第一銀行 (台湾)

台湾の台北市にある大手商業銀行
第一商業銀行から転送)

第一銀行(だいいちぎんこう:日本語での正式名称は第一商業銀行〔だいいちしょうぎょうぎんこう〕)は台湾台北市中正区に本社を置く、台湾を代表する大手商業銀行の一つである。台湾商工銀行とも呼称される。

第一銀行
第一銀行本店
本社所在地台湾
台北市中正区重慶南路一段30号
設立1899年
業種銀行業
法人番号6700150001085 ウィキデータを編集
事業内容銀行
外部リンクwww.firstbank.com.tw
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第一銀行
各種表記
繁体字第一銀行
簡体字第一银行
拼音Dìyī Yínháng
英文First Bank
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台湾商工銀行本店

概要

前身は日本統治時代の1899年に台北で設立された「台湾貯蓄銀行」であり、1912年には「台湾商工銀行」(1910年創業)と合併し、その商号を引き継いだ。更に1923年嘉義銀行新高銀行の両行を合併し、支店網の拡大を行った。


1947年台湾工商銀行として発足するが、1949年台湾第一商業銀行とする。また1976年に再び商号を改めて第一商業銀行とした。2003年には第一金融控股が発足し、当行はその金融持株会社の子会社となった。

日本では東京都千代田区大手町に東京支店が設置されており、「第一商業銀行」の名で銀行免許を得ている。

関連項目

  • 荒井泰治(1861年-1927年) - 台湾貯蓄銀行頭取。それ以前は大阪新報社編集長(1885年)、日本銀行総裁秘書、鐘淵紡績支配人(1890年)、富士紡績の支配人(1897)等。以後は、東北実業銀行相談役(1911年)等を歴任後、貴族院議員(1911年-1918年)、大正生命保険(1913-2000)の創立時幹部。

外部リンク