SoftEther VPN
L2-VPN ソフトウェア
SoftEther VPN(ソフトイーサ・ブイピーエヌ)は、筑波大学の研究プロジェクトとして開発されているL2-VPNソフトウェアである。ソフトイーサの主力製品であるPacketiX VPN 4.0をベースに一部機能を制限し[4]、2013年7月にフリーウェアとして公開された[5]。UT-VPNの後継プロジェクトとして[5]、ソースコードが公開されている[6]。
開発元 | SoftEtherプロジェクト、筑波大学 |
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初版 | 2013年3月8日 |
最新版 | 4.41 Build 9787 RTM[1] / 2023年3月14日 |
最新評価版 | 4.41 Build 9782 Beta[2] / 2021年11月17日 |
リポジトリ | |
プログラミング 言語 | C/C++ |
対応OS | Windows、Linux、Mac OS X、Solaris、FreeBSD 但し、VPN ClientはWindows及びLinuxのみ対応 |
プラットフォーム | x86、x64(AMD64、Intel 64)、MIPS、SH4、ARM、PowerPC |
サポート状況 | 開発中 |
種別 | VPN |
ライセンス | Apache License 2.0[3] |
公式サイト | SoftEther VPN Project(英語) SoftEther VPNプロジェクト(日本語) |
概要
詳細は「PacketiX VPN#概要」を参照
基本機能などは上記を参照のこと。
関連ソフトウェア
- SoftEther 1.0 / SoftEther CA
詳細は「SoftEther 1.0」を参照
- SoftEther 1.0は、ソフトイーサ社の代表取締役を務める登大遊が個人で開発し、2003年に公開されたソフトウェア。ソフトイーサ社の名称の由来にもなり、PacketiX VPNを開発するきっかけとなった。商用版にSoftEther CAがある。
- PacketiX VPN
詳細は「PacketiX VPN」を参照
- PacketiX VPNは、L2-VPNを実現するソフトウェアのブランドで、登大遊を中心としたソフトイーサ社が開発・販売を行っている。初版はSoftEther 1.0の後継ソフトウェアとして、SoftEther VPN 2.0の名称で開発が進められたが、後にPacketiX VPN 2.0の名前でリリースされた。
- UT-VPN
詳細は「UT-VPN」を参照
- University of Tsukuba Virtual Private Network(UT-VPN)は、ソフトイーサ社と筑波大学を中心としたオープンソースプロジェクトの中で開発された、L2-VPNソフトウェアで、実質的にPacketiX VPN 3.0をベースとした機能制限版に当たる。
- PacketiX VPN 4.0のリリースと共に、本項で述べるSoftEther VPNが発表され、UT-VPNプロジェクトはSoftEther VPNプロジェクトに移行した[5]。
互換性
SoftEther 1.0及びSoftEther CAで利用されたプロトコルは、それ以降のSoftEther関連ソフトウェアと互換性がない[7][8][9]。
PacketiX VPN 2.0以降のソフトウェアが採用するPacketiX VPN プロトコル又はSoftEther VPNプロトコルは相互に互換性があり、本ソフトウェアとも接続が可能である[7][8][9][10]。
脚注
各種項目
- 関係項目
- 関連項目