引田城
引田城(ひけたじょう)は、香川県東かがわ市引田にあった日本の城。国の史跡に指定されている[1]。
引田城 (香川県) | |
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石垣 | |
城郭構造 | 平山城 |
天守構造 | 不明 |
築城主 | 不明 |
築城年 | 室町時代 |
主な改修者 | 四宮右近、仙石秀久、生駒親正 |
主な城主 | 四宮氏、仙石氏、生駒氏 |
廃城年 | 元和元年(1615年) |
遺構 | 石垣 |
指定文化財 | 国の史跡 |
位置 | 北緯34度13分59.74秒 東経134度24分33.07秒 / 北緯34.2332611度 東経134.4091861度 東経134度24分33.07秒 / 北緯34.2332611度 東経134.4091861度 |
地図 |
概要
引田城は城山と言われる山にある平山城で、初期の頃は、尾根伝いにコの字型に展開し、四隅には櫓を備えていた。現在の遺構は、四隅の櫓の内、北と西の2つの櫓を中心に残っている。
引田城は高松城や丸亀城と同じく生駒氏時代の城であるが、その後香川の歴史上から消え去っている。それは同じく高松城の支城であった丸亀城のように、その後再築されなかった事も要因の一つだと言われている。
1615年(元和元年)の一国一城令で廃城になった後、城がいつ取り壊されたかは不明で、長らく忘れられた存在だった。しかし、文化財として調査・保存の機運が高まり、2000年(平成12年)12月20日に「城山国有林(引田城址)」として市指定史跡に指定されていた[2]。