Mリーグ2020-21

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Mリーグ2020-21(エムリーグ2020-21)は、競技麻雀のチーム対抗戦のナショナルプロリーグ「Mリーグ」の2020年シーズン。2020年10月5日に開幕し、2021年3月12日に閉幕した。EX風林火山が初優勝し、KONAMI麻雀格闘倶楽部佐々木寿人がレギュラーシーズンMVPを獲得した。配信当時は「Mリーグ2020」という名称であった。

Mリーグ2020-21
レギュラーシーズン
開幕2020年10月5日
終了2021年3月12日
チーム数8チーム
選手数30名
試合数各チーム90半荘(全180半荘)
通算半荘#381-#560
MVP佐々木寿人
セミファイナル
開幕2021年4月12日
終了2021年4月30日
チーム数6チーム
試合数各チーム16半荘(全24半荘)
通算半荘#561-#584
ファイナル
開幕2021年5月10日
終了2021年5月18日
チーム数4チーム
試合数12半荘
通算半荘#585-#596
成績上位
優勝EX風林火山
2位KADOKAWAサクラナイツ
3位渋谷ABEMAS
4位赤坂ドリブンズ
« 2019-20
2021-22 »

ルールの変更点

チーム編成上のルール

  • 2020シーズンから起算して2シーズン連続同じメンバーで4位以内に入れなかったチームは、その翌シーズンにおいて最低1名の入れ替え、または選手追加によるチーム編成の変更を義務化。
  • 自由契約になった選手は、所属していたチームとの翌シーズンの再契約は不可とする。

競技上のルール

  • 前シーズンまで場決めは第1戦が始まる前にその日に行われる全戦について、伏せた4種の風牌の内の一つを、前日時点の成績上位チームから順に選択することにより行っていた。しかし、このシーズンからはスケジュール決定時に予めどのチームがどの家で半荘を開始するかが決定されることになった。

ドラフト

2020年7月27日、ドラフト会議が開催された。指名はMリーグ2019の下位から順に行うことができるが、前年所属の全選手が再契約となったため、所属選手が3名(定員4名)のチーム(EX風林火山・TEAM雷電・KADOKAWAサクラナイツ)にのみ指名権が与えられた。その結果、日本プロ麻雀協会(以下、協会)所属の堀慎吾[1]がサクラナイツに指名された。これにより、リーグ全体としては、日本プロ麻雀連盟(以下、連盟)16名・最高位戦日本プロ麻雀協会(以下、最高位戦)9名・協会3名・RMU1名・麻将連合-μ-(以下、麻将連合)1名という構成となった。

指名権指名チーム選手名所属団体
1番目EX風林火山指名なし
――赤坂ドリブンズ――
2番目TEAM RAIDEN/雷電指名なし
――KONAMI麻雀格闘倶楽部――
3番目KADOKAWAサクラナイツ堀慎吾日本プロ麻雀協会
――渋谷ABEMAS――
――セガサミーフェニックス――
――U-NEXT Pirates――

[1]

所属選手

()内は、各選手の当時の所属団体。

Mリーグ2020
チーム選手
 赤坂ドリブンズ 園田賢(最高位戦)村上淳(最高位戦)鈴木たろう(協会)→(最高位戦)丸山奏子(最高位戦)[2][3]
 EX風林火山 二階堂亜樹(連盟)滝沢和典(連盟)勝又健志(連盟)
 KADOKAWAサクラナイツ 内川幸太郎(連盟)岡田紗佳(連盟)沢崎誠(連盟)堀慎吾(協会)
 KONAMI麻雀格闘倶楽部 佐々木寿人(連盟)高宮まり(連盟)前原雄大(連盟)藤崎智(連盟)
 渋谷ABEMAS 多井隆晴(RMU)白鳥翔(連盟)松本吉弘(協会)日向藍子(最高位戦)
 セガサミーフェニックス 魚谷侑未(連盟)近藤誠一(最高位戦)茅森早香(最高位戦)和久津晶(連盟)
 TEAM RAIDEN/雷電 萩原聖人(連盟)[4][5]瀬戸熊直樹(連盟)黒沢咲(連盟)
 U-NEXT Pirates 小林剛(麻将連合)朝倉康心(最高位戦)石橋伸洋(最高位戦)瑞原明奈(最高位戦)

[1]

  • 赤坂ドリブンズの鈴木たろうはシーズン途中の11月14日に日本プロ麻雀協会を退会し、最高位戦日本プロ麻雀協会へ移籍[6]

シーズン概要

レギュラーシーズン

10月5日に開幕したレギュラーシーズン序盤は、開幕2連勝を決めたドリブンズが勢いそのままに首位を快走し、同じく好調の風林火山がそれを追う展開となった。しかしドリブンズは11月頃に停滞すると、12月頭に大きな4着を3連続で引いたことにより一気に貯金を溶かしてしまう。代わって、開幕から好調の松本吉弘と日向藍子に率いられるABEMASと、佐々木寿人が個人ランキング首位を爆走する格闘倶楽部が上位に躍り出た。ドリブンズが落ちてきた一方、開幕から14戦連続トップ無し(前シーズンからの通算では、レギュラーシーズンのみでは21戦連続トップなし、セミファイナルも含めると15連続トップなし)の萩原聖人が記録的なマイナスを叩いていた雷電が、12月中盤に下位を脱出。同じく下位のサクラナイツも内川幸太郎がシーズンベストとなる7万6700点の大トップを記録し、年末時点でのボーダー争いはパイレーツも含めた4チームによる混戦模様となった。また、昨季躍進の原動力であった魚谷侑未と近藤誠一が不振に喘いだフェニックスは、この時点でただ1チーム最下位に置いて行かれる形となった。

親の役満・四暗刻を和了った堀慎吾による9万2900点の大トップで幕を開けた2021年は、1月後半にパイレーツが14戦、風林火山が13戦連続でトップ無しのスランプに陥る。これにより風林火山は400ポイント近い貯金をすべて溶かしてボーダー争いに巻き込まれ、パイレーツは復調したフェニックスと入れ替わる形で最下位に転落することとなった。

2月にはパイレーツが着実に負債を返済してボーダー争いに復帰する中、600ポイントを超えて独走するABEMASを除く全チームがそれぞれ1試合で入れ替わる順位に位置しており、1強7弱という史上稀に見るであろう大混戦となった。このままもつれると思われたボーダー争いだったが、年明けから絶好調の内川がMVPに迫る勢いの活躍を見せたサクラナイツがラスト10戦全てで連対を記録し、一足先にボーダー争いを脱出。サクラナイツは最終的に500ポイント近くまでポイントを伸ばした。

最終盤はマイナス圏にいる6チーム全てにレギュラーシーズン脱落の可能性が残されていたが、その中でも特に-200〜-300ポイントに位置する6 - 8位の雷電・フェニックス・パイレーツによる争いが激しいものとなった。3月5日には2回戦で近藤が一発高目ツモ裏条件を満たしてトップを獲得したフェニックスがパイレーツとの直接対決を制すると、翌日には雷電が4着-3着で最下位に転落し、フェニックスが6位に浮上する。しかし次の試合の2回戦で黒沢咲がチーム12戦ぶりのトップを決めて再び雷電がボーダー付近まで浮上すると、翌日の試合でフェニックスは近藤と茅森早香が痛恨の連続ラスを引いて最下位転落となった。

6位雷電と7位パイレーツが51ポイント差となって迎えた最終日前のドリブンズ・風林火山・格闘倶楽部・雷電による対決では、ドリブンズと風林火山は連続4着を引かなければ、格闘倶楽部は雷電の下に沈まなければほぼセミファイナル当確という条件の中、1戦目の南3局に佐々木がラスからトップになる倍満ツモを決め、そのままトップを守り切る。その一方、瀬戸熊直樹がラスとなり、他3チームは勝ち抜けが濃厚になった。雷電はボーダーと12.1ポイント差になったものの、2戦目で黒沢がオーラスに逆転トップとなるフリテンの満貫をツモり上げ、パイレーツに70.6ポイントの条件を突きつけた。

迎えた最終日、パイレーツはトップ2着、フェニックスは連続トップが必要となる状況で迎えた1戦目は、魚谷が▲6100点の大きなラスを引いたフェニックスが事実上終戦となった一方、パイレーツは石橋伸洋が3万4900点の2着を記録して可能性をつないだ。2戦目、パイレーツは3万5700点、フェニックスは14万7700点のトップを取れば勝ち抜けであったが、共にトップを取ることはできず、両チームのレギュラーシーズン敗退が決定した。

終始好調だったABEMASは、全員がプラスを記録するという充実したシーズンとなった。2位サクラナイツは昨シーズンチームを牽引した沢崎が不振に喘いだものの、新加入の堀がシーズンを通して安定した成績を残した他、エース・内川の終盤の好調にも助けられ、気づけば首位に迫る位置につけていた。

6位の雷電は、萩原がこれまでの記録を大きく更新するシーズン最低ポイントを記録してしまったものの、黒沢と瀬戸熊がそれに触発される形で好成績を維持し続けたことで辛うじて滑り込む形になった。一方で、結果的に2年連続で前シーズンの王者と準優勝チームがレギュラーシーズンで姿を消すこととなった。特にパイレーツは小林以外の3人が常にマイナスポイントであり、チームポイントに至っては開幕以来一度もプラス域に到達せず、不振の一年となった。

セミファイナルシリーズ

4月12日から始まったセミファイナルの序盤は、レギュラーシーズンの持越しポイントから大きく変化することがないまま、2強4弱の構図で進んでいった。

動きがあったのは4月20日セミファイナル6日目。この日の1戦目にドリブンズ・園田が6万点超えの大トップを獲得すると、2戦目には同じくドリブンズのたろうが役満・四暗刻を和了ってまたも6万点超えの大トップを記録。この1日でドリブンズが200ポイント近くまで浮上し、3強3弱の構図へと変わった。

さらに翌7日目には、セミファイナルではここまで不振が続いてきたレギュラーシーズンMVP・寿人がМリーグレコードとなる9万8200点の特大トップを記録。チームは0ポイント付近まで浮上し、この時点で共に-100ポイント付近にいた風林火山と雷電が置いていかれる形となった。

しかし4月27日セミファイナル10日目。この日連闘となった風林火山・滝沢が連続トップを決め、この日連続逆連対だった格闘倶楽部をかわして風林火山が4位に躍り出る。また、この日2試合目で4着を引いた雷電は最終日に連トップ条件を突き付けられることになった

迎えた4月29日セミファイナル11日目。この日で全日程終了となる格闘倶楽部と雷電が共にボーダー越えを目指す中、1試合目では東3局に倍満をツモった格闘倶楽部・前原が5万点超えのトップに到達するも、南3局にABEMAS・日向の親満に振り込んで痛恨のトップ陥落。前原はその後再逆転できず、2着で終了となった。また、この試合で黒沢咲が4着に終わった雷電はこの時点でボーダーと200ポイント以上の差がつき、事実上の終戦となった。2試合目では雷電・瀬戸熊が20万点超えの奇跡の大トップを、格闘倶楽部・寿人が連対での4位逆転を目指す形となったが、東1局にいきなり役満・四暗刻を自模ったABEMAS・松本が独走して9万点超えの特大トップを獲得。瀬戸熊はМリーグワーストとなる▲3万5600点を記録し、寿人も持ち点わずか500点の3着に沈んだ。これにより4位・風林火山と5位・格闘倶楽部との差が68.3ポイントに開いた。

4月30日セミファイナル最終日。上位3チームの勝ち抜けが濃厚となり、風林火山も4着・3着以下でなければ勝ち抜けという比較的楽な条件が残っていた。ところが1試合目、滝沢が900点の大きなラスに沈んでしまい、2試合目は一転して2着以上の条件を突きつけられる。その2試合目に登板した勝又は、一時ラス落ちするなど苦しい状況が続いていたものの、南3局に1000-2000ツモでオーラスに2000点条件を残すと、最後はトップに立っていたABEMAS・多井のアシストにも助けられて2000点を和了し、わずか200点差の2着に浮上。首の皮一枚つながる形で、風林火山がファイナル進出を決めた。

格闘倶楽部と雷電は、2年連続でセミファイナル敗退となった。雷電は黒沢が全選手中トップタイとなる3勝を挙げたものの、持ち越しの少なさとトップの小ささに苦しみ、最後は無理をする展開を強いられた中で急落した。格闘倶楽部はレギュラーシーズン大活躍だった寿人が不振だった一方、個人2位の成績を収めた高宮の活躍に支えられたものの、終盤で風林火山にまくられてあと一歩及ばなかった。

首位通過を果たしたABEMASは開幕から9戦トップ無しとレギュラーシーズンとは打って変わって不調に喘ぎ、一時はサクラナイツに首位逆転を許したものの、10戦目での多井のトップを皮切りに一転して7連続連対を記録。最終的なセミファイナルポイントも200ポイント超えと、他を圧倒した。

ファイナルシリーズ

5月10日に迎えたファイナル初日は、4位の風林火山が勝又・滝沢と連続トップを獲得した一方、首位・ABEMASが連続逆連対に沈む波乱の滑り出しとなる。しかし翌2日目はABEMAS連続トップ、風林火山連続ラスという全く逆の結果になり、ファイナル日程の3分の1が終了した時点でセミファイナル終了時点とポイント状況はほぼ同じ状態であった。

5月13日ファイナル3日目、ABEMAS・白鳥に親番で大三元の和了機会が訪れるもアガリ逃しとなってしまい、これが響いてラスに終わる。続く松本も南3局にドリブンズ・村上とのめくりあいで跳満に放銃したことでラスに転落した上、総合2位のサクラナイツ・堀にトップラスを決められ、この時点でABEMASとサクラナイツがわずか7.8ポイント差で並ぶ熾烈なトップ争いの模様となった。翌4日目は全チームのポイントがほとんど動かない結果となったものの、両チームのポイントは0.6ポイント差まで縮まり、いよいよこの2チームによる優勝争い待ったなしかと思われた。

5月17日ファイナル5日目。唯一マイナス圏に沈むドリブンズは4連続トップが必須、上の2チーム双方に200ポイント近い差をつけられた風林火山も3トップは必須なうえ、ABEMASとサクラナイツを連続で揃って逆連対に沈めなければならないという非常に厳しい条件が突き付けられていた。しかし、この日連闘した勝又が連続トップを獲得した上、1試合目サクラナイツ3着・ABEMAS4着、2試合目ABEMAS3着・サクラナイツ4着という、これ以上ない並びを作ることに成功する。さらにこの結果、風林火山が僅差で首位に浮上し、最終日を前にドリブンズを除く3チームが20ポイント差以内にひしめき合う三つ巴状態になった。

迎えた5月18日ファイナル最終日、風林火山は好調のままに続投となった勝又が開局から跳満、親倍を連続でツモって大きなリードを作ると、そのまま逃げ切ってトップを獲得する。この時点でABEMASには風林火山とのトップラス条件、サクラナイツにはトップ3着条件を満たす必要が出た。

2戦目、1戦目から続投のABEMAS・多井とサクラナイツ・内川が共に条件達成を目指すものの、普通に打ち進めることを選んだドリブンズ・村上がトップを走る展開となる。南2局、多井が親番での巻き返しを図ったものの、内川が村上に満貫を放銃。これにより多井は親落ち、内川は親が残ってるものの900点のラスに沈んでいる非常に厳しい状況となり、両者はこの瞬間天を仰ぎ、うなだれた。その後1局で内川の親が落ち、逆転優勝の目がほとんど消えたことで、焦点はこの時点で1.7ポイント差となっていたサクラナイツとABEMASの2位争いに移った。ABEMASが2000点で2位浮上となる中、内川が2巡でテンパイを入れるものの、村上がダマテンで追いつく。内川がこれに放銃するとあわや3位転落というところであったが、その前に村上が自模り、順位変わらずでサクラナイツが2位、ABEMASが3位となった。

あわやセミファイナル敗退というところから勝ち上がった風林火山は、勝又の個人4連勝・5トップ・+274.2ポイントという鬼神のごとき活躍に導かれ、チームも12戦7トップという文句のつけようのない出来で見事な大逆転優勝を果たした。4位以下ならメンバー総交代という背水の陣を自ら敷いて臨んだ中、レギュラーの好調期を亜樹が牽引、セミファイナルでは滝沢、ファイナルでは勝又がポイントリーダーとなり、メンバー全員が要所で活躍して掴み取った優勝となった。

昨年のファイナルで0トップ7ラスとなり、首位から大きく陥落するという堪え難い屈辱を味わったサクラナイツは、今季2トップを獲得して2位となり一定の雪辱を果たしたものの、わずかに優勝には届かなかった。沢崎が最後まで不調から抜け出せず、レギュラーからファイナル序盤まで安定してポイントを稼ぎ続けた堀が最後に連続ラスに沈んでしまったことなどが痛手として響いた。

レギュラーから常に他を圧倒する勢いで好調を維持し続け、3度目のファイナルにして悲願の初優勝が濃厚かと思われたABEMASであったが、まさかの大失速で3年連続の3位となった。松本・白鳥がそろって連続で逆連対に沈み、首位が脅かされたところでエース・多井を5連投するという思い切った策に出たものの、その多井が5戦全てで逆連対に沈むというまさかの結果となってしまった。日向が個人ランキング3位で2シーズン連続全ラウンドプラスという偉業を達成したものの、他メンバーが個人ランキングで最下位の園田に続いて下から3人並んでしまうという、悲惨なファイナルとなった。表彰式では、多井が涙ながらに敗戦の弁を述べるシーンも見られた。

ドリブンズはラスこそ2回と少なく、大きくポイントを減らすことはなかったものの、とにかくトップが遠かった。11戦トップ無しで1チームだけ置いていかれる形となったものの、最終戦で村上がようやくトップを獲得し、ファイナル0トップを回避して有終の美を飾った。一方、親番が落ち、完全に目無しである村上がトップを取りに行った打ち回しは、南3局に首位チームゆえにまくりに来ないこと前提でラス親・2着の勝又に差し込んだことなどもあり、賛否両論を巻き起こした。

成績

レギュラーシーズン / セミファイナルシリーズ / ファイナルシリーズ

レギュラーシーズン(成績)

レギュラーシーズン最終成績

順位チームPt選手成績
1位渋谷ABEMAS654.7松本吉弘272.5多井隆晴234.4白鳥翔109.7日向藍子38.1
2位KADOKAWAサクラナイツ497.3内川幸太郎468.7堀慎吾275.6岡田紗佳33.6沢崎誠▲280.6
3位赤坂ドリブンズ▲3.2村上淳122.9鈴木たろう6.5園田賢▲28.7丸山奏子▲103.9
4位EX風林火山▲108.8滝沢和典2.0二階堂亜樹▲37.5勝又健志▲73.3
5位KONAMI麻雀格闘倶楽部▲168.5佐々木寿人494.1藤崎智▲164.8高宮まり▲246.0前原雄大▲251.8
6位TEAM RAIDEN/雷電▲210.5黒沢咲193.3瀬戸熊直樹57.0萩原聖人▲460.8
7位U-NEXT Pirates▲264.3小林剛337.5瑞原明奈▲117.9石橋伸洋▲189.9朝倉康心▲294.0
8位セガサミーフェニックス▲396.7茅森早香110.2近藤誠一▲46.7魚谷侑未▲179.3和久津晶▲280.9

レギュラーシーズン個人成績

[7]

選手名チーム半荘数総局数個人タイトル平着1位2位3位4位トップ率連対率平均打点副露率リーチ率アガリ率放銃率放銃平均打点
個人スコア最高スコア4着回避率
佐々木寿人麻雀格闘俱楽部30399494.194,0000.83332.1136650.430.637788.880.180.310.240.17380
内川幸太郎サクラナイツ26304468.776,7000.80772.13124550.460.615696.470.250.190.270.115241.17
小林剛Pirates31362337.559,3000.96772.196141010.190.645855.670.310.20.260.094805.88
堀慎吾サクラナイツ28313275.692,9000.82142.2199550.320.647334.840.260.190.210.085457.14
松本吉弘ABEMAS27345272.561,0000.85192.25710640.250.627960.810.230.20.210.125600
多井隆晴ABEMAS25286234.467,8000.76002.27710260.280.686807.460.210.190.230.085000
黒沢咲雷電31382193.381,3000.80652.35106960.320.516843.830.070.210.190.14980.48
村上淳ドリブンズ26319122.959,6000.84622.38841040.30.466248.380.160.210.190.15129.41
茅森早香フェニックス23287110.254,2000.73912.3984560.340.527013.720.170.190.170.14613.79
白鳥翔ABEMAS21244109.764,7000.76192.3874550.330.527297.820.220.230.180.145230.55
瀬戸熊直樹雷電323875760,9000.78132.4397970.280.571600.120.230.180.16956.09
日向藍子ABEMAS1719038.140,7000.82352.3546430.230.585508.330.240.20.180.14380
岡田紗佳サクラナイツ1517833.654,0000.73332.4644340.260.536284.370.170.260.170.115445
鈴木たろうドリブンズ263026.562,9000.76922.5175860.260.4670100.230.220.190.135635
滝沢和典風林火山31331251,6000.77422.51861070.250.456759.450.140.170.220.16400
園田賢ドリブンズ28331▲28.753,0000.64292.53792100.250.576692.420.280.190.190.115594.59
二階堂亜樹風林火山28347▲37.550,3000.78572.5367960.210.4668000.150.220.180.095663.63
近藤誠一フェニックス22275▲46.753,6000.68182.5473570.310.458066.660.170.260.160.136047.22
勝又健志風林火山31396▲73.376,0000.67742.64696100.190.486354.210.230.180.20.095600
丸山奏子ドリブンズ10124▲103.944,4000.60002.822240.20.46771.420.20.170.160.126480
瑞原明奈Pirates19235▲117.946,7000.68422.6844560.210.427013.950.150.270.180.15552
藤崎智麻雀格闘俱楽部19223▲164.858,9000.73682.6336550.150.475702.70.170.170.160.145187.5
魚谷侑未フェニックス26326▲179.341,6000.84622.57471140.150.426085.960.190.240.170.086064.28
石橋伸洋Pirates21274▲189.947,2000.71432.7136660.140.425170.370.30.230.190.086983.33
高宮まり麻雀格闘俱楽部20241▲246.047,6000.70002.834760.150.355807.890.190.220.150.134915.62
前原雄大麻雀格闘俱楽部21250▲251.856,1000.61902.7645480.190.4253740.230.20.20.17440.74
沢崎誠サクラナイツ21281▲280.666,4000.66672.8534770.140.337197.50.170.180.140.124717.14
和久津晶フェニックス19217▲280.958,8000.57892.8942580.210.317609.670.170.150.140.116912
朝倉康心Pirates19236▲294.045,5000.68422.8425660.10.365438.090.210.220.170.15840
萩原聖人雷電27311▲460.848,6000.55562.92384120.110.468750.130.20.160.126135.89

レギュラーシーズン日程・対戦成績

セミファイナルシリーズ(成績)

セミファイナルシリーズ最終成績

順位チーム合計持越選手成績
1位渋谷ABEMAS536.9327.4松本吉弘153.3多井隆晴88.9日向藍子27.3白鳥翔▲60.0
2位KADOKAWAサクラナイツ294.5248.7岡田紗佳56.7内川幸太郎38.9堀慎吾37.7沢崎誠▲87.5
3位赤坂ドリブンズ26.6▲1.6鈴木たろう58.4園田賢52.3丸山奏子▲0.9村上淳▲81.6
4位EX風林火山▲82.9▲54.4滝沢和典60.9二階堂亜樹43.2勝又健志▲132.6
5位KONAMI麻雀格闘倶楽部▲98.3▲84.2高宮まり118.0前原雄大▲8.3藤崎智▲43.0佐々木寿人▲80.8
6位TEAM RAIDEN/雷電▲346.1▲105.2黒沢咲▲31.0瀬戸熊直樹▲94.2萩原聖人▲115.7
7位U-NEXT Piratesレギュラーシーズン敗退
8位セガサミーフェニックス
  • レギュラーシーズン終了時のポイントの半分をセミファイナルシリーズへ持ち越し

セミファイナルシリーズ個人成績

[212]

選手名チーム半荘数総局数個人スコア最高スコア4着回避率平着1位2位3位4位トップ率連対率平均打点副露率リーチ率アガリ率放銃率放銃平均打点
松本吉弘ABEMAS558153.39370011.822100.40.87116.660.120.220.310.066225
高宮まり麻雀格闘俱楽部450118780000.75221010.50.758692.850.240.280.280.111600
多井隆晴ABEMAS44888.94220011.7521100.50.7565600.160.20.20.123583.33
滝沢和典風林火山89660.9452000.752.3731220.370.569100.10.230.20.144107.14
鈴木たろうドリブンズ56058.46090012.212200.20.6109000.260.160.160.084840
岡田紗佳サクラナイツ44856.76610012.2511200.250.58366.660.140.160.180.084750
園田賢ドリブンズ56152.36180012.212200.20.65614.280.370.160.220.046800
二階堂亜樹風林火山44443.23980012.2511200.250.57366.660.20.270.20.093950
内川幸太郎サクラナイツ55538.9520000.82.412110.20.68292.30.290.160.230.144937.5
堀慎吾サクラナイツ45137.7770000.52.520020.50.562000.250.210.190.033150
日向藍子ABEMAS43827.3502000.752.2512010.250.754863.630.260.10.280.16625
丸山奏子ドリブンズ223▲0.9520000.52.510010.50.513333.330.170.210.130.265933.33
前原雄大麻雀格闘俱楽部332▲8.32860012.33021000.667657.140.180.310.210.128900
黒沢咲RAIDEN779▲31385000.572.5730130.420.427036.360.050.170.130.16787.5
藤崎智麻雀格闘俱楽部220▲43.0259000.53010100.580000.150.20.050.15150
白鳥翔ABEMAS335▲60.0339000.663011100.333816.660.250.170.170.055450
佐々木寿人麻雀格闘俱楽部788▲80.8982000.71310420.140.148064.70.20.290.190.136816.66
村上淳ドリブンズ447▲81.6386000.5310120.250.2547500.080.170.080.066533.33
沢崎誠サクラナイツ331▲87.5255000.333.33010200.3333250.190.320.120.164080
瀬戸熊直樹RAIDEN662▲94.2386000.662.6612120.160.59387.50.040.250.120.1110442.85
萩原聖人RAIDEN343▲115.7176000.663011100.336266.660.040.160.060.062900
勝又健志風林火山443▲132.6262000.53.25011200.2527000.230.270.160.167928.57

セミファイナルシリーズ日程・対戦成績

ファイナルシリーズ(成績)

ファイナルシリーズ最終成績

順位チーム合計持越選手成績賞金
1位EX風林火山[243]242.3▲41.4勝又健志274.2滝沢和典59.5二階堂亜樹▲50.05000万円
2位KADOKAWAサクラナイツ[244]103.4147.3岡田紗佳14.0内川幸太郎1.0堀慎吾▲25.1沢崎誠▲33.82000万円
3位渋谷ABEMAS[245]101.7268.5日向藍子70.9白鳥翔▲58.2多井隆晴▲78.8松本吉弘▲100.71000万円
4位赤坂ドリブンズ[246]▲59.713.3村上淳95.7丸山奏子▲13.8鈴木たろう▲38.3園田賢▲116.6――
5位KONAMI麻雀格闘倶楽部[247]セミファイナルシリーズ敗退
6位TEAM RAIDEN/雷電[248]
7位U-NEXT Pirates[249]レギュラーシーズン敗退
8位セガサミーフェニックス[250]
  • セミファイナルシリーズ終了時のポイントの半分をファイナルシリーズへ持ち越し

ファイナルシリーズ個人成績

[251]

選手名チーム半荘数総局数個人スコア最高スコア4着回避率平着1位2位3位4位トップ率連対率平均打点副露率リーチ率アガリ率放銃率放銃平均打点
勝又健志風林火山773274.2476000.851.5751010.710.8577000.20.160.280.086450
村上淳ドリブンズ44295.75310011.7513000.2516818.180.230.140.260.045950
日向藍子ABEMAS22370.94010011.511000.5180000.30.130.260.088900
滝沢和典風林火山44259.5440000.752.2520110.50.549900.230.160.230.095700
岡田紗佳サクラナイツ22014326001202000164400.150.350.250.154466.66
内川幸太郎サクラナイツ4451303000.752.2512010.250.7549250.280.170.170.067200
丸山奏子ドリブンズ111▲13.82620013001000120000.090.090.090.091000
堀慎吾サクラナイツ440▲25.1389000.52.7511020.250.58616.660.320.150.150.173985.71
沢崎誠サクラナイツ223▲33.823600130020005933.330.210.340.130.047700
鈴木たろうドリブンズ331▲38.32240012.66012000.3361400.120.250.160.094500
二階堂亜樹風林火山113▲50.0100000400010077000.070.150.070.153600
白鳥翔ABEMAS222▲58.2271000.53.500110055800.270.360.220.186250
多井隆晴ABEMAS663▲78.8408000.832.8310410.160.165790.90.20.230.170.154300
松本吉弘ABEMAS220▲100.7156000400020049250.250.10.20.1510333.33
園田賢ドリブンズ444▲116.6288000.53.25011200.2585800.20.150.110.154828.57

ファイナルシリーズ日程・対戦成績

役満

各家の表記は、その局における家を示す。各家の表記は、その局における家を示す。

通算回/全日付・曜日・回東家南家西家北家ref
レギュラーシーズン
#42949/18011月16日第1戦東2局四暗刻松本吉弘佐々木寿人二階堂亜樹近藤誠一[264][265]
自摸牌
#47797/1801月2日第1戦東4局1本場四暗刻堀慎吾佐々木寿人日向藍子茅森早香[266][267]
自摸牌
セミファイナルシリーズ
#57212/244月20日第2戦東3局四暗刻二階堂亜樹黒沢咲鈴木たろう松本吉弘[268]
自摸牌
#58222/244月29日第2戦東1局1本場四暗刻瀬戸熊直樹佐々木寿人松本吉弘内川幸太郎[269]
自摸牌

 和了者   放銃者 

Mリーグ2020 前哨戦監督スタッフスペシャルマッチ

Mリーグの2020年シーズン開幕前にその前哨戦として各チームの監督・スタッフがトーナメントで対戦した[270]

出場者
チーム代表選手
KADOKAWAサクラナイツ森井巧監督
セガサミーフェニックス高畑大輔監督
渋谷ABEMAS藤田晋監督
KONAMI麻雀格闘倶楽部石田進矢マネージャー
EX風林火山藤沢晴信マネージャー(後に監督)
U-NEXT Pirates木下尚監督
赤坂ドリブンズ越山剛監督
TEAM RAIDEN/雷電高柳寛哉監督

できごと

2020年
2021年
  • 1月2日 - KADOKAWAサクラナイツ堀慎吾が四暗刻を嶺上開花で自摸和了った[266]
  • 1月8日 - 新型コロナウイルス感染拡大を受けた緊急事態宣言発令を受けて、シーズン継続の可否を検討した結果、シーズンを継続することが決定した[274]
  • 1月13日 - 赤坂ドリブンズ丸山奏子新型コロナウイルスに感染していることが判明した。保健所から濃厚接触者に該当する選手、Mリーグ関係者はいないことの確認を得たことから、シーズンを継続する決定をした。なお、陽性確認・濃厚接触者指定で試合出場不可になった選手が発生し、出場可能な選手が2名以下のチームが発生した場合は、シーズンを中断する規則となっている[275]
  • 1月26日 - 第1試合終了後、放送映像システムのトラブルにより第2試合の開始が大幅に遅れるアクシデントが発生した[276]
  • 1月28日 - 喉の手術で休養していた公式実況の日吉辰哉がこの日より復帰した[277]
  • 2月5日 - 第1試合で東2局での渋谷ABEMAS・松本吉弘と南1局でのEX風林火山滝沢和典、両者の手牌の面子構成が全く同じ聴牌 )となり、両者とも自摸牌が で即リーチとなる珍事が発生した[278]
  • 2月18日 - KONAMI麻雀格闘倶楽部の佐々木寿人が親で13翻(立直、門前清自摸和、嶺上開花、ダブ東、ドラ7、赤1)の三倍満を和了った。13翻はMリーグ新記録であり、また親の三倍満はMリーグ史上初である。なお、Mリーグルールでは数え役満を採用しておらず13翻以上の和了でも三倍満止まりである[279]。なお、この半荘における佐々木の最終持ち点は94,000点となり、今シーズンの最高スコアのタイトルを獲得した。
  • 3月4日 - セガサミーフェニックスの近藤誠一が第2試合南4局1本場で、トップと20,100点差の持ち点14,500点から逆転トップを決める倍満(立直、一発、門前清自摸和、平和、断么九、一盃口、赤1、裏ドラ1)を自摸和了った。レギュラーシーズン終盤のセミファイナル進出争いの中で、リーチ後に3翻アップ(一発、高目一盃口、裏ドラ)という難しい逆転条件を満たした自摸和了となった[280]
  • 3月12日 - レギュラーシーズンの全日程が終了し、前シーズン優勝のU-NEXT Piratesと同2位のセガサミーフェニックスがここで敗退となった。
  • 4月12日 - Mリーグ2020-21セミファイナルシリーズが開幕した。
  • 4月20日 - 赤坂ドリブンズの鈴木たろうが四暗刻を自摸和了った。
  • 4月29日 - 渋谷ABEMASの松本吉弘が今シーズン自身2度目の四暗刻を自摸和了った。
  • 4月30日 - Mリーグ2020-21セミファイナルシリーズの全日程が終了し、5位のKONAMI麻雀格闘倶楽部と6位のTEAM RAIDEN/雷電がここで敗退となった。
  • 5月10日 - Mリーグ2020-21ファイナルシリーズが開幕した。
  • 5月18日 - Mリーグ2020-21ファイナルシリーズの全日程が終了し、セミファイナル4位通過のEX風林火山が優勝した。4位でファイナル進出且つ、ファイナル開幕時点で唯一ポイントマイナスチームの優勝は3シーズン連続[注 2]となった。
  • 6月25日
    • 今季2位のKADOKAWAサクラナイツが来季に向けて選手編成を変更しないことを発表した。
    • 今季5位のKONAMI麻雀格闘倶楽部が佐々木寿人、高宮まりとの来季契約更新、前原雄大、藤崎智との契約満了を発表した。
  • 6月26日 - 今季8位のセガサミーフェニックスが和久津晶との契約満了を発表した。
  • 6月28日
    • 今季3位の渋谷ABEMASが来季に向けて選手編成を変更しないことを発表した。
    • 今季4位の赤坂ドリブンズが来季に向けて選手編成を変更しないことを発表した。
  • 7月1日
    • 今季優勝のEX風林火山が二階堂亜樹、勝又健志との来季契約更新、滝沢和典が自由契約により退団することを発表した。
    • 今季8位のセガサミーフェニックスが魚谷侑未、近藤誠一、茅森早香との来季契約更新を発表した。
  • 7月3日 - 今季6位のTEAM RAIDEN/雷電が来季に向けて選手編成を変更しないことを発表した。
  • 7月4日 - 今季7位のU-NEXT Piratesが来季に向けて選手編成を変更しないことを発表した。

脚注

注釈

出典

外部リンク