NGTS-12

NGTS-12とは、地球から452パーセク離れた場所に存在する恒星である[1]。NGTS-12のスペクトル分類はG4である[4]。1つの太陽系外惑星、NGTS-12bが周囲を公転していることが次世代トランジットサーベイ(NGTS)によって発見された[3]

NGTS-12
星座ケンタウルス座
見かけの等級 (mv)12.4[1]
分類恒星
位置
元期:J2000[2]
赤経 (RA, α) 11h 45m 00.0094541912s[2]
赤緯 (Dec, δ)−35° 38′ 26.137312102″[2]
視線速度 (Rv)-12.33±0.92 km/s[2]
固有運動 (μ)赤経: -18.414 ミリ秒/[2]
赤緯: 7.138 ミリ秒/年[2]
年周視差 (π)2.2118 ± 0.0377ミリ秒[2]
(誤差1.7%)
距離1470 ± 30 光年[注 1]
(452 ± 8 パーセク[注 1]
軌道要素と性質
惑星の数1
物理的性質
半径1.589±0.04 R[1]
質量1.021+0.056
−0.049
M[1]
平均密度0.359±0.039 g/cm³[3]
スペクトル分類G4[4]
表面温度5690±130 K[1]
金属量[Fe/H]0.03±0.11[1]
年齢94±15 億年[1]
他のカタログでの名称
UCAC4 272-059216[2]
2MASS J11450000-3538261[2]
NGTS J114500.0-353826[2]
TIC 157230659[2]
Gaia DR2 3464620139089832960[2]
Template (ノート 解説) ■Project
大きさの比較
太陽NGTS-12
太陽Exoplanet

惑星系

2020年9月22日、NGTS-12の周囲を公転している太陽系外惑星、NGTS-12bが存在することを公表する論文がarXivに投稿された[3]。NGTS-12bはトランジット法で発見された。公転周期は約7.53日で、主星から約0.0757天文単位離れた位置を公転している[1]。NGTS-12bはトランジット法を使用したTESS、そしてドップラー分光法を使用した高精度視線速度系外惑星探査装置(HARPS)とFEROSによるフォローアップ観測が行われた。NGTS-12bはNGTSが中心となった観測で最も長い公転周期を持つ惑星である[3]

NGTS-12の惑星[1]
名称
(恒星に近い順)
質量軌道長半径
天文単位
公転周期
()
軌道離心率軌道傾斜角半径
b0.208±0.022 MJ0.0757±0.00147.532806±4.8e-0588.9±0.8°1.048±0.032 RJ

脚注

注釈

出典

関連項目