宇賀なつみ

日本の女性アナウンサー、タレント (1986-)

宇賀 なつみ(うが なつみ、1986年6月20日[1][2][4] - )は、日本フリーアナウンサータレント。元テレビ朝日アナウンサー

うが なつみ
宇賀 なつみ
2021年5月撮影
プロフィール
本名非公表
愛称宇賀ちゃん
出身地日本の旗 日本 東京都練馬区
生年月日 (1986-06-20) 1986年6月20日(37歳)[1][2]
血液型AB型 [3]
最終学歴立教大学社会学部産業関係学科
所属事務所フリー
職歴テレビ朝日アナウンサー(2009年4月 - 2019年3月)
フリー(2019年4月 - )
活動期間2009年 -
配偶者一般男性(2017年 - 2023年
公式サイトNATSUMI UGA official website
出演番組・活動
出演中池上彰のニュースそうだったのか!!
土曜はナニする!?
出演経歴報道ステーション
グッド!モーニング
初めて○○やってみた
羽鳥慎一モーニングショー

略歴

生い立ち

東京都練馬区出身。東京都立大泉高等学校立教大学社会学部産業関係学科卒業。

小学校時代はバレーボールバトン、中学時代は吹奏楽部、高校では応援団の活動をしていた。高校時代には、チアリーダーに憧れて応援団に入ったものの、入団後は学生服姿で応援していた。

テレビ朝日アナウンサー

大学卒業後の2009年4月1日に、アナウンサーとしてテレビ朝日に入社[5]。入社当日に『報道ステーション』の2代目気象キャスターとして、番組デビューを果たした。

同期入社のアナウンサーは、板倉朋希加藤真輝子三上大樹。ただし、宇賀と加藤は、入社直後から平日の帯番組へレギュラーで出演していた(加藤の出演番組は『やじうまプラス』)。そのため、通常はテレビ朝日および主要系列局の新人・若手アナウンサーが務める全国高校野球選手権大会中継朝日放送制作)の「燃えろ!ねったまアルプス」リポーターを経験していない。2009年の中継には、テレビ朝日から男性アナウンサーの板倉と三上が派遣されている。

入社当日から2014年3月28日までの5年間は、レギュラー番組を『報道ステーション』に限定。2011年8月15日から、先輩アナウンサー・武内絵美が出産・育児休暇に入ったことを受けて、武内の後任でスポーツキャスターに就任した[6](武内は2013年からニュースリポーターとして復帰)。また、武内が担当していた「朝日新聞」夕刊の連載企画『戦士のほっとタイム』のインタビュアーも、同年9月20日付の紙面から継承[7]2013年3月29日には、同企画の内容をまとめた自身初の著書『宇賀なつみ 戦士のほっとタイム』が、朝日新聞出版から刊行された[8]

2014年3月31日からは、平日早朝の情報番組『グッド!モーニング』のサブキャスターに異動[9]4月14日からは、『ここがポイント!!池上彰解説塾』(『報道ステーション』月曜日の前枠番組)で、出身高校の先輩・池上彰と共演している。その一方で、同月2日から2015年5月3日まで放送されていた深夜番組『初めて○○やってみた』では、MCとして、入社後初めてバラエティ番組にレギュラーで出演[10]6月9日発売の『週刊プレイボーイ』(集英社)には、同番組への出演開始にちなんで、「初めてグラビアやってみた」というテーマで撮影されたグラビアが掲載されている。

2016年4月に花見の最中に転倒して右ひじを骨折し、ギプス姿でテレビ出演したことがある[11]

『ここがポイント!!池上彰解説塾』と後継番組・『池上彰のニュースそうだったのか!!(2015年4月放送開始)において池上のアシスタントを務めている。同年10月改編では、『グッド!モーニング』のサブキャスターから、『羽鳥慎一モーニングショー』のアシスタントに転じている。

2019年3月末で『羽鳥慎一モーニングショー』を降板し、入社から10年の節目をもってテレビ朝日を退社[12][13][14][15]。退社後の活動については「個人でコツコツと活動していく」とし、自身のInstagramを通じて情報発信していくとしている[16][17]

2024年2月にも肋骨を骨折していると公表した[18]

フリーアナウンサー

2019年4月よりフリーアナウンサーに転身し、同月1日付で公式ウェブサイトを開設[19]。『池上彰のニュースそうだったのか!!』の進行を引き続き担当する一方で、同月より放送予定の初の冠レギュラー番組『川柳居酒屋なつみ』(テレビ朝日)でMCを務める[20][21]。またTBSラジオにて『宇賀なつみ BATON』を[22]TOKYO FMにて『日本郵便 SUNDAY'S POST』のパーソナリティを務めるなど、これまで未経験の分野であったラジオディスクジョッキーにも挑戦する[23]

2020年4月4日スタートの関西テレビフジテレビ系列の土曜朝情報バラエティ番組『土曜はナニする!?』では山里亮太南海キャンディーズ)とコンビを組んで司会に起用される[24]。宇賀にとってはフリー転向後初となる他局レギュラー番組ともなる。

私生活

立教大学時代の同級生だった会社員男性と、2017年5月5日婚姻届を提出し結婚。同月9日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』の番組冒頭にて発表した[25][26][27]

2023年10月1日、自身のInstagramを更新し、離婚したことを報告した[28][29]

人物

2020年11月撮影

身長164cm[30]。右利きだが右ひじ骨折時に両利きになろうと訓練した過去がある[31]

趣味は旅行、音楽、ドライブ[30]

酒好きである[30]。「テレ朝イチの酒豪」として知られるほどで[32][33][34]、一晩でワイン3本を空けることもあるという[35]。100歳になっても酒を飲みたいと述べている[36]

資格は普通自動車免許漢字検定2級[30]

女優の観月ありさは、練馬区内の小学校・中学校の先輩に当たる[37]

TBS出身のフリーアナウンサー田中みな実とは、同じ2009年にアナウンサーになった縁で交流がある[38][39]

2020年現在の宇賀は芸能事務所には所属せず、個人事務所にての活動が仕事の基盤である。「宇賀はやりたい仕事だけをやる、というマイペース型。それでいてしっかり成功するのは、相当に計算された処世術があるはず」・前述のお酒の話と絡めて「(宇賀は)酒は呑んでも、酒の勢いは借りない堅実処世。」とも評されている[40]

2021年4月以降は必ず週2日は休み、かつ月2回は週3回休むと決めて、それを死守しているという[41]

出演

テレビ番組

テレビ朝日アナウンサー時代
2014年4月から同年9月までは内包番組「ANN朝ニュース」を担当した。
フリーアナウンサーへ転身以降
  • ここがポイント!!池上彰解説塾 → 池上彰のニュースそうだったのか!! (2014年4月14日 - 、テレビ朝日) - アシスタント→進行 ※テレビ朝日在籍時代から継続して出演
  • 川柳居酒屋なつみ(2019年4月3日 - 2021年9月25日 、テレビ朝日) - 川柳居酒屋の女将[20][21]
  • ニッポンの酒(テレビ朝日系列)
    • 坂上・橋下のニッポンの酒(2019年12月27日)
    • 坂上・古舘・宇賀のニッポンの酒(2020年12月30日)
    • 坂上・良純・宇賀のニッポンの酒(2021年12月28日)
    • 坂上・古田・宇賀のニッポンの酒(2022年年12月29日)
  • 宇賀なつみの呑んで歩いて旅をして(BSフジ
    • 沼津・三島編(2020年3月8日)
    • リモート家呑み編(2020年5月2日)
    • 今回もオンライン呑み編(2020年6月6日)
    • 谷根千編(2020年10月31日)
  • 土曜はナニする!?(2020年4月4日 - 、関西テレビ制作・フジテレビ系) - 司会[24]
  • 宇賀なつみのそこ教えて!(政府広報
    • (2020年4月5日 - 2020年9月27日、BS-TBS
    • (2020年10月2日 - 2022年3月25日、BS朝日)

テレビドラマ

ラジオ

  • 日本郵便 SUNDAY'S POST(2019年4月7日 - 、TOKYO FM) - パーソナリティ[23]
  • P.S.MUSIC(2019年4月7日 - 2020年3月29日・2023年4月2日 - 9月24日・11月5日 - 2024年3月31日)(JFN38局) - パーソナリティ
    • P.S.冷凍めん(2023年10月1日 - 29日〈全5回〉)
  • 宇賀なつみ BATON(2019年4月12日 - 9月27日、TBSラジオ) - パーソナリティ[22]
  • Blue Ocean (2019年8月5日 - 9日・2020年5月4日 - 5月8日、TOKYO FM) - 代理パーソナリティー
  • テンカイズ(2019年10月2日 - 2023年9月24日、TBSラジオ) - パーソナリティ[44][45]
  • ホリデースペシャル RADIO EXPO〜赤坂パビリオン〜(2020年2月11日、TBSラジオ) - 第2部パーソナリティ

映画

Web

  • 松本隆 作詞活動50周年記念オフィシャル・プロジェクト「風街ちゃんねる」(2020年12月12日 - 2021年10月31日[月1回配信、全6回]) - MC[46]
  • キングダムニュース」(2022年4月 - [週1回配信]) - アナウンサー[47]

ナレーター

  • 「世界大自然紀行:スカンジナビア半島」(ナショナルジオグラフィック) - 日本語ナレーション

その他

新聞連載

  • 朝日新聞夕刊スポーツ面『戦士のほっとタイム』インタビュアー(基本として月に1回のペースで掲載)
2014年4月からは2016年3月までは、後輩アナウンサー・青山愛(2017年6月にテレビ朝日を退社)が、『報道ステーション』のスポーツ担当と共に引き継いだ。

著書

  • 『宇賀なつみ 戦士のほっとタイム』(朝日新聞出版2013年3月29日ISBN 978-4022510679[8]
  • じゆうがたび(幻冬舎、2023年2月22日)ISBN 978-4344040410[49][50]

同期入社のアナウンサー

脚注

外部リンク