河田清史

日本の翻訳家、文筆家

河田 清史(かわた きよし、1909年〈明治42年〉11月3日 - 1991年〈平成3年〉)は、日本の翻訳家、文筆家。本名・篠原善太郎[1]創価学会系の東西哲学書院[2] 元代表取締役。

東京生まれ。1935年、東京帝国大学文学部美学専攻卒業。1939,40年に宝塚歌劇の脚本を執筆。アジア文学に関心が深く『ラーマーヤナ』の抄訳を数回行った。

翻訳

  • プラ・サラサス『運命の河』中西武夫共訳 文林堂双魚房 1942
  • ガイル原作『物理教室』訳補 育生社弘道閣 1943
  • 『ラーマ 印度の英雄』編著 エドガー・パリン・ドゥライア絵 実業之日本社 1943
  • 『象とさるとバラモンと インドの昔話』編 駒井哲郎絵 彰考書院 世界昔ばなし文庫 1948
  • 『太陽の東・月の西 ノールウェィ童話』編 福村書店 1949
  • 『シンドバットの冒険 童話アラビヤナイト』福村書店 1950
  • 『ラーマーヤナ 印度古典童話』福村書店 1950
  • ジョセフィン・テイ『美の秘密』早川書房 世界探偵小説全集 1954
  • マドリイネ・ゴス『モォリス・ラヴェル音楽之友社 音楽文庫 1957
  • 『ラーマーヤナ』第三文明社 レグルス文庫 1971

脚注