K

ラテン文字の11番目の文字

Kは、ラテン文字11番目の文字。小文字は k。ギリシア文字のΚ(カッパ)に由来し、キリル文字のКに相当する。フランス語イタリア語などでは、主に外来語で使われる。

Kk Kk
ラテン文字
AaBbCcDd  
EeFfGgHh  
IiJjKkLlMmNn
OoPpQqRrSsTt
UuVvWwXxYyZz
  • 太字で表した字は母音である。

字形

筆記体
ジュッターリーン体

1本の縦棒の途中から右上と右下に斜線が出た形である。大文字では、2本の斜線の合計の高さは縦棒と同じであるが、小文字では、半分になる。またフラクトゥールでは のようである。

呼称

音素

この文字が表す音素は、/k/ ないしその類似音である。フランス語やイタリア語でこの音を表すには、c や qu を用いる。音声記号として小文字は無声軟口蓋閉鎖音を表す。英語では ke, ki, ky の綴り以外では通常 c を使い、子音の前に来ることはほとんどない。また、ku はほとんど外来語にしか使わない。

使用されない言語も多いが、非ラテン文字を使用する言語をラテン文字に転記する際には /k/ またはその類似音を表すためにkが用いられることが多い。

Kの意味

符号位置

大文字UnicodeJIS X 0213文字参照小文字UnicodeJIS X 0213文字参照備考
KU+004B1-3-43K
K
kU+006B1-3-75k
k
U+FF2B1-3-43K
K
U+FF4B1-3-75k
k
全角
U+24C0Ⓚ
Ⓚ
U+24DA1-12-36ⓚ
ⓚ
丸囲み
🄚U+1F11A🄚
🄚
U+24A6⒦
⒦
括弧付き
𝐊U+1D40A𝐊
𝐊
𝐤U+1D424𝐤
𝐤
太字

他の表現法

出典

関連項目