西原バイパス (国道329号)

西原バイパス(にしはらバイパス)は、沖縄県中頭郡中城村と同郡西原町2030年令和12年)度につなぐ予定[1][注釈 1]の、国道329号バイパスである。

一般国道※この表の内容は全て予定
国道329号標識
西原バイパス
国道329号バイパス
地図
西原バイパス及び周辺の道路
路線延長約3.6 km
開通年2030年
起点沖縄県中頭郡中城村津覇
終点沖縄県中頭郡西原町小那覇
接続する
主な道路
記法
国道329号(現道)
国道331号(国道329号と重複)
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

概要

中城村津覇を起点とし、西原町小那覇与那原バイパスにつながる、4車線のバイパスである。延長は約3.6kmを予定しており、設計速度は60km/hである[2]

歴史

ルート案には、次の3つがあった。

  • 全線バイパス案(A案)
  • 部分バイパス+現道拡幅案(B案)
  • 現道拡幅案(C案)

しかし、速達性等の評価により、A案がルート帯となった[3]

建設の目的

現道の国道329号沖縄本島東海岸唯一の幹線道路であるが、狭小幅員を4車線で供用しており、右折レーンのない区間もあるため、混雑することが多い[4]。また、小那覇交差点付近は大雨冠水しやすく、代替道路もないために災害に弱かったが、当バイパスの建設により、現道の混雑解消や、交通事故の危険性の軽減、小那覇工業団地のアクセス時間の短縮が期待される[4][5]

大型MICE施設・マリンタウンとの関係

中城湾港マリンタウン地区に建設される大型MICE施設の最寄りIC南風原北ICとなるため、西原町内や中城村等からの客がで来る際には、将来的には当バイパスを利用することになる[6]

沖縄県大型MICE施設

西原町与那原町に建設され、敷地面積は約14.5haに及ぶ。そのうち72,000m2が施設の延床面積となる[6]2020年3月エンドユーザー調査では「交通利便性改善が求められている」ということが明らかとなり、このような面でも西原バイパス整備が必要であると言える[7]

路線状況

周辺

地理

交差する道路

脚注

注釈

出典

関連項目

外部リンク