NGTS-2

NGTS-2とは、360.3パーセク離れた位置に存在する恒星である[1]スペクトル分類はF5Vである。1つの太陽系外惑星、NGTS-2bが周囲を公転していることが次世代トランジットサーベイ(NGTS)によって発見された[3]

NGTS-2
星座ケンタウルス座
見かけの等級 (mv)10.96[1]
分類恒星
位置
元期:J2000[2]
赤経 (RA, α) 14h 20m 29.4890739767s[2]
赤緯 (Dec, δ)−31° 12′ 07.437960834″[2]
視線速度 (Rv)-26.04±0.16 km/s[2]
固有運動 (μ)赤経: -23.011 ミリ秒/[2]
赤緯: -1.699 ミリ秒/年[2]
年周視差 (π)2.7792 ± 0.0626ミリ秒[2]
(誤差2.3%)
距離1170 ± 30 光年[注 1]
(360 ± 8 パーセク[注 1]
軌道要素と性質
惑星の数1
物理的性質
半径1.702+0.047
−0.044
R[1]
質量1.64+0.19
−0.22
M[1]
スペクトル分類F5V[1]
表面温度6478+94
−89
K[1]
金属量[Fe/H]-0.06±0.09[1]
年齢2170000000±370000000 年[1]
他のカタログでの名称
WASP-179[1]
CD-30 11338[2]
GSC 07282-01298[2]
2MASS J14202949-3112074[2]
RAVE J142029.5-311208[2]
TIC 125739286[2]
TYC 7282-1298-1[2]
Gaia DR1 6220602379784456320[2]
Gaia DR2 6220602384081327104[2]
Template (ノート 解説) ■Project
大きさの比較
太陽NGTS-2
太陽Exoplanet

惑星系

NGTS-2の周囲を公転している太陽系外惑星NGTS-2bの発見を公表する論文が2018年5月26日arXivに投稿された。NGTS-2bは膨張したホット・ジュピターであり、密度は0.226 g/cm³とこの惑星が発見された時点において一番密度の低い太陽系外惑星となっている。透過光分光法を利用して組成を調査することが可能である可能性がある。NGTS-2bはフォローアップ観測なしで確認された[3]。NGTS-2bの表面温度は1638ケルビンである[1]

NGTS-2の惑星[1]
名称
(恒星に近い順)
質量軌道長半径
天文単位
公転周期
()
軌道離心率軌道傾斜角半径
b0.67±0.089 MJ0.0584±0.00114.5111204±1.8e-060+0.14
−0
87.66±0.73°1.536±0.062 RJ

脚注

注釈

出典

関連項目