 m
    • 車道 - 5.500 m
  • 橋台 - 重力式玉石交じりコンクリート橋台

[2][3][4]

歴史

小牧ダム建設に伴う製材業者への補償として、ダム事業者から岐阜県に120万円が寄付され、それを原資に郡上郡白鳥町から大野郡白川村鳩谷に至る総延長32 km(キロメートル)の道路が整備された[3]。大牧橋は、その道路の一部で庄川を渡る鉄筋コンクリートアーチ橋であった[3]。大牧橋は1933年(昭和8年)ごろから設計を開始し、1935年(昭和10年)春に着工、1939年(昭和14年)秋に竣工した[2]1956年(昭和31年)に、橋のすぐ下流に鳩谷ダムが建設され、湖に水没した[3][2]

このため下流に、橋長65.8 mの下路トラス橋に架け替えられた[5]。更に1992年平成4年)に現在の橋に架けられた。

脚注

注釈

出典

参考文献