姫路市立水族館
姫路市立水族館は、兵庫県姫路市の手柄山中央公園内にある水族館である。日本国内の水族館では珍しく山頂近くにあり別名「山の上の水族館」としても知られている。
姫路市立水族館 HIMEJI CITY AQUARIUM | |
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施設情報 | |
正式名称 | 姫路市立水族館 |
専門分野 | カメ、オオサンショウウオ |
事業主体 | 姫路市 |
管理運営 | 姫路市教育委員会 |
館長 | 籭 善之 |
面積 | 8,210平方メートル |
頭数 | 約15,000 |
来園者数 | 年間15万人前後[1] |
開館 | 1966年6月12日 |
所在地 | 〒670-0971 兵庫県姫路市西延末440 |
位置 | 北緯34度49分21.8秒 東経134度40分33.7秒 / 北緯34.822722度 東経134.676028度 |
アクセス | #アクセス参照 |
公式サイト | 姫路市立水族館 |
概要
1966年(昭和41年)6月12日[2]に手柄山の東側中腹に開館して以来、日本初の亀に触れることのできるタッチプール開設や、ウミガメやオオサンショウウオの研究などで知られている。播磨地域の河川や海などに棲息する生き物を中心に展示しており、餌やりの見学や生き物の実際の大きさや重さを再現した模型を設置したり、本物のカメの甲羅が背負えるなど体感が出来るように工夫がされている。
1996年(平成8年)から1999年(平成11年)にかけて部分的に耐震工事を行ったが、施設全体の老朽化が進んでいたために全面的な改修を検討する。2008年(平成20年)10月31日から耐震工事と施設拡張工事のために一時休館し、その後の3日間は市民に無料開放された。2011年(平成23年)7月2日、耐震工事と施設拡張工事が終了し2年8ヶ月振りに再開された。
施設の改修に際しては周辺の施設も活用しての大規模な拡張が行われ、敷地面積は4,168平方メートルから8,210平方メートルと約2倍に拡がった。本館3階と新館1階は連絡通路で繋がっているが施設入館口と券売は新館1階にある。併せて姫路市文化センター駐車場や手柄山第一立体駐車場からエレベーターやスロープを新設し、車椅子利用者や高齢者も利用しやすくなった。入館料が、改修前の「大人200円・小人(5歳 - 中学生)30円」から、改修後は「大人500円・小中学生200円」に変更された。また、ロゴマークがヒメジからカメが孵化しようとしているものに変更された。
沿革
- 1966年(昭和41年)6月12日 - 開館。
- 1980年(昭和55年) - タッチプール開設。
- 1987年(昭和62年) - ミナミイシガメの人工繁殖で日本動物園水族館協会の繁殖賞受賞。
- 1993年(平成5年) - オーストラリアナガクビガメの人工繁殖で日本動物園水族館協会の繁殖賞受賞。
- 2008年(平成20年)10月31日 - 改修拡張工事のため、一時休館(11月3日までは市民に無料開放)。
- 2011年(平成23年)7月2日 - 改修拡張工事が終了し再開。
- 2014年(平成26年)4月26日:半年前から行われていたタッチプールの改修が終わる[4][5]。ウニやヒトデ以外にも小型のサメやエイにも触れられるようになった[6]。
- 改修後の本館
- 改修前の本館
- 改修前の入り口
- 改修前の屋上(旧市民プール)
- 2008年11月3日、館長によって降ろされるシャッター
- 屋上ビオトープ
- 手柄山交流ステーションにある入り口
施設
- 本館(はりまの里海)
- 新館(はりまの里地)
- 亀の成長標本
- 標本展示
- 標本展示
- ペンギン淡水プール
- ウミガメプール
- ウミガメプール
(地下1階より) - 淡水カメ池
- タッチプール入り口
- タッチプール内
- エラブウミヘビ
- ケヅメリクガメ
- 上から下から水槽
飼育生物
アオウミガメ・アカウミガメ・ケヅメリクガメ・ワニガメ・カブトガニ・オオサンショウウオ・フンボルトペンギン・ヌートリア・ゴンズイ・クマノミ・アカシマシラヒゲエビ・トビハゼ・カタクチイワシ・アリゲーターガー・エラブウミヘビ・なまこなど
利用
- 開館時間:午前9時から午後5時(入館受付は午後4時半まで)
- 休館日:火曜と12月29日から1月1日
- 入館料:大人520円・小中学生210円・障害者および姫路市内の65歳以上無料。(他に人数に応じて団体割引あり)
- ひょうごっ子ココロンカード[7]、どんぐりカード[8]、姫路市高齢者福祉優待カード[9]の対象施設になっている。対象者はカードを提示すれば入場無料。
アクセス
その他
参照・脚注
参考文献
- 姫路市立水族館パンフレット