子連れ狼 子を貸し腕貸しつかまつる
『子連れ狼 子を貸し腕貸しつかまつる』(こづれおおかみ こをかしうでかしつかまつる)は、1972年に公開された若山富三郎主演、三隅研次監督、勝プロダクションによる日本映画。小池一夫・小島剛夕の漫画『子連れ狼』を原作とした初の映像化作品であり[1][2]、大ヒットし[3]、すぐに続編の製作が決定した。
子連れ狼 子を貸し腕貸しつかまつる | |
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Lone Wolf and Cub: Sword of Vengeance | |
監督 | 三隅研次 |
脚本 | 小池一雄 |
原作 | 小池一雄 小島剛夕 |
製作 | 勝新太郎 松原久晴 |
出演者 | 若山富三郎 伊藤雄之助 |
音楽 | 桜井英顕 |
撮影 | 牧浦地志 |
編集 | 谷口登司夫 |
製作会社 | 勝プロダクション |
配給 | 東宝 |
公開 | 1972年1月15日 |
上映時間 | 85分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
次作 | 子連れ狼 三途の川の乳母車 |
あらすじ
乳母車を押し、背に「子を貸し腕貸しつかまつる」と書かれた旗指物を背負い、街道を歩く子連れの元公儀介錯人・拝一刀はかつて、公儀介錯人の要職を狙う裏柳生一族に一子・大五郎を除く一族を惨殺されたうえ、公儀を呪詛する謀反人の汚名を着せられ、切腹を命じられた。その上意に逆らい、柳生の長子・備前、次子・蔵人を斬った一刀は、大五郎と共に冥府魔道に堕ちた刺客となって旅に出る。刺客・子連れ狼と呼ばれるようになった一刀親子は、壬生藩家臣・市毛刑部から刺客依頼を受け、藩政を壟断する奸臣・杉戸監物を斬るべく悪党共の巣くう郷森宿へ向かう。