新羽駅

神奈川県横浜市港北区新羽町にある横浜市交通局の駅

新羽駅(にっぱえき)は、神奈川県横浜市港北区新羽町字仲町にある、横浜市営地下鉄ブルーライン(3号線)のである。駅番号B27

新羽駅
駅舎(2023年5月)
にっぱ
Nippa
B26 北新横浜 (1.0 km)
(2.3 km) 仲町台 B28
地図
所在地横浜市港北区新羽町1285番地1[1]
北緯35度31分39秒 東経139度36分43.2秒 / 北緯35.52750度 東経139.612000度 / 35.52750; 139.612000 (新羽駅) 東経139度36分43.2秒 / 北緯35.52750度 東経139.612000度 / 35.52750; 139.612000 (新羽駅)
駅番号B27
所属事業者横浜市交通局横浜市営地下鉄
所属路線ブルーライン(3号線)
キロ程12.1 km(関内起点)
湘南台から31.8 km
駅構造高架駅
ホーム2面3線
乗降人員
-統計年度-
19,885人/日
-2022年-
開業年月日1993年平成5年)3月18日
備考業務委託駅(横浜市交通局協力会)[2]
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新羽車両基地への出入庫線が分岐しており、乗務員交替駅でもある。

概要

神奈川県道140号川崎町田線(港北産業道路)の新羽駅前交差点にあり、鶴見川沿いで地形は平坦であり、低層住宅・事務所・中小工場・倉庫などが混在する地域である。地下鉄の開業に合わせて、駅の西側にバスターミナルが設置された。

3階にプラットフォームがある高架駅で、新羽車両基地への入出庫線があることから2面3線になっており、また前後に分岐器も設けられた大規模な駅である[3]

歴史

駅名の由来

地名から採られた。なお、地名は「新羽町」と「町」の字が付いており、建設中の仮称駅名も「新羽町」であった。

駅構造

島式ホーム2面3線を有する高架駅で、湘南台方面とあざみ野方面は別ホームである。中線は両方向共用となっており、主に新羽車両基地への出入庫列車や日中に毎時2本設定される当駅始終着湘南台方面の普通が使用している。

ブルーラインは第三軌条方式電化されている。通常、このような鉄道の駅部分は第三軌条をホームの反対側に設置し、乗客が万一転落した場合に感電するリスクを下げている。しかし当駅では2・3番線ホームは両側から乗降が可能なため、3番線ホーム直下に第三軌条が設置されており、転落した場合は感電事故の危険性が高い[4]。このため、レールおよび防護カバーが黄色と黒色の警戒色に塗装されていたが、ホームに安全柵は設置されていなかった。そのため、ワンマン運転実施のためのホームドアの設置工事にあたっては、当駅3番線ホームが最初の施工となり、2007年4月21日に使用を開始した。

のりば

番線路線行先[5]備考
1・2 ブルーライン湘南台方面2番線は当駅始発と快速待避をする普通が使用
3・4あざみ野方面3番線は当駅始発と快速待避をする普通が使用
  • 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で記載している。

利用状況

2022年度の1日平均乗降人員19,885人(乗車人員:9,883人、降車人員:10,002人)である。

近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は下記の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員
年度1日平均
乗降人員[6]
1日平均
乗車人員[7]
出典
1992年(平成04年)[備考 1]6,360
1993年(平成05年)4,183
1994年(平成06年)5,045
1995年(平成07年)5,581[* 1]
1996年(平成08年)5,939
1997年(平成09年)6,258
1998年(平成10年)6,303[* 2]
1999年(平成11年)13,1906,540[* 3]
2000年(平成12年)13,9386,902[* 3]
2001年(平成13年)14,7397,212[* 4]
2002年(平成14年)15,0127,514[* 5]
2003年(平成15年)15,7887,937[* 6]
2004年(平成16年)17,0878,515[* 7]
2005年(平成17年)17,5638,800[* 8]
2006年(平成18年)17,4828,748[* 9]
2007年(平成19年)18,1859,068[* 10]
2008年(平成20年)16,6658,289[* 11]
2009年(平成21年)17,4338,672[* 12]
2010年(平成22年)17,7278,823[* 13]
2011年(平成23年)18,0638,985[* 14]
2012年(平成24年)18,9079,410[* 15]
2013年(平成25年)19,4929,703[* 16]
2014年(平成26年)19,5749,736[* 17]
2015年(平成27年)20,21010,039[* 18]
2016年(平成28年)20,76710,314[* 19]
2017年(平成29年)21,16410,507[* 20]
2018年(平成30年)21,66810,758[* 21]
2019年(令和元年)21,43110,636[* 22]
2020年(令和02年)17,2488,582
2021年(令和03年)18,5509,228
2022年(令和04年)19,8859,883
備考

駅周辺

当駅周辺地区は、横浜市における都心(ツインコア)の一つである「新横浜都心」に指定されている[8][9]

駅周辺は古くからの工場地帯であるが、ブルーライン開業後はマンションなどが立地するようになっている。

バス路線

バスターミナルに設置されている横浜市営地下鉄のパブリックアート
水谷忠敬「イブの総て」(1993年)

当駅からは東急東横線都筑区イケア港北方面などの商業施設へのアクセス拠点である。

新羽駅バス停

乗り場系統行先会社
綱72綱島駅東急
新横浜駅
綱74綱島駅
新横81新横浜駅
新横82
228中山駅北口市営
96新横浜駅(※朝、夕のみ)
41川向町
中山駅北口
3鶴見駅西口
新横浜駅
港北車庫

隣の駅

横浜市交通局
ブルーライン(3号線)
快速(あざみ野方面は当駅から各駅に停車)
新横浜駅 (B25) - 新羽駅 (B27) - 仲町台駅 (B28)
普通
北新横浜駅 (B26) - 新羽駅 (B27) - 仲町台駅 (B28)

脚注

出典

神奈川県県勢要覧

関連項目

外部リンク