KY-01L

カードケータイ KY-01L(カード ケータイ ケイワイ ゼロイチ エル)は、京セラが開発した、NTTドコモ第3.9世代移動通信システムXi)と第3世代移動通信システム(FOMA)のデュアルモード端末で、ドコモ ケータイspモードケータイ)の一つである。

NTTドコモ カードケータイ KY-01L
キャリアNTTドコモ
製造京セラ
発売日2018年11月22日
概要
CPUSnapdragon 210 MSM8909W 1.094GHz
音声通信方式3.9G:VoLTE(LTE)
3G:FOMA(W-CDMA)
データ通信方式3.9G:Xi
3G:FOMA(HSDPA
無線LAN
(IEEE802.11b/g/n)
形状ストレート
サイズ91 × 55 × 5.3 mm
質量47 g
連続通話時間約110分(LTE VoLTE)
約160分(3G)
連続待受時間約100時間(LTE)
約100時間(3G)
充電時間約110分
バッテリー380mAh
内部メモリRAM:1GB
ROM:8GB
外部メモリ
赤外線通信機能なし
Bluetooth4.2[1]
放送受信機能なし
メインディスプレイ
方式電子ペーパー
解像度480×600ドット
サイズ2.8インチ
表示色数1色
サブディスプレイ
なし
メインカメラ
なし
サブカメラ
なし
カラーバリエーション
Ink Black
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

概要

本端末は20年ぶりとなるNTTドコモ向けの京セラ製端末となり、ストレート型となる。

特徴・機能

スマートフォンを除くストレート形状の4G対応携帯電話端末においては世界最薄・最軽量(2018年9月5日時点)となる厚さ約5.3mm、重量約47gのカードサイズとしており、ディスプレイには待機時の消費電力量がゼロで、反射型の電子ペーパーディスプレイを採用する。

携帯電話としての必要最低限な機能に絞っていることもあり、外部メモリ・テレビ機能・カメラは搭載されないものの、無線LANやBluetoothは搭載されており、VoLTEに対応。IPX2等級相当の防水機能も備える。

また、OSはAndroidではなく独自のOSが採用されている。

搭載アプリ

本端末ではドコモのアプリは搭載されず、メーカー独自のアプリが搭載される。

歴史

  • 2018年
    • 10月17日 - 2018-2019年冬春モデルの1機種として開発を発表[2]
    • 11月19日 - 発売日を発表[3]
    • 11月22日 - 発売。

アップデート

最新のアップデートを適用すると、過去に実施された不具合改善や機能追加に関するアップデートがすべて適用される。

2018年11月22日のアップデート[4]
  • WEB上の電話番号をクリックして発信しようとするとダイヤル画面に遷移しない場合がある不具合が改善される
  • まれに通話開始時に着信側の着信音が聞こえる場合がある不具合が改善される
  • ビルト番号が1.000DC.0001.aから1.010DC.0008.aに変更される
2019年3月16日のアップデート[4]
  • メール作成に関する不具合(まれに誤った宛先が表示される場合がある)が改善される
  • DOCOPY(データコピーツール)に対応する
  • ビルト番号が1.010DC.0008.aから1.020DC.0003.aまたは1.020DC.0004.aに変更される(アップデートを行った時期により異なる)
2020年1月6日のアップデート[4]
  • 画面ロックに関する不具合(解除を行ってもロック解除ができない場合がある)が改善される
  • 連絡先検索の不具合(ふりがな検索が不可の場合がある)が改善される
  • ビルト番号が1.020DC.0003.aまたは1.020DC.0004.a(アップデートを行った時期により異なる)から1.030DC.0002.aに変更される

注釈

外部リンク