辻野泰之
日本の競馬調教師
辻野 泰之(つじの やすゆき、1981年8月29日 - )は中央競馬(JRA)・栗東トレーニングセンター所属の厩務員・調教師(2021年3月開業)[2]、角居勝彦厩舎元調教助手。
辻野泰之 | |
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基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 大阪府[1]枚方市 |
生年月日 | 1981年8月29日(42歳) |
所属団体 | JRA |
初免許年 | 2020年(2021年開業) |
経歴 | |
所属 | 栗東・角居勝彦(2006.10 - 2018.6) 栗東・中竹和也(2018.7 - 2018.12) 栗東・角居勝彦(2019.1 - 開業) 栗東T.C.(開業 - ) |
来歴
大阪府枚方市出身[1][3]。中学生のころゲームの「ダービースタリオン」と漫画「みどりのマキバオー」で競馬に興味を持つ。
高校生時は京都競馬場乗馬センターに通い、卒業後は北海道・浦河町の吉澤ステーブルと千歳市の「社台ファーム」で経験を積む[4]。
2006年10月から栗東・角居勝彦厩舎の厩務員となる[1]。調教を専門に行う「攻め専」を務めた[5]。角居厩舎の2頭のダービー馬ウオッカ・ロジャーバローズや、皐月賞馬サートゥルナーリア等に携わっている[6][7]。
2020年度の調教師免許試験に合格[8]。8回目の挑戦だった[5]。
2021年3月より栗東トレーニングセンターで新規開業[2]。同年2月末に解散となる角居勝彦厩舎から、2017年菊花賞の勝ち馬キセキ・2020年かしわ記念の勝ち馬ワイドファラオ等の有力馬を引き継ぐ[9]。
2021年3月6日、小倉競馬第4Rグローブシアターで初出走(3着)[10]。翌3月7日、中山競馬第12Rロイヤルバローズが1着となり初勝利を挙げた[11]。
2021年8月15日、新潟競馬場で行われたGIII関屋記念を角居厩舎から引き継いだロータスランドで勝ち、重賞初勝利となった[12]。
調教師成績
日付 | 競馬場・開催 | 競走名 | 馬名 | 頭数 | 人気 | 着順 | |
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初出走 | 2021年3月6日 | 2回小倉7日4R | 4歳以上障害OP | グローブシアター | 14頭 | 4 | 3着 |
初勝利 | 2021年3月7日 | 2回中山4日12R | 4歳以上2勝クラス | ロイヤルバローズ | 16頭 | 1 | 1着 |
重賞初出走 | 2021年3月14日 | 2回中京2日11R | 金鯱賞 | キセキ | 10頭 | 3 | 5着 |
重賞初勝利 | 2021年8月15日 | 4回新潟2日11R | 関屋記念 | ロータスランド | 18頭 | 4 | 1着 |