高瀬姫

高瀬姫(たかせひめ、? - 寛永11年8月11日[注釈 1]1634年10月2日))は、戦国時代から江戸時代初期にかけての女性。遠江国引佐郡井伊谷の領主・井伊直親の娘[1][2][3]井伊直政の異母姉[1][3]

たかせひめ

高瀬姫
生誕1555年以前?
諸説あり
死没寛永11年8月11日[注釈 1]1634年10月2日))
別名高瀬、春光院
配偶者川手良則
子供なし(娘が一人いたという説あり)
井伊直親、塩澤氏の娘
親戚井伊吉直(兄弟)、直政(異母弟)、井伊直虎(又従姉妹)
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人物

井伊谷で生まれたか、父・直親が松源寺で匿われている際に現地の人(塩澤氏の娘か[1][3])との間に生まれたという説がある。徳川家康の命令で異母弟・直政の家臣になった川手良則と結婚した。彦根の長純寺に高瀬姫の菩提所がある[4]。春光院。

登場する作品

参考文献

  • 楠戸義昭『女城主・井伊直虎』PHP研究所、2016年。 
  • 武藤全裕『川手主水良則 : 南朝に仕えた奥三河の名門山田氏の末裔直政の姉高瀬を正室として義兄弟となる』龍潭寺、2013年。 
  • 小和田哲男『争乱の地域史: 西遠江を中心に, 第4巻』清文堂、2001年。 

脚注

注釈

出典

関連項目